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快感じゃがーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[315] アイデンティティ
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女の子らしく
なんて

生きられない










スカート
履きたくない


ヒールも
嫌い


メイク?
めんどくさい


髪型も
どうでもいい










女らしくって
ナンだ










料理
したことない


洗濯機
どう使うの


四角い部屋を
丸く掃く


だって
私は私













カップラーメンさえ
あれば



それでいい























むさ苦しい
思春期の欲望は



いつだって






教室に


渦巻いていたからね




















私は
男に憧れていた


私は
男に憧れていた


私は
男に憧れていた





















私は
今も

男に憧れている

















男に抱かれながらも






いつか
男に成る日を


夢見る






















だって


男の視点で見る世界は
素晴らしい






そんな風に
思うんだ






















だから
その精子を



ほんの少しだけ








気休めでいいから


分けてくれませんか




2007/12/02 (Sun)

[316] 自傷
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本音を言った後で

いつも
ちょっと後悔する





ああ


自分を
曝け出してしまったって。





なんだか
吐き気がする















同じ人を


ずっと
好きではいられない





熱はどんどん
増すけれど


冷めるのも早くって






こんな自分は
時々


すごく面倒















可愛らしく
振る舞うけどね






やっぱり

吐き気がする





矛盾を感じてる









そして


それを
纏って歩けるほど

大人じゃないし





強くもないということよ

















別世界に
置き去りにされた様
















ねえ

この気持ちは
あなたに

届きますか















もう少し
歩いてみようと

思うのは



すべてが
悪いこと

ばかりじゃないと



知っているから










きっと
何処かに


わたしを
愛してくれる人が

いると



信じていたいから





















でもね

駄目なの





やっぱり
吐き気がする















この空の下で
わたしは

上手く咲けず






人と同じ種の
幸福を




受け入れては

ゆけないよ















だから
どうでもいいやって


自傷するんだね

























ねえ

この気持ちは
あなたに

届きますか

2008/02/09 (Sat)

[317] 悲観的楽観
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あと十歩





あと三歩














もう一歩

















あの角まで





坂道下るまで















愉しい
日曜日が


終わるまで

















この道の上で
君に出会えたら





君に出会えたら















君に出会えたら。




















ねえ


気づいたら
ここまで来てたよ

























時間はゆっくりと






けれど
確かに







僕の中を
流れていたんだ































まっ、楽にゆこうや




2007/12/02 (Sun)

[319] アリとキリギリス
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美しいと
称賛するには

まだ



こころが足りない










この世で
最も尊くて


確かなことは










人は人を愛して

生きてゆけると
いうことだ






2012/04/23 (Mon)

[321] 同居生活
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独りも
みんなも




大事にしとこう










きっと
損はないから。




2008/02/09 (Sat)

[323] 勇気の重さ
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こめかみに
銃を突きつける

勇気も





マンションの屋上から
世界を覗く勇気も















もう必要ない




















ただ、愛が欲しい




2007/12/02 (Sun)

[324] 名も無き
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意味もなく

机に
自分の名前を彫ってた

あの頃




















別に

存在を誇示したかった
訳じゃないよ




















でも
授業中の暇潰し。

なんていう





矛盾した贅沢でも
なくて

























ただ
何よりも大切だった









何よりも大切な
時間だった
























きっと多分
必要だった気が

するんだよ















あの頃の私には
























いま、


背中の傷を
知らず知らずの内に


隠しながら










心の痛みを









醜い顔を















闇に投げたいと
願いながら




















アルバムを
燃やせずに



泣いている


























私は
何処へ行ったかな

























咲いては
枯れてゆく



ちいさな花にも









美しい
名前があること


















君は
まだ





憶えている?


2008/02/09 (Sat)

[325] 肥えるこころ
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日増しに
知恵をつけてゆく僕らは、

贅沢な遊びを
覚えていくから



たまに



公園で
砂場遊びをやってみる










幸せは、
お金じゃないことに

気がつく


2007/12/04 (Tue)

[326] 大人不信
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君は可哀想だね。


とか










彼女は幸せだね。










とか










人を比べたがる
大人たちに










幸福の
正しい測り方を


聞いてみたけれど










答えてくれた人は
誰も居なかった















ボクが、
大人不信になった理由です


2007/12/04 (Tue)

[327] 秋桜
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わたしは
そこに

いるだけ












穀潰しと
呼ばれて




罵られるだけ




















ねえ





ちっとも
その

才能を生かせずに










やっぱり
そのつぼみを


開けずに















雨と陽を
待って






交互に

それを浴びて










黙々と






光合成のみに



鋭気を
費やしている













そんな日々で



























いつかは
わかるだろうか


きみにも

















散りゆく朝には



秋桜を
投げるから




















そして




それは
遺書



なんて



大それたものじゃなく









忘れないで欲しいと
願うだけ

















わたしが
根付いた





ありふれた
世界















けれど




たった一つの
居場所だったこと
















悲しみを纏う
夕暮れの



なかにも








愛があることを



きみは








識っているよね





もう


2007/12/06 (Thu)
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