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luaの部屋  〜 投稿順表示 〜


[180] Letter
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青すぎる空に
虚しさを抱くなら
優しすぎるあなたに
愛しさを抱こう

面倒な人間関係に
欝陶しさを感じるなら
その時間で
私はあなた詩を書こう

たくさんのオモイの交錯
私の言葉が

どれだけ届くかは解らないけれど
信じてゆけるもの
一つでもあるなら
もっとあなたに近付ける


想い、溢れて涙流す日も
キラキラ笑顔の日も
憂い打ち寄せる雨の日も
一人でいるのが恐い夜も

何かしてあげられるわけじゃない、だけど
あなたと一緒に居るんだろう

数えきれない時を経て
私があなたの前から
消えてしまう瞬間が来たら
私の名前を一度だけ呼んでほしいの

あなたのくれた言葉全て
心に刻んで、離さない

愛しき人に寄せる手紙
切手は無いけれど

あなたの元に届けばいいな
届けばいいな…

2005/08/01 (Mon)

[181] BIRTHDAY
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あたしは今まで何を見て
何をしてきたんだろう?

一体どれだけ大事なものを
見逃してきたんだろう?


19歳の誕生日
気付いたら今のあたしはここにいて
たくさんのものを見失っていたけれど

いつかまたこの先で
見つかるんだよ。
気づいても引き返す気はないの

これが、あたしなの
こんなあたしが
今のあたしなの


自分のコトが好きになれそうな

そんな誕生日

2005/08/04 (Thu)

[182] 『後戻り』
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見るもの全てに
怯えてしまうというのなら
何も見なければいい
目を塞いでしまえばいい

でもね
あなたが大好きだった
<後戻り>は
できないよ?

例えばね
羽根をもいだ蝶は
二度と優雅に飛ぶことは
できないでしょう?

例えばね
鱗を全て削いだ魚は
二度と澄んだ水を感じることが
できないでしょう?

さあ、さあ
誰が羽根をもごうか
誰が鱗を削ごうか

誰が目を塞ごうか

<後戻り>はできないよ

2005/08/09 (Tue)

[183] 忘れ物
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手に入れたものは
そんなには多くないし
忘れてきてしまったものも
かなりあるのだと知った

私は自分のために
何が出来るのかな、なんて

ごめんねって何度謝っても
「私」に許してもらえるかはわからないけど、
何かをやる前から
諦める人は好きになれない

あたしはあたしで、
君は君

もう少ししたら
探しに行こうかな
どこかに忘れてきた
大事なもの。

2005/08/09 (Tue)

[184] 雨降り愛降り
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もし私が空を飛べるなら
雲の上に抱えきれない位の
愛を置いてこよう
雨が降る時にその愛が
どんな人にも降り注ぐの
みんなが愛を知るの

2005/08/09 (Tue)

[185] おまじない
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おまじないはいつも
「大丈夫、まだ頑張れる」

どんなに辛くたって
泣きたくたって

ココロの中
おまじない唱えて

ぐっ、と堪えてみる
堪えきれるコトばかりじゃないけれど…

少しくらいなら強くなれるって
そんな気がして

おまじない
おまじない。

2005/08/23 (Tue)

[186] 鈍痛
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どんな事をしても
無駄なんだ

こんな事から
早く抜け出したい

貴方の胸に飛び込んで
さっさと泣いてしまって

「しょうがないなあ」
って、頭を撫でてもらって

また安らごう。



早く殺しちゃおう。

2005/08/23 (Tue)

[187] UMBRELLA
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出逢いは突然に訪れて
喜ぶ間もないほどなのに
サヨナラはいつでも辛くて
最後にもらう優しさは逆にあたしを傷つけて

季節の風だけが
あたしを包んで
その度に抱いてくれた
ありがとうも言えないけれど

言葉じゃなくてもっと伝えたかったこと
あたしは忘れていた
大切なことはあたしの角度からは一番見えにくくて
終わってから気づく失敗はいつもあたしの壁になった

むやみに足を踏み入れて
後悔することは少ない?
でもあたしは
それでいい

駅の自由通路
たくさんの歌を歌う度に
自分を見失って、遠く離れていった
涙つぶ、短い夏

伝わらないならそれでもいいと思ってしまう
妙に冷めた目を
あたしは使いこなせる筈もなく
誰かのために傷つくことに必死になった

曇り空、雨降りのまま…

傘はさせないの
あなたが持っていってしまったから
濡れた目を一人必死に擦って…
こんなくだらない夜が少しでも早く終わるように

やわらかな雨の中
それでも傘をさせないまま

2005/08/23 (Tue)

[188] 
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いいの
それでもいいの
馬鹿でもどれだけ無駄でも
それでもいいの

あなたが吐いた嘘
あなたが嘘じゃないと
そう言うのなら
それは嘘じゃないの

嘘さえも
真実に
変えて
しまおう

どこかの誰かが
忘れるほどずっと昔に言ったような
たった一つの真実?
あたしにはそんなもの
何の価値もない

塗り固められてもいい
あなたの口からの嘘なら
あたしはいくらでも
飲み干せる

2005/08/29 (Mon)

[189] 全てが。
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偶然なんて
ありえない
全てが必然
神様も
知らないくらい

2005/08/25 (Thu)
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