詩人:カナリア | [投票][編集] |
貴方は 舞台に立つ人だから
私は そこには上がれないから
同じリズムで 同じステップ踏むことなんて
『不可能』でしか ありえない?
今宵も月明かりに照らされて
私は一人 踊り明かす…
この赤い靴履く足が
もげればいいと
願いながら
詩人:カナリア | [投票][編集] |
好きです
好きです
まるで呪文の様に
そう唱えれば
君が手に入ると思ってた
好きです
好きです
恋焦がれて君に焦がれて
灰になるしかないならば
君のタバコの先に…
赤く火種を灯し
灰になる
詩人:カナリア | [投票][編集] |
頭が痛いわ
ガンガンするの
ちょっと音楽
『止めてくださる?』
今夜は静かに眠りたい
やけに背の高いあの靴を
今夜は抱き締め眠りたい
踊ることにも疲れたわ
だから今夜は… お休みなさい
だから今夜は… 貴方の元
へ『泊めてくださる?』
詩人:カナリア | [投票][編集] |
カナリアが
どんなに歌ったとしても
世界には響かないの
カナリアが
どんなに愛を語ったとしても
平和には届かないの
だけど
カナリアが歌う詩が
カナリアが語る愛が
孤独に怯えるもう一人のカナリアに伝わるのならば
カナリアは
歌うの そう 愛の歌
詩人:カナリア | [投票][編集] |
君を追い掛けた
どこに行くのかなんて
わからないけど…
ただひたすらに追い掛けた
だけどどこまで行っても
君は振り向いてくれないんだね
嗚呼…
もう少し
夢から覚めないで
もう現実には存在しない
君を
もう少しだけ
追い掛けさせて…
詩人:カナリア | [投票][編集] |
今日は雨です
そちらは今日も
晴れですか?
空にいる
貴方と貴女とあの人に尋ねます
皆でがむしゃらに生きている私を
笑って見ているのでしょうか?
詩人:カナリア | [投票][編集] |
貴女の腹から生まれ落ちた訳で…
貴女に厳しくも優しく育てられた訳ですよ
どんな時も一番の理解者であり
絶え間なく愛情を与え続けてくれた貴女
貴女がいなくなるなんて
想像もしていなかった私は
寂しさに押し潰されそうです
玄関のドアを開ければ
甘ったるいシチューの匂いまだ貴女の声が聞こえる気がします