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聞こえないよ
君の声が
聞こえないよ
あたしの中に
あたしの耳元で
もっと叫んで
聞こえるまで
もっともっと叫んで
あなたの居ない暗い世界は
あたしには何の意味もない
ねぇ
聞こえないよ
ねぇ
もっとあたしの名前、
身体が裂けるくらい呼んで
優しい叫び声が
明日は聞こえるかな
上辺だけのこの艶やかな景色に
あたしは明日もあなたを祈ることが
出来るのかな
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手放す前に
一つ聞くとするなら
それは本当に不要かと
あたしは問うのかな
いや、あたし、
自分に必要なものくらい
自分で見極められる
そんな筈だった
あのときに
強がった記憶
強がってないと言うことが
もうあたしの強がり
あたしには守れないよ
あなたの大事な想いなんか
守れないよ
だけど、
箱に入れて
両手に必死に抱え込んで
誰にも譲ってやらない
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死んでしまう事が
あたしには解らない
だから死ぬ事は
ちっともね、恐くない
一人で悲しい?
かもしれない
暗くて寂しい?
かもしれない
でもあたしは
あたしは死ぬ事より
あたしが死んで
みんなが悲しむのが
みんなが泣くのが
辛いから
あたしは死なない
あたしは死ねない。
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ごめんね、あたしは今でも解ってて
もう繋がらない番号にコールし続けてる
あたしの冷たくなった手
握りしめて
『寒くない?』って聞くの
それはとてもあったかい時間
あなたの瞳、声、背中全部全部全部が…
大好きで、愛しくて…
季節が巡る度に思い出す
あなたといた時間、
笑いあえていた時間
前を向いても追い掛ける背中が見当たらない
愛しいよ、
会いたいよ
そんなコト、もう言えるわけも無いけど
強がってばかりいたんだ
ねぇどうして
せめてあの時ぐらいは
自分に素直になれなかったんだろう…
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突然の雨
泣いてたあたし
怯えてたのかな?
寒かったのかな?
…寂しかった?
突然の雨
相変わらず傘は持ってないんだけど
もう
泣いたりしないよ
あのね、
一人じゃないって
気付いたから
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辛くて辛くて泣きたい日
何だか疲れてしまった日
思っていたよりも
世界が見えなくなったら
いつでもここに
くるといいよ
あたしはいつでも
待ってるから
君が『ただいま』って
言えるように
あたしはここで
『おかえり』って
言えるように
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もしも、この姿のまま
あなたの元に辿り着くことが出来なくても
遺された記憶だけが
あたしの元から離れ、
あなたの手のひらに乗る
この先
あなたを失う日が訪れるのならば
私は全てを失っても怖くはないだろう
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空はいつも寂しい
こんなにも
綺麗だけれど
必ず繋がっているけれど
二度と出逢うコトはないと
二度と気持ちは
繋がらないと
この青が知っているから…
目を背けても
いっぱいに広がる空は
諦めて見上げるその度に
絶望を教えてくれるの