詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
喜びも哀しみも幾歳月
まだ半年しか… もう三ヶ月も経った…
喜びも哀しみも幾歳月
まだ三ヶ月しか… これからずっと…
喜びも哀しみも幾歳月
もうじき40… 色々あったな…
喜びも哀しみも幾歳月
もうじき40だし… 色々あるんだよ…
喜びも哀しみも幾歳月
忘れるんだ… 忘れたくないから…
喜びも哀しみも幾歳月
忘れるんじゃない… 忘れてしまうから…
喜びも哀しみも幾歳月 …
…
一緒に過ごしたいよ…
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好きなのかな きみのこと
愛してるかな きみのこと
選んで なくてはならない
距離 早く慣れなくちゃ
きみを想う気持ちに 今夜も降りてくる不安に
綴り続ける自己暗示と 啓示と 告発を
冷静にかき混ぜても残るカップの底 甘さはくどく
余分な何か その何かだけがいつも溶け残って
分かってるならもっと砕けようがあるのに
バス停にはすでにたくさんの僕が並ぶ
乗り切れるかな 次のバスまで待つのかな
来ないバスを待つって愚かかな
あれからきみ行きは通らないけどまた並ぶ
自分にしか停留所がない皮肉
待ってないで行こうかなって思うけど
さてね
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濡れた靴は歩きにくいと
スニーカーを蹴り上げる
アシタテンキニナレ
もう片方も
晴れるだろうか
歩き出せるだろうか
今踏み締める
冷たさと痛み
まだ君が微笑んでくれると
もう一度
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
ウイスキーが
甘く手招きをする
ビスコンティをかじっては
喉を焼いていく
ほろ酔いで
ホロホロ
無条件で眠れる日なのに
寝てなんかやらない
角瓶の残り1.2センチ
グラスのトゥーフィンガー
ジャニスに泣かれながら
クラプトンと肩を組み
ジョーみたいに潰れるまで
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
フカフカした雲のベッドから
小さな天使が舞い降りてくる
髪に 肩に
草木に アスファルトに
羽音はとても静かで
心にだけ聴こえてくる
何度捕まえてみても
手を開くともういない
触れた瞬間に
消えてしまうんだ
同じ微笑みが
何度も何度も
僕の目の前で消える
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
程よく湿った雨上がりに
研ぎ澄まされた空気を深呼吸
泣きたいくらい星が綺麗だ
太古の神々たちに挨拶をしながら
君を見つめる
今夜の月は
あの日の君の微笑む口元
今夜の月は
人知れず涙をこぼす閉ざした瞼
暴れちゃおうか?
君に手を振ったら
ボトルを抱いて眠るだけ
おやすみ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
凍える神のいる季節 赤い果実の物語
挑みし騎士のその目には 柵も果実も見えませぬ
真の愛も宝珠の智慧も 言葉に詠むは容易き術
かつて耳にし古は 女神の悲恋の物語
虹を紡いでいた時に 名も無き騎士に恋をした
虹の一色ほほを染め 赤い果実になったとか
嘆く神々は騎士の身を 数多の御名に散りばめた
赤い果実が熟す時 きっと愛しき騎士のため
御名を集めて寄り添いて 成就を願い詩うのか
我が身に届いたこの詩も 女神の願い騎士の夢
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
ときどき キミの匂い見つけて
あちこち クンクンするけれど
またいつもの場所で見失ったよ
雪に舞い 土に消えたの?
風に舞い 空に消えたの?
君が残したキーワード
似たよな匂いがいっぱいで
またいつもの場所で見失ったよ
僕のハナじゃ追えないの?
ワンワン ワォ〜ン
風邪引いて ハナピーピーしてるから?
クンクン キュゥ〜ン
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
年輪を模した素敵なお菓子
一口サイズは嫌い
一口に人生は語れない
ハニーディップも嫌い
人生は甘いだけじゃないもんね
シンプルにそのままで
年輪を数えるように
一層 また一層と味わって
・・・
真ん中のおっきな穴は君かな