詩人:トケルネコ | [投票][編集] |
あはっ
あーはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっあーはっはっはっ
あーはっはっはっあーはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはあはあはあはあはっ
『グルグル目玉や』
『グルグル目玉が来たでー!!』
あーははっははっははっははっははっははっははっはーーー
『いかん!翔ちゃんが魅入られとる』
あははははははばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
『耳塞ぐんやない!目ェ塞ぐんや!アレ見ちゃいかん!』
『ダメや京子さん!翔ちゃんはもう手遅れや!行っちゃいかん!!』
あはぁあはははぁぁーーーぁぁぁーーーぁぁぁーーーぁぁぁ〜〜〜
『翔ちゃんこっち来なさい!翔ちゃん…』
『京子さん!翔ちゃんの目ェ見たらイカン!!あんたまで』
ぶぁあふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・・・・・・・・・・ふ
『京子さん!!』
『健吉さん…逃げて…あたしなんだか…………』
『京子さァん!!!』
あるあがらなまたあひぁぁぁぁぅぅい??
『なんだか……目が』
『目が踊ってる』
あはっ
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萎びた俺の星 杖をついて 枕にゲロ
分刻み不機嫌 嘘 糞まみれ 望通りの畜生道
バス停 傷ついたら乗車拒否 おい何処にいく?
トラック 追い越す ドラッグ もう行く宛てもないのに
空は散々 いつまでも散々
「パーティが始まる」
えぇ、知っています
「用意はできたか?」
えぇ、それなりに
空は散々 凝れた雲に散々
蓋をしたって 解けないはずもない結末
そして散々 ひどく瞑い美しい水底には 眩しい光だけが待っていた
愛してる 散々 あの雪のように 赤が映えたらいいのに……
散々散々 みんな散々!! ここにあるのは萎びた茎だけ
ぶちこむ花もなけりゃ 幼いアレを摘むしかないのか
「パーティを始めよ」
イエッサー!
「望みを果たせ」
イエッサー!
「望みを壊せ」
サーイエッサァー!!!
詩人:トケルネコ | [投票][編集] |
今も沈黙の部屋で 賑やかな街路で 誰もいない深夜のゲーセンで独り
黒くうつむけた瞳の奥でブツブツ言っている
腐敗したネズミより醜く 捨てられた子犬ように無様に震えて
頭の奥に木霊する言葉たちはタチが悪く それはいつもナイフの様に尖っている
不躾な質問はしない方がいい 彼は歪だ
恐いモノなど何もないと 思いたがっている
ニトロはだらけた四肢に満ち
暴発の瞬間を 密かに待っている
アバラに刺さったハートは酸化し…
空っぽの蝋細工 その目 その口 その耳が腐りきるまで
甘い歌だけ送り続けるだろう
今も過ぎ去った夜に 輝くイルミネーションの影に 朝焼けの窓辺に独り
白く裏返った舌の先でブツブツ叫んでいる
倒壊したビルの埃に塗れ 赤熱する大地に炙られながら
頭の奥に木霊する言葉たちには太刀打ちできず それはいつも彼を支配したがっている
優しげな態度はとらない方がいい 彼は悪意だ
痛みなど感じたくもないと 考えている
ニトロはぼやけた視野に満ち
暴発の瞬間を ニヤニヤ待っている
もはや ニトロはふやけた脳から溢れ
挑発の瞬間を 蒸発の解放を 今、待っている
脅しかける言葉など吐いても無駄だ
彼は 虚無そのものだ
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ひとりぼっちの夜がきて
長い永い夜の最果て
虚ろな目をして星をみるキミ 孤独な顔して煙草をふかすワタシ
ゼロになったら七つ星の宇宙へ
午前0時の虹が架かる
背後の影みつめれば
むしろオレたちこそが影と知る
儚く呼び合った無数の声達は きっと
きっと今もどこかの地平を彷徨い続けているのだろう……
ひとりぼっちに慣れきって 明けない空を夢想してる
虚ろな瞳はもうみない カコもミライも映らない
流れる雲がそっと優しく促せば
孤独な笑顔で最後のドアを閉じよう
ボクは宇宙へ ヒカリのない宇宙へ
涙もない なにもない虚空へ
詩人:トケルネコ | [投票][編集] |
お母さん
ネギは嫌いと
言ったのに
さらに一句
鍋の中
見つめる瞳に
解宿る
も一つ一句
夢で遇う
籠から放つ
夜に舞う
鴉の群れは
何処還らん
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アングリモンキー 口あけて
萎びたバナナ 頬張ってる
アンガーモンキー 地に伏せて
真っ赤なお尻で 威嚇する
ウッキウキッキウツの気だして
潤んだ瞳で 独りぼっちの毛づくろい
アングラモンキー PC前で
屁をして糞して 何もしない
アグリースズキ って名前はどうよ
前々から気になって気になって…
もとい
アグリーモンキー 鏡を拭いて
横見て下見て テメェは見ない
ウッキウキッキウドンのように
叩いて伸びよと 他人の尾を踏む猿芝居
ウッキウキッキウキヨのウソが
三度の飯より 百度の自慰より 一度の初恋よりも
この胸を満たす 猿真似のゼツボー
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昨日の空に 飛び立つものは
谺響かせ 虚空のしじまへ
世界の涯へと 今、物語が旋回りだす
深緑の水面に映る影は 太陽の襞のモノクロームな光子たち
右から貫く蒼空と 左に逆巻く雷雲に
閃く時代の振り子の中で
限りない 翼の意志広げる
飽くなき問いへ 答えも求めず
ゼロの形に その身を削り
気裂の空に はばたくものは
朝陽まといて 焔の中へ
渦巻くオロチ 今、その口腔が閉じようと
群青の穹に映る影は 太陽の襞のモノクロームな光子たち
上から覆う鋼の十字架 下からの懐かしい風受けて
煌めく時代の瞬きの中で
飾らない 翼の夢広げる
飽くなき問いへ 答えも知らず
ゼロの形に その身を削り
そこからは見えますか?
暮れゆく瞳に映る星影 夜の襞のモノクロームな光子たち
コワレかけた翼バンクし 風防の奥の揺れる手
微睡む時代に弾丸を放ち
包みゆく 深き闇切り裂いて
飽くなき問いへ 答えは無くとも
ゼロの形に その身を燃やせと
明日の空に 飛び立つものは
谺響かせ 虚空のしじまへ
ゼロの想いを その身に刻み
一番星の その先へ
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あばやーどらい
あばやーどらい目
かわくどかわくど
母さん、母さん、それは母さんですか???
あばやーどらい
あばやーけむぃ鼻
さびすなさびすな
煙草屋のピエロ動きだして客殺シタ 客 殺 シ タ
あばやーなす けす とら
ひひりー うちまん
あにや?いもやん…
あばやーどらい
あばやーもらす舌
みつごがみつごが
父からヴァリを母からゾーゴンを除く
ネフネフ
飾らない大地の歌よ
ネフネフ
非情なる天空の轍よ
抜き差しならぬ心を癒す
暁の鯨たちよ
ネフネフタモローン
谺から谺へ
ネフネフジグハーハ
潮から潮へ
また還らん
すみやかに砕かれ
ひそやかに繋がり
ただ産まれんことを…
長い時をかけて
白い錨を上げて
あばやーどらい
あばやーあばやーあばやーネフネフ
※ネフネフ・・・モフモフの同意語
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恐を持て余す
長めの風呂
フヤケタヒトサシユビフルエル
60億の人間が憂える世界観
バイアスはシリアスなのに
ただシンプルな絡繰りに溺れる
見よう見真似
器用不器用
才能無能の独り言
跫がヒビ割れる
スタートする鳩達 ゴールするカラスの群れ
地獄の角笛は上ずった語尾上げ口調
ヘソなしJoker嗤う
別離する退屈 端から崩れる眠り
冷めゆく湯槽の堕胎
見よう見真似
最小最大
幸不幸の独り言
RED Joker踊る
抱える人形
RED Joker踊る
引き裂く人形
RED Joker囁く
『死ねばよくね?』
見よう見真似
疑心改心
昼夜逆転の独り芝居
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寝入る前に聴く
深い吐息が咲く
肺にわずかな花弁
ワタと木屑に包まる
ライオンは草原を梳く流星
葡萄酒と蜂蜜が午後の雨に滴る
どこからか 痛みにかしずく騎士の祈り
その盾は幾星層の純白の貝殻に覆われて
あぁシアワセね、波紋の中心に羽化する蝶
とけてカタチもなく ただひっそりと冷たい柄
炎と石板 紅いローブから覗く老婆の唇
また逢おう・・・・そう穹が啼き
まだお前は・・・・光の牙が貫く
網にかかるものなら
あの蹄の音を掴まんと
乾いた眼差し 開く
泥土の1815:ワーテルロー
耳に残る遠雷