詩人:郵便屋 | [投票][編集] |
あなたが住む街の天気予報
今でも無意識に見てしまうんだ
あなたの街にもう行くことはないだろうし
あなたも私の街に来ることはない
それなのに
天気予報
あなたの街の天気を気にしてしまう
晴れだといいな
なんて
思ってしまうんだ
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この道の先に
あなたがいる
私は躊躇うことなく
歩き出した
逢えるという確証はなく
辿り着けるかどうか分からず
ただ、
あなたがいる
それだけで
私はこの道を歩き出す
後悔してもいい
道が険しくてもいい
泥だらけになっても、
傷だらけになってもいい
私が行くと決めたのだから
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神様
甘いお菓子も
大好きな音楽も
あたしを喜ばすもの
全部いらないから
だから
あの人をあたしにください
いろんな“嬉しいこと”や“楽しいこと”を
我慢しても
それでも
あたしはあの人が欲しいのです
あの人以上に好きなものなんて
何もないから
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心から
笑ったり
怒ったり
泣いたり
嬉しかったり
楽しかったり
傷付いたり
愛しい
そう思うのは
それはあなただから
“他の誰か”
じゃ、絶対ダメ
全ての感情を
感じることができるのは
あなただからなんです
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君は
いつでも笑ってるけど
僕には
君の悲鳴が聞こえた気がしたんだ
小さいけれど
とても苦しい声だったんだ
僕は君を救いたいんだ
大きなお世話かもしれないけど
君を守りたいって思ったんだ
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あなたはもう
この世のどこにも存在していないけど
でも
目を閉じれば
あなたはいるの
いつもの優しい笑顔で
あの低い声で
私の名を呼ぶの
たくさん泣いて
いつまでも立ち直れないで
あなたを随分心配させてしまったね
ごめんなさい
でも、大丈夫
あなたがいつも
目を閉じればそばにいてくれるから
また、前を向いて歩いていこうと思います
これからもずっと
心配ばかり
かけると思うけど
私は私らしく
生きてみるから
ありがとう
ありがとう
お父さん