詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
狂うような愛は
要らない
破滅に繋がるから
それが理想
絆すような瞳で
見ないで
別れを躊躇うから
これが現実
確かな愛でも
"永遠"には続かない
理性や制御は
何の役にも立たない
愛の前では
足下にも及ばない
けれど
本能に任せれば
自滅あるのみ
それでもまだ
あなたを
愛してやまない
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたの瞳に
影を落としているのは
あなたの罪ですか
それとも
私の罪ですか
知れたと知らぬのは
私だけですか
あなたは、全て
お見通しなんですか
何かしら隠し事でも
あるんですか
それとも、私の
思い過ごしでしょうか
あなたの心に
闇を落としているのは
あなたの罪ですか
それとも
私の罪ですか
教えて下さい
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
密室で抱き合うあいだ
どれほどの嘘と
快楽と欲を
絡ませたのでしょう
ただ躰だけを求め合い
抱き合った夜…
"愛人"を円で囲んだ
ふたりの関係は
密室で抱き合うあいだ
どれほどの汗と
不安と愛を
絡ませたのでしょう
ただ心だけを求め合い
抱き合った夜…
"恋人"を円で囲んだ
ふたりの関係は
行き着く先は
まだ見えぬ未来へ
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
"現実"は残酷なほど
逆らってしまう
その重みに耐え切れず
押し潰されても…
あなたを諦めるより
たやすいと感じた
人の運命なのかしら…
危険な遊びほど
夢中になってしまう
密愛を重ねるたびに
息苦しくなって
後戻りも出来なくて
あなたに堕ちて…
肌が触れ合うたびに
胸が切なく痛む
恋しさ募って
愛しさ増すから…
今だけはあなたに惚れた
誰のものでもない
"ただの女"で在りたい
そして…
もぅ"彼"の知る私は
何処にもいない
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
君の体中から
溢れてくる匂いに
眩暈がする
倒れそうになるぐらい
君の香りは、
私の細胞一つ一つに
浸透してくるの
髪の間から匂う
石鹸の香り
首筋に頬を寄せれば
香水の甘い匂い
抱き合った後の
汗の匂い
こんなに愛しい香り
他の誰かじゃ
味わえないんだ…
抱きしめられるたびに
私の腕や躰に
君の香りが残るから
また眩暈覚える
こんなに
気持ち良い匂いを
他に知らない
いつまでも君の香りに
酔い痴れていたい
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
年上の男には
愛されて、守られて
もぅ永い月日を
平穏に暮らしてきた
年下の男とは
軽はずみから惹かれて
もぅ何度となく
密会を重ねている
深い愛も冷めれば
ただの情で…
熱い躰も冷やせば
ただの塊ね…
ふたりのあいだで
揺れる日々
ふたりのあいだで
揺れる想い
傾きはほんの些細な事
愛の重さなんて
定まらない
常に変わり続けるもの
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
憧れなんかじゃない
ただの願望…
救いの手なんか
とうの昔に諦めたから
今は何より
近く感じられるんだ
欲を云うならば
安らかに逝きたい
眠っている間に
独りきりで
神様、お願い
早く連れて逝って…
私を迎えに来て…
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたに逢うたびに
"好き"だと
実感してしまう
傾きかけた想いに
気付いているんでしょ
あなたから
仕掛けてきた恋なの
大切にしてよ…
そして、
この恋を壊せるのも
あなただけ…
ほんとは
わかっているんでしょ
私ときたら、四六時中
あなたの事ばかり
馬鹿みたいに
想うことしか出来ない
あなたが望むなら
真夜中でも駆けてくよ
恋煩いの愚か者と
呼ばれても…
嵐の中でも構わない
私には、もぅ
あなたしか
見えていないから…
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
息が詰りそうなほど
逢いたくて
逢いたくて
胸が潰れそうなほど
逢いたくて
逢いたくて
泣けてしまうほど
逢いたくて
ただ逢いたくて
ねぇ、いつか
わたし
逢いたくて
壊れてしまいそう…
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
もぅあなたじゃなきゃ
ダメみたい…
他の誰かじゃ意味ない
心も躰も…
あなたの声じゃなきゃ
響かないの…
愛の言葉の代わりに
強く抱きしめて
あなたしか
見えてないから…
もぅあなたじゃなきゃ
生きれない…
他の誰かじゃ意味ない
愛も夢も…
あなたの腕じゃなきゃ
見れないの…
愛の証の代わりに
優しく抱いて
もぅあなたしか
要らないんだから…