詩人:orangest | [投票][編集] |
今年も幾つか季節が
巡っていった
あの日見た夢には
どのくらい近づいたのかな
正直まだ
大人になることの理由
なんて見つけられないまま
歩き続けているよ
だけどいつだって
忘れない
あの子やあなたと
精一杯紡いだ日々を
僕達が歩んできた季節は
いいことばかりじゃ
なかったけれど
確かに何よりも輝いていた
いつか立ち止まって
振り替えれば今は
くだらなく思えることも
きっと笑顔の切っ掛けに
なるのだろう
たくさんの出会いとか
別れもあった
その度に癒えぬ痛みを
経験したりした
それでも何一つも後悔
してないのは
かけがえの無いもの
つくりあげてきたから
だからいつだって感じる
あの子やあなたから
受け取った優しい愛を
僕達が進んできた旅路は
歪で凸凹道だったけれど
擬いなどない物語が
そこにあるはず
どんなときだって
教えてくれた
こんな日々が幸せなんだと
そしてその意味を今
伝えていきます
これから僕達の目の前に
大きな壁が
立ちはだかろうとも
あの子やあなたと共に
歩いていこう
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泣きたいときには
泣いてもいいよ
大声であがいたっていいし
言葉にならなくていいよ
嬉しくて笑えること
ばかりが全てじゃない
だからその涙は
無駄なんかじゃないから
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お気に入りの服で
出かけたら
突然の雨にため息つく
ばかりで
そんな時は仕事も
手付かずで結局何もかも
うまくいかなくて
ふとした瞬間に思い出す
変わらないいつもの
あの人の横顔
だけどその隣には誰かが
優しい顔で微笑んで
いたりする
そう誰もが遣り切れない
思いを抱えて一生懸命
もがいてるんだ
泣きたいなら大声上げて
泣いてもいいから
その涙は無駄じゃない
きっと大丈夫!
未来を掴む自分を信じて
見上げる空には
必ず光が射してる
今は報われないことも
あるけどいつか
実を結ぶ日が来るから
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出会った頃には
こんな未来がやってくる事
知りもしなかったね
いつか語り明かした
夢は今ではどんな形で
輝いているかな
何度も挫けそうで
立ち止まったりしたけど
いつでもあなたがいたから
伝え合って感じ合って
私たちは一歩ずつ進んでる
笑い合って信じ合って
まだ少し怖い明日も
二人なら目指していける
人前で泣くことって
ずっと恥ずかしいことだと
そう思い込んでた
“守らなきゃいけない”
背負う分だけ大きくなれる
だけど違ってた
居場所を見つけられず
彷徨っていたこの手を
あなたはやさしく掴んだ
探し合って求め合って
私たちは少しずつ強くなる
助け合って支え合って
幕をあげたばかりの日々
二人で描いていこう
どんな時だって
私は隣にいるよ
忘れないで
私たちは二人だってこと
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暖かな風そよぐ
南向きの窓際で
聞こえてる...
笑いながら駆けていく
子供の声
感じている...
忘れていたような
あの輝き
指先に触れる何かを
探していたんだ
待つこともせず
ただ全力だったあの頃
季節はめぐり
大きくなった僕達は
つらいことや悲しいことも
たくさん知ったけれど
笑うことや楽しいことも
たくさん在ったから
これまでもきっと
歩いてこれたんだろう
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当たり前になっていく
毎日さえも過ぎ去り
二度とはもう
戻れない事位わかってて
それでもなお
戻りたいなんて事を
思うのは
いつだって満たされていた
からかもしれない
何気ないくせ
かけがえのないものだから
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春風誘うようにまた
膨らむ桜の蕾が一つ
薄紅色に彩られていく
旅立った季節から
僕達はこの道のうえで
何かを失い
何を見つけただろう
だけど後悔してないから
旅立ちはぎこちないまま
期待を膨らませては
僕達顔を向き合わせて
未来を信じて見つめていた
風が吹けば思いは揺れて
街を行けば戸惑いながら
それでも持ち続けた
大きな夢があった
春風一番のせて
今頑張ってきたこと
悔しくて泣いた夜も
明日を生きる喜びに変えて
大空に翼広げよう
ただ素直に
あの日夢に見ていたような
理想なんてどこにもない
度重なる失敗に幾度と
なく諦めようと思った
君を感じては励まされてた
夢を信じては力くれた
僕達は少し大きくなった
かな誰にもわからない
春風一番吹いて
全てのもの受け入れて
優しく強くいて
弱い自分と戦い
そんな自分を許していこう
ただ祈って
きっと明日には明日の花が
かけがえのない
約束のように
春となるのを待ち続ける
僕達は春待花
いつでも抱えながら見た
大きな夢があった
春風一番のせて
今頑張ってきたこと
悔しくて泣いた夜も
明日を生きる喜びに変えて
大空に翼広げよう
ただ素直に
いつかは笑いあえる日々が
そのときが来る
そのときが来るまでに...
僕の花を咲かそう
僕達は春待花
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孤独を感じれば感じる程
人はもろくむきだしの心に
鋭い刺を張り巡らせる
それは弱い自分を
守るためだったのだろう
だけどその刺は
自分を傷付けるだけだった
一人気付かぬ内に...
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伝えたい思いは
溢れるのにうまく素直に
表現できない
だから僕はいつだって
君の側で...
白い雪
かじかむ体重ねて
それだけで温かく
なれたりする 本当だよ
優しいよ
例えば
離れ離れの夜に
同じ星を見上げて
僕は君を 君は僕を
思い合ったり
生まれ変わっても
一緒になれるよ
二人なら
伝えたい思いは
溢れるのにうまく素直に
表現できない
だから僕はいつだって
君の側で君だけを見つめて
I LOVE YOU
自然に
君と巡り合ったこと
そして心引かれて
苦しい事も 楽しい事も
ずっと忘れない
明日のこの瞬間も
約束しよう
二人で、と
相応しい言葉が
見つからずに時には
傷つけてしまうけれど
少しづつわかっていく
君の気持ち
宝石みたいに輝く
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「過去に戻りたい」と
君は少し俯いて溢す
僕が思うよりも
君はずっと真剣で
僕は「大丈夫」って
何もない様に笑ってみせた
自分に言い聞かせるように
わざと大げさに笑った
かかえたものを全部
捨てることができたら
どんなに楽になれる?
きっと人は言葉にならない
気持ちを感じて
長い道をこうして
歩いていくんだろう
だけどいつだって
忘れはしない
何一つ無駄なものなど
ないんだよって
悲しみはあまりに
突然目の前に現われて
無防備な心を
灰色の雲で覆おうとする
起こったことを全部
受けとめられるなら
どんなに強くなれる?
きっと人はどうにも
ならない思いを抱いて
長い道をひたすら
歩いていくんだろう
だけどどうにかしようと
することは
何か変わるきっかけに
なるんだろうって
「生きる意味を
見つけることなんて
できないんだ...」
でもここに
生きてることこそが
それが全てだから