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MAREの部屋  〜 新着順表示 〜


[69] 恍然大悟
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息をした

ほの暗い公園

風の音が

息に混じる


悩みが趣味に

なっている最近

誰もいない場所が

幸せで


考えた時間が

また一つ

星となっていく


あの星は君かな

ずっと僕を見ている

気がする

いや僕が

ずっと見ているのか


風で飛ばされた

葉が僕を叩く

キレイなものばかり

見ていないで

もっと自分を見なさい

そう言われた気がした


趣味を失った帰り道

冬の寒さが暖かい

2005/11/07 (Mon)

[68] God Man
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陽が落ちた

荒れた大地に

水を注いだ

人の形をした神が

人を叱ることは無かった

その残飯をあの子たちへ


悪循環を作り出す

人間はどこへ行くのだろう

僕の様な考えが

繋がった時

何か変わるだろうか


潮風に肌が傷んで

地球の叫び声が響いた

2005/11/05 (Sat)

[67] 芸術
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タイルの隙間に

張り付いたカビが

作り出した 

変な模様を見て

感心した僕は

マジックで

模様を完成させた

僕にしかわからない芸術

その一つ一つが




空が模様を作るのは

空にしかわからない芸術

2005/11/02 (Wed)

[66] 意味*無意味
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生まれた理由を

死ぬまで探すなんて

無意味に思った


家に住まないおじさんが

教えてくれたこと

「人生に無意味なことなんて

一つもないんだよ」

歩道橋の上で思い出した


ベルトコンベアの様な

大きな道を眺めて

うるさい音楽を聴きながら

無意味なことを探した


僕が知りたいことは

本当は意味のあることだけど

月が下り始めるまでは

無意味なことを探した


そのことに
意味があると信じて

2005/10/31 (Mon)

[64] シュクメイ
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ギターを弾いて

即興した詩は

どれもこれも

君のことばかり


ひねってみても

比喩を使ってみても

君がそこに

そこにいるよ


歪んだ心や

黒ずんだ心は

君がいると

キレイになる


反射的に浮かぶ

君の背景は

白いから


ボクは

キレイな

詩を

歌える


騒がしい世の中

歌う詩は

静かで

キレイで

この詩が

君と出逢った

宿命



2005/10/30 (Sun)

[63] Ring finally discovered
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One year has passed

since it parted from you.


君を既に忘れていました

Thing to have found a certain day


is ring

無くしたはずの指輪でした

Ring of together.

The shine is cooled

and it has gotten blacked. 

小さなポケットに納まっていた

黒くなった指輪

刻まれた文字が

君を連れてきました

doesn't throw it away. ボクは、、、。

Good memories are not thrown away.

doesn't throw it away.ボクは、、、。

You must be laughing in my mind.

いつまでも always、、、 

笑っていて欲しい

2005/10/30 (Sun)

[62] セパラジオン
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生まれ育った 町が懐かしい

何か失う度 そんなことを思う

あの時笑った 顔が懐かしい

君の背中見る度 そんなことを思う


涙が伝う肌が 風を冷たくした

君の表情が セピア色になった

着信のメロディは もう忘れた


僕は背中を向けて泣いていた

僕は背中を向けて泣いていた


nearby national road is awfully quiet

grig is singing like the place that was at that time


shadow to draw close is away

shadow to draw close is away



君が住む町は 星が綺麗で

お金なんて無くても 時間はつぶせた

夜の道二人で 理由無く歩いた

写真を見返す度 そんなことを思う


長いベンチに 距離をおいて座った

反比例した二人が 言葉を探して

流れ星が 上に向かって流れた


君は背中を向けて泣いていた

君は背中を向けて泣いていた

2005/11/06 (Sun)

[61] Festival
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森の中の象が 顔を出した

明かりを灯した 光に驚き

鳥が落ちた 飛ぶことに疲れた

奏でられた音楽 視線がよぎる

耳を立てて 目を開いた

そこにある高鳴り

耳を立てて 目を開いた

繰り返す鼓動

象が踊る

振動が鼓動となる

鳥が歌う

歌声が空高く響く

祭りが皆を

誘い

灯が燃え上がる

皆の両手が開いた

2005/10/20 (Thu)

[60] 大衆の一粒
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蠢く大衆の一粒

君の頭を見つけた

左右に振られる髪の先

香りを漂わせる


いつまでも犬に噛み付かれ

君を追い掛けることはない

雨が一粒ずつ

大衆に降り注ぐ

掻き分けて追えるほど

この大衆に摩擦はない


声のかけ方に悩みながら

追えない自分を悔やんでいた

雨の落ちる音

足音で聞けない

大衆の熱が声に変わる

雨のなか一人耳をふさぐ


君の傘を見つけた

傘の色が一緒で良かった

2005/10/19 (Wed)

[59] 有為転変
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雲間に覗く薄い月

闇を静かに泳ぐ雲

一瞬で変わる心

長き時間で変わる心

どちらも大切に

吹きかかる冷たい風は

自然現象

悩みなど

川を遮らんとする

岩にすぎない

2005/10/19 (Wed)
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