詩人:黒夢 | [投票][編集] |
犠牲になるのは己の体。
やり場のない苛立ちが心を蝕む。
向ける先のない怒りの刃だけが
何かを狙って研ぎ澄まされる。
痛みだけがリアル。
夢見ていた僕を現実に連れ戻す。
血液という紅い色だけが
僕の世界を彩る。
楽にしてよ。
一思いに。
痛みなしには快楽なんて得られない。
役に立たない夢も理想もいらない。
痛みという快楽を僕に頂戴。
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ありがとう。
覚えててくれて。
ありがとう。
気を使ってくれて。
ありがとう。
僕のことを考えてくれて。
ありがとう。
勇気をくれて。
ありがとう。
好きでいさせてくれて。
ありがとう。
もう何も言わないから。
ありがとう。
もう何も言わないで。
ありがとう。
とても半端な優しさを。
ありがとう。
君の為の涙なんて
流さない。
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貴方の隣に居て。
貴方と一緒に笑って。
それだけで幸せでした。
信じられなかった永遠が
此処にあると信じていました。
日常を貴方と共に刻めることが
最大の幸せだった。
もう貴方の面影を誰かに求めるのは止めます。
貴方は貴方でしかないことを
やっと理解できました。
心の整理がつけられそうです。
貴方のことを愛していました。
たった暫くの間でも
貴方の隣で笑っていられたことを幸せに思います。
貴方と共に
生きられたことを幸せに思います。
今この瞬間も
貴方のことを愛しています。
それだけが
儚い永遠に続く
私の想い。
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貴方は優しいね。
それは誰もが知っている。
その優しさは誰にでも平等。
貴方は優しいね。
それは私が一番知っている。
だからその優しさは
時に何よりも温かくて、何よりも残酷。
貴方は優しいね。
貴方の一番は、何?
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癒えることのない傷跡が
誰かの手によって再び痛み出したのなら。
誰も僕を放っておいてくれないのなら。
誰も僕を助けてくれないのなら。
もう僕は疲れてしまった。
耐えることに、笑うことに、涙を流すことに。
声を出すことに、耳を傾けることに、反応することに。
だから今度は、誰かの手で壊されるくらいなら
自分で壊したいんだ。
開いた傷跡を
その傷をえぐって
もう一度最高の苦痛を。
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どうか、どうか。
きっとサヨナラは告げないから。
痛みを抱えて行くから。
君の痛みも全部、全部。
どうか、どうか。
きっと笑っているから。
君の光になるから、君の標になるから。
その瞳に大切なものがちゃんと映るように。
どうか、どうか。
君は笑っていて。
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終わりにしよう、全てを。
消し去ってしまおう、全てを。
それでも世界は廻るから。
止めてしまおう、全てを。
僕の中の世界が崩れ出す。
もう振り返らない。
もう戻れない。
振り返りたくなる過去を全て。
望みたくなる未来を全て。
僕の血と一緒に沈めてしまおう。
アリガトウ。
いつかの僕とこれからの僕。
サヨナラ。
いつかの僕にこれからの僕。