詩人:郵便屋 | [投票][編集] |
私は
唯、あなたの笑顔だけを祈ります
あなたが笑顔で過ごせます様に、と…
子どものような無邪気な笑顔
その笑顔、曇ることないように
切に、切に願います
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二人の間には
沢山の気持が交差して
泣いたり、怒ったり、嫉妬したり…
そんなこと沢山あった筈なのに
それなのに
思い出す時、あなたはいつも笑顔です
とても柔らかい表情をしています
あなたが私を思い出す時
私はどんな顔をしているのでしょうか
疲れたあなたを優しい気持ちにさせる
きゅっと胸が切なくなる
そんな笑顔でありたい
そう思うのです
あなたが、私を思い出さないだろうことを分かっていながら
心から、そう思うのです
詩人:郵便屋 | [投票][編集] |
届け
届け
届け
この思いは
この願いは
祈りでもある
どうか
あの人の明日が
未来が
笑顔溢れる日々でありますように
ただ、私は祈る
この思い届け、と
私とあの人は
一緒にいられないけど
せめて
この思いだけは
私の中で唯一
透き通るほどの願いは
あの人に届いて欲しい
手を伸ばしても
あの人はいないけれど
空に向かって手を伸ばし続ける
どうか
どうか幸せに
詩人:郵便屋 | [投票][編集] |
空に瞬く星
あの人は
同じ星を見上げてるのかな
眠れない夜を過ごしてないかな
行き場のない気持ちに押し潰されたり、していないかな
夜空の星を
両手で掬って
あの人に届けたい
ポケットにしまっておいてね
あなたが
落ち込む夜や
涙を我慢する夜に
その星はきっと
あなたのそばで輝いて
暖かく照らすよ
一人じゃないよ
…ってね
星空に梯をかけて
あの人のため
あの星をテノヒラに
あの人に届けたい
詩人:郵便屋 | [投票][編集] |
私は気持ちを伝え続ける
文字で
言葉で
態度で
例え、届かなくたって
私は
きっと
伝えることを止めないだろう
伝えたい相手が存在する限り
私は、気持ちを伝え続ける
詩人:郵便屋 | [投票][編集] |
この
広く澄み渡った青空を眺めていると
私の
嫉妬や
意地や
見栄や
小さな嘘や
隠している涙なんか
みんな
見透かされているみたいで
なんだか
真っ直ぐな
私の気持ちのまま
あの人に
逢いに行きたくなるんだ
詩人:郵便屋 | [投票][編集] |
雨が降ってる夜は
君のことを思い出すんだ
太陽が好きな君と
雨が嫌いな僕
同じようでいて
少し違う
それが
今なら分かるんだ
二人会う日は
雨が多くて
それを
お互いのせいにして
笑い合ってた
今なら
雨だって
雪だって
嵐の夜だって
君に会えればそれで良かった
…って分かるのに
君は今
暖かな毛布と誰かの体温に包まれて
安心して眠ってるんだろうね
僕の手はまだ
君の体温を求めていて
どんなに暖かくしていても
どこか、ちょっと
寒いんだ
あぁ、君は
僕の毎日の心の中に
いつもいたんだ
気付かないくらい当たり前に
雨の夜は
君を思い出す
これからもきっと
そうなんだろう
僕の中の
思い出の君が言う
「あなたに会えるのなら、毎日雨だって構わない」
君のお陰で
雨は心地好く
切なく感じるよ
君の好きな太陽は
明日
見えるのかな