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黒夢の部屋  〜 新着順表示 〜


[77] 僕は思う、僕は言う。
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僕は言う。
「永遠」なんてもの所詮はその場限りの鎖だ、と。

僕は言う。
きっと「永遠」なんてありえない、と。

繰り返す日々に思い始める、「矛盾」。
ありえもしないものを追い続ける、「虚しさ」。

誰かを想う事で安定する、「心」。
誰かを憎むことで成り立つ、「精神」。

全ての感情をもつ僕等が望むのは、「永遠」。
ただ、それだけを望む。

僕は思う。
「永遠」があるかないかなんて誰も知らない、と。

僕は思う。
「永遠」を「永遠」と思うかは個人の思いの違いだ、と。

それを承知で僕はまだ言う。
「永遠」なんてものは
人の思いを一時的に満たす薬でしかない、と。

「本当の永遠」なんてきっと
僕等の手には届かない、と。

2005/03/07 (Mon)

[76] 十字架
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君は一体、何を望んでいる。

そんな血にまみれた

強い想いを抱えて。



僕は一体、何処にいるのだろう。

こんな叶うはずのない

儚い願いを抱えて。



互いに

今にも壊れてしまいそうな

小さな十字架を握り締めて。

2005/03/07 (Mon)

[75] 疲労
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目を閉じても差し込んでくる太陽が
僕の思考を邪魔する。

眩しいなあ。
だったら、日の当たらない所に移動したらいい。

暑いなあ。
さっさと日陰に行けばいい。

でもね、
この体が動いてくれないんだよ。
まるで僕の体じゃないみたいだ。


汗が流れて、鬱陶しい。

早く拭けばいい。
頭ではそう考えてるのにね。

倒れそうだ。
頭がくらくらする。

早く、早く。
そう考えるほどに僕の体は重くなる。

疲れた。
めんどくさい。

そう考えることすら
労力を要するなんて。

2005/03/07 (Mon)

[74] 気持ち
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思いついた言葉達。

全てまとめて手紙を書いた。

「好き」「嫌い」「ありがとう」「こっち向いて」
「側にいて」「ごめん」「愛してる」

それでもまだ、伝えきれない想いが
僕の中に溢れている。

言葉に出来ない想いだってある。
書き表せない想いもある。

そんな想いは
時間をかけてゆっくり
言葉に変えるから。

そうして
一番に君に伝えるから。

今は
伝えたい想いと気持ちを
書き綴って
君に送ろう。

2005/03/07 (Mon)

[73] 初恋
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初恋というものを迎えてから
随分と、長い年月が過ぎた。

消えない想いを抱えたまま
今尚、流れる涙はあの時の温かさのまま。
生温く、半端に優しい。

涙を流して流して。
それでもやはり、忘れることは出来ず。

再び出会った気まずさの中で
僕等は曖昧に笑った。

あの日言えなかった想いと
今、伝えてしまいたい想い。

きっと
その左手の薬指に何もなかったら
何の躊躇いもなく伝えていただろうに。

流れていった涙が
今度は冷たくて。

上気した僕の顔を
冷やしていった。

長い長い初恋が

ようやく終わってくれた。

2005/03/06 (Sun)

[72] 俺と君
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堕ちていく。

翼をちぎられ
その四肢には自由を奪う為の鉄の枷。

もう二度と
はえない翼の代わりに
狂った愛をあげる。

俺の為にそこにいて?
俺ただ1人を愛したらいい。
その瞳に俺だけが映ればいい。

狂った愛と独占欲。

例えば。
俺達の周りが全て壊れてしまえば。

眼下に広がる崩れた街。
そこに俺と君。
素敵じゃないか。
それだけでいい。

世界なんか壊れてしまえ。

アイシテイルヨ。

2005/03/05 (Sat)

[71] Our song
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意味のない、繰り返すばかりの日常で。

違えても違えても
まだ、この世界は
壊れることを許さない。

崩れていく世界の中で
消えていくのは
力のない偽善者達。

心を獣に変え
人の生き血をすすり
親の屍を越え
限界間近の精神で
僕等はどんな唄を歌おう。

きっときっと
これまでにない
素敵な唄が
この耳に届くよ。

2005/03/05 (Sat)

[70] 失って。
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失って初めて気付いたよ。

僕を包んでた温もりの大切さ。

そうやって後悔しても

僕が失ったものは戻ってこない。

ただ時間だけが

異常なまでに早く過ぎていく。

心だけが

時間の流れについていかない。

このまま時間が止まれば。

あの日以上に

僕はそう願うよ。

2005/03/05 (Sat)

[69] 貴方にとって
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『会いたい』
そう思うことさえも
貴方にとっては鬱陶しいことなのですか?

私だって1人の人間なんです。
貴方の都合の良い人形じゃないんです。


『聞かせて欲しい』
そう伝える瞬間でさえ
貴方にとって煩わしいことなのですか?

言ってくれないと不安になるんです。
伝えてくれないと怖くなるんです。


『伝えさせて欲しい』
別れを言わせてもらう時でさえ
貴方は私を見てはくれないんですか?

私が男の人に理想を持ちすぎてるのかもしれません。
解らない、貴方の心。


一度だけでいいんです。
私の目を見て、私の言葉を聞いてください。

そう願うことさえ
貴方にとっては面倒なことなのですか?

2005/03/05 (Sat)

[68] それだけあれば。
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僕に神様なんていない。

それでも

かけてくれたその言葉が

支えてくれたその腕が

抱きしめてくれたその温度が

何よりも温かいと知っている。

だから

貴女だけが僕の世界。

貴女だけが、僕の光。

2005/03/04 (Fri)
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