詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
"君から、
言葉を奪ったら
如何なるかな?"
意味ありげな
微笑
遠くで霞む
雪景色が
ちらちら
夢を凪いで
いま、
溺れてゆくよな気がした
例えば
君の望むままに
遂行
したとして
それでも
また
次の気持ちが
溢れだしてくる
多分、それだけ
そうゆう生き物さ
"想いが邪魔して
空が
見えない。"
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大好きな人
片思いも
愉しかったけど。
いま、
守るべき人に
変わった瞬間
想うばかりでは
駄目なことに
気づいた
得てして
愛とは
そうゆうもんだねえ
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求めても、
裏切られてく
君の手が、
擦り抜けていく
世界は、
夜を
待ち侘びて
けれど。
日々は繰り返す
そうさ
朝さえ
拒めない
嗚呼
そんな
抑揚
そんな
好尚
溺れてくだけならば
ねえ
簡単だろうけど?
酸素が
足りないんだ
底には
未来が眠る
起こさないで
無理矢理
傷つくことに
慣れたくは、ない
夜だけで
いいよ、もう
多分
きっと
今だけは
闇に鎔けだす
鉛のよな
誘惑
惜しみない
愛で
称賛してくれ
誤解するなよ?
永遠が
僕らの全てを
いま、
望んでいるんだ
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チョコレート、って
甘すぎて甘すぎて
甘ったるくて...
紅茶に溶かして
蕩ける、瞬間
たまらなく
切ないわ
けれど
それでも
愛しいのはね。
そう
消費物だからよ
あたし
大人だから
苦くってもいいけど
どうせ、
味わうなら
浮かれてたいなあ
ああ
早く現れて
いま
恋に落ちる
準備は
もう
とっくに
できているのに...!
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妄想癖なら、
尖らせて
現実主義。
なら、
のぼせてみるよ
綿飴だって
いつかは
きみのこころ
貫けるのよ
綿飴だってネ
いつかは...。
きみのこころ
貫いてみせるから
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吐き気がする
人間に酔う
かなしくって
やりきれなくって
ねえ
それでも
死ねないから。
吐き気がした
ロボトミーなんて
やるもんじゃあ
なかったね
わたしは
ただ
安息を得たい
それだけだ
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正しい
落下方法を
教えてください
何の為に
傷ついていたか
なんて
もう
記憶の果てだけれど
ただ
幸せになりたいと
望んでいた
それだけだった
筈なのに。
「違い」は
やがて
人の手によって
差へと
変わってゆくのです
だから
せめて
最期くらいは
正しく
真っ直ぐな
自分で
在りたい
いま
辞書に
足しておいてください
嘘吐きの
余白に
わたしの名前を
足しておいてください
悪名でも
いい
誰かに
見て欲しい
欲しいのは
無じゃなく
その胸の気持ち
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留めておこう
今日が在ったこと
確かに
わたしは
今日を生きたこと
留めておこう
昨日も在ったこと
確かに
わたしは
昨日を生きたこと
刻んでゆこう
明日という日を
確かに
わたしを
そこで示してく
刻んでゆこう
明後日の退屈な朝も
確かに、そう
わたしは
未来を泳いでく
それは拙くて
幼稚でお遊戯で
馬鹿げていて
冷たくて
温かくて
泣きたくて
笑いたくて
くだらなくて
つまらなくて
必要なくて
哀れで惨めで
残酷で汚れていて
けれど
留めておこう
刻んでゆこう
確かに
わたしは
生きていて
また
同じ顔して
あの日常に
溶け混んでゆくのだと
嘆く前に
まず
褒めてみよう
ちいさな
反省会を開いて
積極的に
挙手しよう
留めておこう
刻んでゆこう
どんな日も
休まず
働きつづける
君のその
逞しい心臓を
讃えよう
"君は、確かに生きているよ"