ここに立ち あなたの事を 想う時

羽広げ 飛び立つてふと 重なりて

夢に似た 甘く切なく はかなげな

幸せと 思えた時間 離れゆく

てふよてふ 飛び立つならば この心

忘れえぬ 思いを持ちて 風に舞え


飛び去りし てふの残した 悲しみが

今もまだ 私の心 蝕めど

頬濡らす あなたの涙に 比ぶれば

傷残す 心小さく 想われる


僅かでも 繋ぎし時間 手と心

簡単に 忘れ去ること 難しき

だがしかし 立ち止まること 許されぬ


いつの日か 笑顔と共に 再会を

許される 時が来る日を 夢見よう

いつの日か 再びあえた その時は

あの日とは 異なる想いで 会えるはず

朝
いつもの時間の
君の言う
おはよう
聞かなければ
心が寂しい

何故だろうね

君に恋愛感情がなくても寂しい
君と僕との
おはよう
その捕らえ方が
違ったものだとしても
寂しいと感じるのは
お互い様なのかな

他の人達と交わす
おはよう　も
家族と交わす
おはよう　も
最愛の人とも交わす
おはよう　も
全て一緒のはずなのに

君と交わさなくなった

おはよう

だけが
寂しく泣いている
　

止めどなく溢るる
想いを紡ぎながら
あなたに感謝する

誰かに出来ること
誰にも出来ること

出会えたこと
ここにいること
包まれていたこと
微笑んでくれたこと
愛を与えてくれたこと

今は違う道の二人

あなたにしか出来ないことを

俺は

応援します

手助けできることは
ありますか

　
子供の頃

君を泣かせる奴を

許せなくて


僕は

いつも

負けると

思ってでも

がむしゃらに

立ち向かい

傷だらけ

泣いて

帰る


その頃のことを

大人になって

夢に見た


今は

僕自身が

許せない

君を泣かせた

僕自身が

許せない


そんな僕を

子供の僕が

怒ってる

そんな気がするだけさ

感じる全てが

純真だったあの頃に

帰りたいだけさ

子供の頃の僕に

今の僕を

叱って欲しいだけさ

　

悲しみに溢れた心
　苦しみに痛んだ心
　　恐怖におびえた心

そんな心を持つ君を
見ていたくはないから


僕が

見せる

最大級の

笑顔に滲む

愛情を感じて

くれた時に

僅かでも

笑顔に

なる



そんな

いつもの君に

僕が好きな君に

戻って欲しい


そうだね
試しに

笑ってみれば
どうかな
　

愛して下さいますか

側にいて下さいますか

抱きしめて下さいますか

暖めて下さいますか

夜を共にして下さいますか

肩を貸して下さいますか

手を携えて下さいますか


答えは…

答えは一つですよね
　

好きと聞かれたから
好きだと言った

傷つけるための
いいわけです

傷つけたあの人から
教わりました

気持ちを偽り続けた後悔は
あの人へ
伝わったのでしょうか



ごめんなさい
　

人に言われて初めて気付いた


大丈夫て君の口癖だよね


だって大丈夫じゃないなんて言えないじゃない


本当はどうなの

大丈夫だよ


また…


大丈夫だって…


口癖なのか
本当に大丈夫なのか
自分でも解らない


でもきっと大丈夫だよ

心配しないでね…
　

小さい頃から様々な夢を描いてた
大きくなればなれると信じてた将来の夢達
何も努力しないで今更何を言ってるのか

夢は祈るだけでは叶わない
解っていても今も祈ってる
弱い自分がいつまでも祈ってる


本当は
強くなりたかっただけ
本当は
泣きたかっただけ
本当は
愛されたかっただけ

本当は

私だけを見て欲しかった
私だけを愛して欲しかった


本当になりたかったのは
あなたに認められる人

あなたに愛される自分
　

母は私に何を伝えたかったのか解らずに
私は今まで私のままでいた

その日私は別人になった
愛した人との新しい生命は
私に喜びと不安を教えてくれた

そう　母になった日

喜び
あなたは私に与えてくれる
慈しみを　感動を
私の母性の育て方を

不安
私はあなたに与えたくない
育てていけるのか
何も解らない手探りの今を

母が伝えたかったのはこの事かもしれない
生命の尊さ
生命の輝き


私も幼いながらもあなたのお母さんになったよ

あなたの顔を見る日はまだ遠いわね

あなたの声を聞く日が楽しみだわ