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重い色の雲が
空に低く拡がっていく
何とはなく見上げていた僕は
気付いてしまった
あの雲は 君の街から流れて来た!!
何か嫌なことがあったの??
なんだか寂しいの??
もしも あの雲が
君の悲しみでできていて
誰にも気付かれずに
この街まで流れてきたのなら…
本気でそんなことを思った
今すぐ 君に逢いたい…
君の温もりを感じたら
二倍にも 三倍にもして
君を暖めてあげるから…
空はますます厚い雲に覆われて
もうすぐにでも泣き始めそうに…
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動いているものは
いつか止まります
あなたもわたしも
いつか止まります
人は黙ってても死にますが
生まれてはきません
わたしたちの想いだって
同じことなんですよ
ほっといたら
いつかは消えます
ただ生きていくだけでも
当たり前じゃないんですよ
いつもふたりでいること
簡単に考えないでください
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後出しすれば勝てる
なんて思ってませんか??
確かに勝敗が分かってれば
負けるはずない と思います
けど この世界では
後出ししたつもりが
とっくに勝負が終わってる
なんてこともあるんですよ
気をつけましょうね
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美術館の片隅の一枚の絵画
宙を見つめる少女の瞳が
私の知らない言葉で
私の奥の部分へと
語りかける
眼に映る世界が
早送りのように見えるので
自分の時間が
遅れていることを知る
世界はますます速く
もう2倍速…3倍速…
私の時間は止まりそうになり
まだ知らない世界への扉が開く
全てが停止した世界
全てのものが"永遠"
それは"無"ではなく
全ては確かに存在していて
それは"死"ではなく
ただ深い 非常に深い眠りに似ている
風も光も停止した世界
宙を見つめる少女の瞳は
私の知らない力で
"永遠"の世界へと
私をいざなうのだ
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〜私は ここにいます!!
精一杯 生きています!!〜
胸一杯に満ちてくる感情!!
喜びとか 悲しみとかよりは
憧れや 切なさに似ている…
叫びになる手前で波のように
繰り返し揺れているのです
〜私は ここにいます!!
精一杯 生きています!!〜
たしかあのセリフはいつかみた
中学生日記のヒロインのもの…
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「眠れないの」
「無理に 寝なくてもいいよ」
本当はとなりにいたいのです
それが 許されない事でも
もしもこの背に翼があったなら
幾つもの山を 川を 越えて
きっと 飛んで行くでしょう
もしも この身体を捨てれば
世界を自由に動けるのなら
今すぐ脱ぎ捨てるでしょう
この手の短さを
この声の小ささを
恨みながら
今日は眠りにつきます
出来る事なら
この眠りをあなたに
あなたにあげたい
この眠りを
あなたに
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明日はどんな言葉で
君に話しかけよう??
君の心 溶かせるような
魔法の言葉を 知りたい
君さえも まだ知らない言葉で
もし この世のものでなくとも
きっといつか 届くはず
それが僕の 生きる意味
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ねえ!!お願いだ!!
僕のそばにいて!!
その声を聞かせて!!
60億の賛美を受けるより
世界をこの手につかむより
ただ君にそばにいて
「頑張って」と言ってほしい
朝 目覚めて泣けてくるぐらい 君が
君が 恋しいんです…
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君といた日々
世界は花であふれて
光に満ちて輝いていた
君と お父さん お母さん
みんな大好きだった!!
一緒にいると 幸せだった!!
僕はまた 旅にでなければ
今 凍り付いてゆく世界へ
いいんだ きっと
こうなる運命だったんだ
携帯の明りが 天井に影を作ってる
まだ残ってる 君のアドレス…
もう…削除しないとね…
君に最後のおやすみメールを送ろう
伝え切れなかった 想いを込めて…
もう二度と 逢うことはないでしょう
…おやすみ 愛しい人…おやすみ…
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心は 海へと向かって
今 港を離れた
どれほどの広さが
どれほどの深さが
待つとも知らずに
いつか遭う 激しい嵐
波の高さも 知ることはない
ただ 港に別れを告げたとき
待ちうける未来にときめいた
さあ行こう!!
終わることのない旅へと!!
いらない物は迷わずに
海の底へと沈めてしまおう!!
さあ行こう!!
はてしのない航海へと!!
きっと未来は光をうけて
水面の輝きのごとくになる
〜君の海をいつまでも旅する
この心は 永遠の船乗り〜