| 詩人:如月。 | [投票][編集] |
だんだんと詩の掲示板に
投稿している年齢層
十代前半辺り増えている
焦っている
吐き出すだけの詩
悲しみを我が儘に
吐き出し
誰か共感する人
居ないかと
悲しみ吐き出す
だけどその悲しみ
嘔吐とは
例えば僕を十年ぐらい前から
知っている人たちなら
たぶん顔をしかめる
いい加減、過去から
解放されなよ
しあわせとは程遠いと
思われがちな
悲しみ嘔吐は
十代の子たちに
けして見せられるものでなく
なぜなら過去に囚われたよな
詩ならよいだろうと
幼い子が真似て
その子が幸福となるような
姿勢ではない
考え過ぎでしょうか
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詩の食卓の窓の外
いつまでも透き通る
空、雲 その季節
通過して
違うメニュー
考えるよに
季節毎
何の習性だろう
本能がネットワーク介して
変調したのか
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夏の月は
涼虫だけ
聴かせ
夜風の雲
隠したよに
忘れられ
風と涼虫とのハーモニー
ふと想いだす
ねえ君は
寂しくはないのでしょう
もう僕
居なくとも
新たな季節の
眩しさに溶け込み
という詩を
以前詠んだら
相手は実の生活で
辛い苦境の中に居て
涼虫の鳴く夜風先の
空 浮かぶ
いつの時代も
あなたは そこに居て
疲れた人たちを
見守っていて
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しあわせを
健忘するから
文字は忘れないでと
人間に与えられた
それは文字で在りながら
始め創られた
未来の君たちへ伝えよう
こんなことが昔は在ったと
過ちは繰り返えさないでと
医術
学問
行事
旬料理
物理的法則には数字という記しを与え
さまざまな
心 気持ち
エナジー
メッセージを
未来へ届けよと
文字は創られた
だけど時に恋人たちは
うまくは伝えられない
ぎこちなき文字
子供たちに
あの うた を伝えるよ
詩にして
しあわせは、多忙の先
健忘するから
しあわせを 印し伝えて
僕たちに
未来の僕たちに
在の僕たちが
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森のなかに暗号化された詩と
記憶向こうの情景と
鳥と魚の未来図と
流星の悲しみ溶かした
言いようのない音階と
あの人が
絶叫する
詩のなかで
何回も幾度も死に
その度
僕が哀しんだとて
ねえ あなた
勘違いしないでよ
その姿
見せたのは
あなたでしょう?
と
解かれた暗号
返事する
過去という未来に
タイムカプセル
時計ちくたくと
生きていた
生きている
タイムカプセルの中で
過去が未来で
現在だった頃
それは今だって
この空間はタイムカプセルと変わり
ちくたくと鳴る時計
生きている時
刻む
誤魔化し自身に嘘列べ
寝て起きていると
幾度も死にたくなるのだと
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例えば この詩人の部屋の
側に どこか違う次元
空間へ移動するよな
道、通路があり
その路をいつも意識せず
歩んでいたり
僕はいつも
意味も無く
何も無い
ただ雲と空だけ在るよな道
季節の流れ時に詩いながら
歩いて
ふと別のこと始めて考えた
この部屋の傍らに
ベンチ在るなら座って
この詩人の部屋にしか無い
例えば 幸福、不幸
かなしみ、楽しさ、嬉しさ
在るなら
その幸せを
小さな時の狭間
大切に
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だけど僕は
仕事で きつい事あった人たちが
帰宅し その苛立ち隠せず
社会、原発などに対しての苛立ちを抑え切れず
それと同じく
詩に乗せてしまう
ご飯 用意して
食卓で
原発話、社会への不満話す
お母さんお姉さん
お父さんお兄さんなど
幼い子供には
あるストレスさえ与えることも在るだろう
夏の季節の良さを
伝える旬の食材
伝えたい その旬のエナジー詩い伝える
その心
先人には志とし伝えていた人たちも居て
ふと そういう 機会と
接触が無ければ
いつまでも
同じ姿勢のまま
自分という迷路に翻弄されても
いるのだなあ、と
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タマコは
皿洗いの仕事を始めて十年
業務なので単なる皿洗いという
孤独な内容のみに収まるでなく多忙
しかし
ほとんど長い時間を
手さばき意識
皿洗いに費やしてしまう
帰宅して
食事 風呂
歯磨き
少しばかり
ニュースとドラマ観て
終わりたくない
タマコは
寝る前の二時間
勝負だった
現実とはかけ離れた
流れ星だらけの世界の孤独
地下室化した森を詩い
その詩は他表現へ
移動されて行く
そして朝まで
眠りつくのだった
タマコは今日も
皿洗いの業務に向かう
眠る前の本職に
迎うまで
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惜しみなくこの季節に
翻弄されていたい
夏の喧騒
けだるさ
たまに覧るだけとなった入道雲
それらは忘れがちな
エナジーへのご馳走
水鉢に浮かべた
彩りさまざま涼し気な
ゴムボール
サンダル
冷やした飲みものスイカ
地球に住んでいたという証を
輪廻先まで
この島の季節をきっと記憶中に住ませたい
君たちの孫が
火星に住むよなことも在る地球
この星の季節に翻弄されていたい
向日葵
この星に
あさがお
夏の庭に
次の季節まで