詩人:MARE | [投票][編集] |
そっと 近づく
ささやかな幸せ
君の隣を見ている
音楽を胸に当てて
風と共にゆこう
瞼は静かに閉じるよ
見えないものを
見ることないさ
感じて君の隣りだよ
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この公園
この空気
ろかたの花
にあわない花
とおくにあり
どこも変わらぬ
けしきに浸って
ぼくの歌
くもり空割って
のびのびと
うつくしさを
たたえて
きらめく星
みえなくする
のびた陽は
なれてしまった
みんなに
だきしめてほしくて
かわいく
わがままに
くる夜も
まるい月が
でるまでは
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広い広い君の家の
階段の下
二人で物置に隠れた
狭い狭い物置で
大きい世界
二人でいつも夢見てた
空にラクガキして
雲をつまみながら
葉っぱに乗ってどこまでも
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悲しみを集めて
枕に泣きつくの
今だけは赤く染まって
リセットするように
涙を流しきりたいの
いつもいつでも
起伏の無い感情なのよ
だから自由にさせて
泣きたい時は泣きたいの
笑う時は笑うから
あなたもそうでしょ?
悲しく 儚い
私を見ていて…
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時計の音は変わらない
何時に消灯しても
夕焼けより彼女は
朝焼けが好き
夜を嫌う彼女は
青空が好き
電話を切る時間が
いつもより早い今日
時計の音は変わらない
何時に消灯しても
窓が光り始めて
好きな青空だろう
僕はカーテン閉じて
隠れて眠った
君に送ったメール
待ち続けている今日
時計の音は変わらない
何時に消灯しても
時計の音は変わらない
何時に消灯しても
いつもの夜も
いつにない朝も
時計の音は変わらない
何時に消灯しても
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約束は運命じゃない
だから破るときもある
未来は変わり続ける
過去を振りかざすあなたに
私の未来を握る権利はない
諦めない
未来の私はまだ諦めていない
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遠い光に
眩しがっていては
近くの光なんて
とても見れない
遠い音に
怯んでいては
近くの音なんて
とても聞き取れない
何を探しているのか
何を確かめているのか
色鉛筆の色の種類
それだけで
どんな絵が描けるのか
迷い戸惑い
それでもしっかり
僕を掴んでる
どんな形でも良いなら
僕は側に入れる
いつだって未来はある
いつだって未来はある