詩人:MARE | [投票][編集] |
ミジメニ ナリタクナクテ
ワカッタフリシテ
スマシテル
子供の心を置いて
本来の自分の姿を忘れた
笑う顔すら気にする僕
あの日見た空と違って
僕の心は黒く 空は赤い
夢を語る人間を笑った
僕の後ろで
誰かが笑う気がした
ありふれた言葉
冷めた目で読んだ
その詩で
僕は
涙した…
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すべてが満たされた時
僕は僕でいれるだろうか
何かを得る幸せを忘れるくらい
すぐそばにある幸せを見つけようか
必要なものは
持っていないものじゃなくて
持っているもの
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目を凝らして見ていた
眠れない暗い部屋
時間がたてば見えてくる
暗闇は慣れるものでしょう
突然に枕元の光
慣れていた暗闇はたちまち
深い闇
そして手元の小さな
眩しい光
大切なものが見えないとき
目を閉じればそれだけが…
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笑って 跳ねて
感激の涙
あなたの素直なその笑顔
涙はドレスのように
昨日悩んでいた僕
くだらない事ではしゃぐ君
羽は生えたよ
もう飛べるよ
ありがとう
笑って 跳ねて 笑って 跳ねて
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水の上で浮きたい
空の上で浮きたい
君の心で浮いてる僕
探した指輪は
水底に潜った
流れる水は
知らぬふりをして
探してくれた
あの鳥の名は
誰も知らない
あぁ 鳥がはばたく
あぁ 暗い森を抜け
太陽は 照りつける
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晴れた空に隠れた星
華やかな昼下がり
星たちは暗い宇宙で
羨ましそうに眺めていた
いつかあの明るい昼の空のように
いつかあの雲を突き抜けるように
辛い時間は 過ぎて
星たちは 君を目指す
輝きは届いて 夜空を飾る 夜空を飾る
辛い時間は 過ぎて
支え合って 過ごした日々
輝きは繋がって 星座となる 星座となる
(競い合って回って 競い合って回って)
言葉のいらない 静かな時間
自由を求めた ほうき星
今はもう 見えない
さがした 光はもう先へ行ってしまった
明日の 夜は一人でも光るさ
辛い時間は 過ぎて
雲まみれの 一番星
輝きは届いて 夜空を飾る 夜空を飾る
辛い時間は 過ぎて
支え合って 過ごした日々
輝きは繋がって 星座となる 星座となる
メロディは明日のために蒸発した
競い合って回って 競い合って回って
辛い時間は 過ぎて
闇を劈いた 新しい瞬間
輝きは届いて 夜空を飾る 夜空を飾る
君を飾る
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足音が足音を誘う
曲の後の静けさと手紙
夏の身震いが
あなたを思い出させる
消したはずの記憶は
夏の匂いでよみがえる
穴の開いたハートから覗く
僕の涙は誰にも見られない
友と競い合って飛ばした
紙飛行機はきっと
あなたへ向かって飛んだ
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目の前にある 君の手に触れて
僕の描く未来へ 連れて行きたい
彷徨ったあげくの言葉は
太陽と共に海へと沈む
押さえつけた もう一人の僕を
味方にしたら どれだけ近づけただろう
彷徨う言葉が 刺激して
太陽が昇る前に 君をさがす
僕の分身よ 二人を連れ去って
僕の分身よ 沈んだ言葉さがして
目の前にある 君の手に触れて
僕の描く未来へ 連れて行きたい
細かいしぐさを探す 醜い瞳
ただ見ていたいだけなのに
目をつむっていても 同じ景色
時間が 悪魔に思えた
通りすがる猫は 僕を見てあざける
何も出来ない 何も言えない
僕の分身よ 二人を連れ去って
僕の分身よ 言葉のいらない世界へ