詩人:MARE | [投票][編集] |
季節の隙間に迷い込んだ
僕の部屋には光も陰もない
君が残していった物
この部屋に残る僕
近くを通る車の音
広い部屋にただTVの音だけがこもる
当たり前に訪れる季節を横目に
君と僕の間を彷徨うこの部屋で
密かに見返そうとたくらむ
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どんなに色を足したって
黒になっていくだけで
白なんかできやしない
僕がどれだけ悩んでも
君のキレイな白い心は
汚れてしまうだけなのかもしれない
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積み木の様な愛は崩れやすい
忘れてしまうようなものをふやす気はないよ
絆とその結び目が固くありますように
湿らせて きつく きつく
絆とその結び目が固くありますように
湿らせて つよく つよく
運命に生まれ変われ
Don't get loose for you and me
connected it strongly and strongly
firmly knot
I want to knot me with you
新しい結び目をつくった君は
切り刻まれた結び目をそっとほどく
手繰り寄せた想いを握りしめた
離れずに きつく きつく
手繰り寄せた想いを握りしめた
離れずに きつく きつく
未来はもうここに
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ドキドキするあなたの横
顔も見れないくらい好きで
とうとう告白した瞬間
真っ白になりました
赤く白く入り浸り
心は激しく動揺して
時間が止まりました
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目の前の少年が 離してしまった
あの風船は 暗い雲に隠された
泣き声は 届かない
見つけたロボットは 壊れている
悟った 瞬間に動き出した
その目は 暖かく
決めつけていた それは
すべてが違った世界
悲しいはずの 少年は
母親の横で 笑っている
決めつけていた それは
様々な色が 混ざり合い
まだ見ぬ 色は眠る
ロボットは 空を晴らした
The dark sky laughs
A wet ground sings
The leaves begins to dance
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何を心配しながら生きているんだい
かくれんぼはもう終わったよ
目を開ければ君のビジョンが見えるはずだ
隠れる場所を変えたって同じ事
かくれんぼはもう終わったよ
笑った顔すら隠してどうするの
君の名前を唄うよ
目を開ければ ほら 広い世界
君の名前を唄うよ
僕がそばにいる ほら 手をつなごう
君が隠れるその場所は
この広い世界よりも素敵な場所であるのなら
僕は目を閉じるよ
君が目を開けなければ
見つかる事はないでしょう
でも
かくれんぼはもう終わったよ
目を開ければ君のビジョンが見えるはずだ
君の名前を唄うよ
目を開ければ ほら 広い世界
君の名前を唄うよ
僕がそばにいる ほら 手をつなごう
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久しぶりの笑う顔
夏の終わりに来た海
はしゃぐ声と
海の匂いで
なんだか胸いっぱいになって
抱きしめた
季節は終わりかけて
想い出は薄れるけど
変わりゆく季節を追う事より
終わり行くこのひと時も
良いものだと思った
波の動きと
風の鼓動と
景色にたされた
海辺ではしゃぐ君の姿
そして水平線の向こうで笑う
僕たちの未来
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遠くを眺める 青いネコは
僕の隣りで シッポを振る
太陽は目をつむり 月になった
ああ君の色は 雨の色か
揺れるシッポは 僕を引き寄せる
そのシッポに触れて 青色をください
足りない色に 気づきました
そのシッポに触れて 連れ出してください
動いてない事に 気づきました
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友達のふりをした
僕の口は
近づけば近づくほど
声は小さくなって
それを知ってか
君は僕を見つめるけど
その瞳を僕は
見る事が出来ない
でも夢の中での君が
見てくれているから
僕は生き続ける
もし僕に触れたなら
空高く飛べてしまうのに
主人公はいつも僕なのに
悲しいよ
目の前に君がいるのに
主人公はいつも僕なのに
悲しいよ
叫ぶ気持ちが声にならない
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耳をすませば聞こえてくる
君の残像がせかす声
踏み出せば消えるその残像が
今の僕には心地いい
隠されてしまった宝物
それはつまり
忘れたい思い出
悲しくながれるメロディ
湿った風に乗せて聞こえる
立ち上がり見渡せば
メロディを奏でる仲間達
想いが無駄じゃない
と思う日まで
すべてを愛してしまおう