詩人:壬治 | [投票][編集] |
あんまりだよ
とてもとても痛いんだ
あのときその芽を摘まなかったのを後悔している?
今更嫌いとはいわないで
置いてかないでくれ
孤独と知りながら
期待させる君
なんて酷な時間なのか
無知な自分と無力な現在
嘆いてばかりの今は疼いても
少しずつほんの少しずつ
生きる理由になっていたはずだった
あのときつぼみを約束した君が
開花した途端
そっぽを向いたのは偶然なのか
あんまりだよ
目も合わさずに
ここで終わるのは恋か人生
それとなくただ漂う時間
これからの結末なんてきっと
誰にもひとつも分からない
詩人:壬治 | [投票][編集] |
ゆらめく手元の炎が
二人の顔を赤く照らし..
ほんの一瞬の
笑みがこぼれる
あなたが火をつけた
この途方もない恋にも
すこしの空白のあとで
真っ暗な現実が
押しよせる..
今ならあなたと
いけないことが出来るね
詩人:壬治 | [投票][編集] |
彼女はただの友達-たぶんずっとそう
今日も明日も明後日も
朝でも昼でも真夜中だって
死ぬまできっとこのまま-シンプルな関係
真実を伝えられない友達
彼女はただの友達
友達以上にはなれない友達。
詩人:壬治 | [投票][編集] |
抗うこともせず
逃げ出したことを後悔している
ここで終わるのも
明日終わるのもおんなじだし
懸けるだけの日々が
あると知りながら
目を閉じ耳を塞ぎ
なかったことに変えようとしてた
気弱な昨日はもうバイバイ
たくましくなりたい
だって君を守りたいから!
詩人:壬治 | [投票][編集] |
生き甲斐も死に甲斐もわからずに
ひたすらにこじつけてみるも
ときどき思い出したように
孤独に気づいてる・・・こわくなる
もしここに君がいてくれたなら
ためらいもなく泣けたかな?
詩人:壬治 | [投票][編集] |
昨日もおとといも同じこと考えてた
だから、明日も明後日も多分
同じこと考えてるんだろうな
堂々巡りのトラップ
自分に嘘つきつづけ
なかったことにして、いっそ
何でもなかったことにして
どうでもいいだろそんなこと
言い聞かせても、それでも
やっぱりこんなに悩んでいる
つまり。答えは既に。出ている。
詩人:壬治 | [投票][編集] |
人生なんてギャンブルだから
賭けたいほうに賭けるだけ
恋だっておんなじ
好戦的な瞳
思いのままに飛びこんだなら
あとのことは知らない
なるようになればいいじゃん!!!
詩人:壬治 | [投票][編集] |
失うまえに手離して
傷つくまえに壊してしまう?
不器用なくせに世渡りなんかして
いい加減な着地点探して
でも上手くいかなくて
寸足らずな勇気がところかまわず
はじけて散らばった夜
きみの中にいるきみを
たまには信じてみなよって
ぼくの中にいるぼくがたぶんそう言った
罪悪感を舐めるように
なんとなく心を削る日々の暮らしで
目の前にいる誰かの
気持ちさえもよくわからなくなる
だから言葉がほしいよ
行動がほしいよ
自分が思う以上に欲深な深層
飛び越えた先のその海で
明日の風をあびて泳ごう
涙をぜんぶ隠して笑うんだ
過去も未来もしょっぱさに
溶けだしたらきっと