詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
はかない君に せがむ歌
そばで歌う ソング
おっとり しっとり 天使の子
コケティッシュ、だなぁ
わざとミスして、助け 待つ
あちゃ〜
君が僕に 君を救わせようとしてるところ
君を見たときのような
たのしい朝に
咲き始めた夢が
小枝のつゆに はじけて
肩で やるせなさを ふるわせた
少しだけでも 分かった
寂しがり屋は、たのしがり屋さん、だよね。
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・・・しゃけ
ししゃも
ほっけ
魚の日本語
なんか「殺傷して 食って、ゴメン」
っていう まろみが宿ってる 語感
「とって、刃物でさばいて、申し訳ない」
優しさの呼びかけが、籠もってる。
そういう ヤマト言葉が好きです。
焼きざかなの かおり 嘗めながら、
潮騒の遠吠えに 耳すます。
こうなってくると もう、
ムードにどっぷり浸かり
その気になる、、
人ってモノ。
さめずにホット
自分の炎 みつめる
やけどしないように
しくしく ベソかく
魂の奥底・・・
むせび泣きは
耐えて、
ぎりぎりで 静かにしている のよ
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たよりなく、やさしげ
付き添いたがってる
ぼくたち お互い
包み込む 薄紙(うすがみ)の きゃしゃさと同んなじ
ゴメンね を言い合うように、
甘く、細く、、 ちょっとで気軽く、にこやかになれる
これだから、明るさへ向かいやすい んだよね
弱いままで いようよ
愛も、、おすそわけを 続けて もらえる
強く、きれいな君なんか、
よすぎて こわい
まぶしくって、直視するのを避けてしまう
小さく、よゆうがない、ぼくらなの。
もっともっと 弱くなろうよー
そうしよう
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みどり ゆかし
嗅(か)いで、吸い取る
生命に 気を込めてけば
毎日が明るくなる しかない
今は弱いから、伸び上がろうと してる所
意気込みがあれば、大丈夫さ
花の世界は皆 仲良し
隣ともゴッツンコしながら、輪にとけ込んでる
あんなふうに、円舞しようじゃん?
過去の渋みを
甘さで溶けば、
産声あげた 赤ちゃんに戻れる
おでこを陽光に当てとけば、
青と赤の血が よぅ〜く 混ざって、
気が大きくなるって、さ
強く成ろう
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飛んでる鳥は当てずっぽう ちゃんと見ちゃ いない
なんとな〜く、恋か?悪夢か? 見分けてる
やつの目線 追っかけて来て、無いようで有って、、
ノホホン、なのに、鋭く、生きよう
チヤホヤ うぬぼれ しっかり頑張んなよ
僕らのけんめいなG(ジ)ーンズ姿
小生意気で、死にそこないそうな、、楽しすぎ!
あらけずり激
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風呂上がり
タオルで顔・拭いてると、
雨上がりの湿気に乗っかって、
そこいらの、窓の外に繁る、葉っぱがツンと香る
何だか
その緑たちを かき集めて、
肌いっぱいに こすりつけ、思いっきり身体じゅうを拭きたいような気になった
それだけ、、自然に溶け込みたい気分
?。。 獣の血が、昔を懐かしむのか?
そんなグリーンは、僕の鼻へわずかな臭味を運んできて、
なんか 頑張って 優しく 僕を包んでくれようとしてる みたいに思えたんだ
ちょっと変な感じだね
水と陽射しをいっぱいに吸い込んだ、クロロフィル・フィトンチッドとも、ふと、「仲良くしたい」、、なんて思っちゃった。
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世界を舞台に飛び回る ヒトは
もうはや 人でなく神の領域にある
クライマックスは 星の物語
夜空の星たちの魂が、シャイニング・スターたちに「銀河系救済の願い」を託された
ライオンやウサギに化けたスーパー・星雲たちを 続々と天につかわし、
静かになだめさせるように したんだよ
銀河を駆け巡る 星座たちが 輝くスト−リー
戦いあり、恋あり、友情あり、親子の愛あり
そっと静かに見ておいで
赤っぽい「ゴールド・スタ」ーと、
グリーンっぽい「シルバースター」の二つをつないだら、
ハート型の思いやり座に なるのよね
まばたき、またたく、スターたち
晴れた晩にじっと見上げてたら、「胸がワクワク」勇気をくれる
だから、
ありったけの思いで、
夜空の仲間に「こんぺいとうキッス」をあげましょう
そうなのです。これから先 人間たちは、今の何十倍も巨大になって、宇宙で暮らすようになるかもしれない・・・
ヒトが宇宙に住む今夜
間もなく人はそれぞれが、星に姿・かたちを変えて、夜空を駆け巡り、夜空で眠る
そして、宇宙を平和にする使命を担うようになるのです
今夜ももう、宇宙がヒトの間に降りて来ている
だから、君のささやき声や、ちょっとしたもの音、遠くから聞こえる呼び声などなど
どれもが、宇宙の、より、はっきりしたメッセージ
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たまには、デリケートな時間を作ろう
くちびるをほとんど動かさずに話し、
濁りを、、出してしまえ
疲れてる
切なさ 剥ぎ取って
少ぅし、にがみを 取り入れよう
ちょい 摩擦 起こして
ほろにが 出会いも、いい
きれいなモノ 見たら、涙ぐめる
人間 本来が持ってる
内なる まろみを 思いだし、
因縁(いんねん)めいた、うらみ・うらやみ・が、はずれ、とけてゆく
自分がどっか、かわいそう
残る思いは、雲クッションにうずもれた
ぐっすりブルーな、緑児(みどり・ご)の俺
死後、生まれ変わるはずの 「生誕が見えたっ」、、そんな感じ。
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メニューを開いて、
指で たどって行きながら
「どっれっに、しようかな〜〜」
う〜んと 考え込んでた。
人差し指で つっかえ棒して
身体を支えてた だけで、
そんなぼくに、
「それは カツ・ライスっ」
と追っかけてきて呼称する
商売熱心なマスター
苦笑しちゃったけど、
それほど元気もらえた
店じゅう買い占めてあげたくなった