詩人:夢姫 | [投票][編集] |
「お前と一緒になるために動いてんだ」
ありがとう
涙がこぼれた
ごめんなさい
涙が落ちた
プロポーズにはまだ早い
答えは決まっているから
貴方に嫁ぐ日を
何よりも
誰よりも
楽しみにしているのは私
貴方の名字になる日には
きっと
私は世界で一番幸せになる
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つまらない毎日
することが何もない
自分で見付け出せ
平坦な毎日
同じことの繰り返し
もっと刺激が欲しい
何か起これば
それなりの
楽しみ方もできるけど
何もなければ
楽しめない
何か起こるはずもないか
ここで待っているだけでは
苦悩の毎日
落ち着く間もない
誰か眠らせて
涙流す毎日
喉が乾いているの
水を下さい
何も起こらないで
それだけで
あたしは眠れる
何か起これば
今にも死にそう
何も起こらないはずないか
ここで生きているのだから
誰もがみんな求めてる
自分にないもの
刺激
平坦
どっちもつまらないのよ
嘆くばかりじゃ
進まない
自分で楽しめるように
動けよ
さぁ
何して遊ぼうか?
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貴方は賢くあたしを脅迫する
貴方と居るために
次は何を捨てればいいの?
「帰る」
何て
あたしが引き止めるのわかってて
最悪の脅迫
されたくない
財布の持ち心地が悪すぎて
前と同じく
丸ごと川に投げ捨てた
あたしと離れることを選んだ貴方が憎い
幸福を感じていたあたしを
一気に地獄に陥れる
貴方は悪魔
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丸い月が僕を照らす
眩しいよ
垂れ下がってる紐を引いたら
暗くなるかな
月の光が眩しくて
眠れない
軋む頭を抱え込んで
耐えるのさ
あれの裏側には
きっと僕の知らないモノがある
このままずっと見つめていたら
その姿が拝めるかな
何があっても驚きやしないさ
どこから見たって丸いのが
実は斜めから見たら三角だったとしても
「嗚呼しくじった」
そう思うだけ
受け入れるしかないだろ?
君はいつでも
全てが僕より
玄人
そろそろ君に落ち着きたいな
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嘆きの姫君
美しい顔を曇らせて
白い頬を涙で染める
自分が動かなきゃ
何も変わりはしないさ
待ってるだけのドール
操られるままのドール
その糸を断ち切って
先ず右足から動かしてみようか
おめでとう
記念すべき
君の第一歩
次に君に糸を付けるのは
どこの誰かな
君に糸を付けられた僕には
到底無理な話さ
付け心地がいいから
放せない
糸を断ち切ったドール
僕を操る美しいドール
先ずは君のマスターを
探す旅にでも出たらどうだい
ご愁傷さま
誰もが
檻の中の住人
死ぬまで繰り返される
糸きり歯の擦り合い
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一生このまま
貴方と居たい
この先
私が年老いて
皺々になっても
貴方を魅了したい
この先
貴方が年老いて
皺くちゃになっても
私を魅了して
いつまでたっても
いくつになっても
私と貴方は
男と女でいたいのよ
一生
貴方を魅了し続ける
女でいることが
私のこれからの人生の
全て
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自分はいらない人間だと感じた
大した努力もせずに
自分は駄目な人間だと思った
周りに甘えてばかりで
こんなクズ同然のあたしには
生きてく価値なんてなさそう
またいつからか
自分の中に生まれた
黒い悪魔が
目を覚ました
潰されないように立っているのがやっと
自分は平気だと毅然に振る舞いながら
影で泣くのがやっと
いつからこんなクズになってしまったんだろう
生きている価値があるかないか
そんなこと決めるのは
本当は自分じゃないことくらい
わかってるつもり
自分でジブンを孤独にするのはやめよう
孤独を感じた時は
思い切り誰かに甘えよう
大事な人はきっと
わかってくれるさ
自分を追い込んで
それ以上
クズにならないでよ
あたし
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仕事帰り
いつものように
君に挨拶
「終わったよ」
来るはずのない返事が
着信音と共に
その存在を知らせてくれる
AM1:00
思わず電話をかけてみた
受話器の向こうからは
眠たそうな君の声
胸を締め付けられたみたい
苦しいくらい
君にトキメク瞬間
目覚めれば
いつものように
君からの挨拶
「おはよう。いってきます。」
電話をかけてねって
頼んでおいて
爆睡中のあたし
AM7:32
あたしが朝 目覚めたら
携帯電話に着信ありの文字
君の行動が目に浮かぶ
かけてくれて ありがとう
すごく好きだよ
君にトキメク瞬間
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時計の秒針が
一秒 一秒
時を刻む
どんな時でも
常に時間は流れ
煩いほどに追い込まれる
『早くしなければ』
密室を流れる
風の中に
異物が交じり込んだ
それだけで
不愉快になる
それが人間
『どうにかしろよ』
いつまでたっても他人任せ
時間任せ
人間は
周りの人間に流され
時間に流されて
生きている
どうにもならないことを
変える力など備わらなくて
どうにもならないことを
受け入れられない
軟弱者
誰もが
自分だけの力だけでは
歩けない
軟弱者
今 歩く君は
一人じゃないってことさ
今 弱いのは
君だけじゃないってことさ
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下だけ脱いだら
ここに座りな
お前に小さなプールを用意しよう
さぁ 足を開いて
ここに座りな
お前に安堵の時を与えよう
小さなプールは
月と共に
お前の鮮血で赤く染めて
さぁ 足を開いて
こっちに向けな
白いシーツも血まみれ