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ナナエの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 他力
詩人:ナナエ [投票][編集]

いつも
どうしてかな

楽しさの後の虚しさ

喜びの後の悲しみ

満たされた後の空っぽな心

いつかもあった
泣いたこともある

涙の後は
やっぱり隙間だらけ


カラダの水分を奪われて
スカスカになったような

そんなかんじ

隙間だらけのこの状態

解決策は
あの山の頂上?
あの海のむこう?


いつもどうしてかな
あたしが

隙間を埋めて"もらおう"と
してしまうのは

2013/01/04 (Fri)

[2] 未来
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例えば

君がいつか
誰かの隣で笑っていられるなら
それでいいと

君がいつか
誰かと一緒に幸せを感じているなら

それでいいと
思っていたはずなのに

いつしか

誰かが
僕になればいいなんて
思ってみたりしたんだ

君がいつか
僕を信じてると言ってくれたように

僕もいつか
君を守れるように
君には僕がいると言えるように


今はまだまだな僕だけど

いつか君が誇れるような人間に
なりたいなって思うんだ

今はまだ
何もできない僕だけど

いつかが
いつかは
わからないけど


いつか必ず

それまでそばにいてくれませんか?

2013/01/04 (Fri)

[3] 若いふたり
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あの日
二人はお互いを求めてたのだと

あの時
二人の思いはひとつだったと

あたしはあなたじゃないから
それを信じるしかできなくて


あなたが
あたしに言った全ての言葉は

あたしが
欲しくてたまらなかった言葉たちだった


夢なら覚めないで
現実なら少しでも長く

でも現実がこわい

早くあなたに会いたい

会って
現実でよかったねと思いたい


そしたら
二人が本物だって信じれる

2013/01/04 (Fri)

[5] 空のいろ
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こんなに広い空の下
君と僕がここにいて

こんなに寂しいと
感じるのはなぜ?


ねぇ
この空は広すぎるよ

だって果てが無いんだもの

二人でいるこの時間は
いつか尽きると知っていて

だけど空はかわらずに
まさに果てしなく
そして美しく

うらやましいんだ
そんな空が


そんな横顔君に見られて
僕は思わずそらしたけど


ホントは言って欲しかった
あたしたちは変わらない

2013/01/05 (Sat)

[6] 希望
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どんなときでも
忘れたくない事がある

あたしは
今まで信じて歩んできた道が
突然目の前で分かれていても

歩むことを止めない

あたしはとてつもない
暗闇に囲まれて
突然目の前が真っ暗になっても

自分だけは見失わない


どんなときでも
忘れたくない事がある

それは
行き詰まったときに
棒を使って行き先を決めるような

何も見えない中でも
心の奥にはちゃんと光があるような

遠くにあるようで
近くにありそうな

小さいけど確かな
道しるべ

2013/01/05 (Sat)

[8] 笑がお
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いつもと同じ日常の中で

ひとつだけ違うのは
あなたが笑っているという事実

何かが足りないと嘆くあまり
笑顔まで失ったあなたは

いつしか
あたしに笑いかけることをしなくなった


あたしは
あたしがいることが
あなたを満たすことではない


そう言われてるような悔しさで
あたしの笑顔まで
ひきつってた気がする

だけど今日この時は
なんだか2人
心から笑ってるんだ

それは久しぶりの晴れ間のおかげか


いやいや
あたしの願いが届いたおかげか

2013/01/05 (Sat)

[11] にせもの
詩人:ナナエ [投票][編集]

君が夢に出てきたことは
何度かあったんだ

でもそのたびに君は
寂しそうな顔をして遠ざかり

近づこうとすると夢は覚めてしまう

君に拒絶された

そんな気がして怖くなる


僕の心の奥のそのまた奥は
恐怖心でいっぱいなんだ

君に避けられるのが怖い
君に嫌われるのが怖い

君が僕の前から
いなくなるのが怖い

だから必死で
君をつなぎとめていたくて

ウソだってついてしまう
そんなの偽りだってわかっていても
君を失いたくないんだ

でも密かに最近思ってる
このままでは僕は君に
一生近づけないって


偽りは偽りを生むだけだから

2013/01/05 (Sat)

[14] ホコリ
詩人:ナナエ [投票][編集]

なんでかな
久しぶりに聞きたくなった君の声

鳴らない電話はホコリをかぶって
電源が切れていた

久しぶりに電源を入れると
君と交わした瞬間が輝いていた

この時はじめて
大切な人を無くしたんだと思った

自分勝手に生きること
それが格好良いと思っていた僕

そんな勝手のおかげで
君から離れたことを後悔する

考えたのは僕の気持ちだけ
その時僕は君の気持ちを
考えてはいなかったと今ならわかる


ホコリをかぶったケータイは
部屋の隅で
まるで君のようにひとり泣いていた

2013/01/05 (Sat)

[15] 告白
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たくさんの言葉たちが
のどの奥に詰まってる

戻ることも進むことも
どっちもできずにのどの奥
外の光に手を伸ばし

あとちょっとの力で勢い良く
光の向こうへ飛び出せると訴えている

あとちょっとの力
それが何かはなんとなくわかる

だけどごめんね
あたしには無いかも

外の世界はとても素敵で
いいところ

だけどあなたたちに
見せてあげることが
できなくてごめんね

あたしは苦しくて窒息していく
うすれゆく意識の中で
一つ願い事をした

次に生まれるときはどうか
もっと自信をもてますようにって

2013/01/05 (Sat)

[16] 希望の光
詩人:ナナエ [投票][編集]

未来が輝いて見えるよ

それはとてもまぶしくて
暗闇さえも明るく照せるような

ねえ
こんな風に未来が見えるのは
君のおかげだと思うんだ

君との幸せな毎日
それは将来への希望の光

明日も頑張ろう
そんな勇気を与える
大切な支え

2013/01/05 (Sat)
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