胸が痛むんだ

恋の様な切ない
痛みなんかじゃない
苦しくて痛むんだ

あなたに逢えない

こんなに淋しくて
哀しい気持ち

気持ちは届かない

あなたが見えない

どれぐらい不安で
辛いか、解る?

想いは伝わらない

幾つもの季節を越えて
今、貴方に伝えたい

出逢った頃と
変わらない想いを…

"恋は短く儚いもの"
今まではそぅだったから

こんなに、長い間
持続する愛があるなんて

幾年経っても変わらずに
貴方と生きていたい

これからも、私を
放さないでいて欲しい

"聞き分けの良い女"
今まで演じてきたから
気付けば…

笑ったり、泣いたり
素直に感情を
ぶつけられなくなってた

怒ったり、罵ったり
醜い姿や言葉
見せられなくなっていた

今更、悔いても遅いと
分かってはいるの

きっと、貴方は
私の本当の姿を知っても
変わらずに、
愛してくれたでしょう

『あなたなしじゃ
幸せになれない』ことは

既に分かってるの
依存してしまってる事も

『あなたなしじゃ
生きられない』だなんて

例え思っていても
云う女じゃなかったのに

あなたが変えた

時間が変えた

そして、あなたは告げた
私の愛が"重たい"と…

呆れて物も言えない
涙さえ出ないの

だって笑えるでしょ?

私の世界は
あなたでいっぱいなのに

あなたの世界に
私は、少しも
響いていなかったなんて

こんな哀しい事って
他には、ねぇ
もぅ無いじゃない

夢から夢へと
追い続けているの

昔々、愛した
"彼"も"あの人"も
『永遠に夢を
　見させてくれる』と
そぅ云ったのよ

それなのに、他の女と
消えちゃったわ…

そして今夜、
ただ一晩の幸福の為に
その一生を
無にする"愚か者"

あなたを求める為に
あなたを感じる為に

あなたを得る為に
賭けてみるの…

夢から夢へと
追い続けて、そして
恐れているの
その夢が終わることを

あなたがいるから
笑みも涙も存在するの

想い出だけじゃ
淋しすぎるよ

あなたがいなきゃ
笑えない
泣けないよ

あなたじゃなきゃ
生きていけない

あなたがいるから
夜は明け朝が訪れるの

想い出だけじゃ
哀しすぎるよ

あなたがいなきゃ
夜のまま
朝は来ない

あなたじゃなきゃ
生きていけない

あなたじゃなきゃ
全て意味がない

いつまで我慢すれば
あなたの前で
思い切り泣けるの…?

いつまで経っても
微笑みだけが
顔に凍りついてるの

ほら、また
涙脆くなってきた

少しの本音も
云わせてよ

あなたが他の女に
熱を上げていた時でさえ
私は受け入れたのよ

それでも、あなたは
まだ私を傷付ける資格が
あると云うの…?

他所の手が触れぬように
あなたを、私の中に
閉じ込めてしまいたい

欲望や嫉妬は、
あなたを愛するが故に
起こる感情なの…

あなたの瞳が逸れぬよう
私という、檻の中で
永眠らせてしまいたい

束縛は自滅を、
愛情は破滅を呼ぶもの
逆らえない運命…

不幸せなんて
とても云えないよ
あなたを想えるだけで
私は幸せなの…

他には何も望まない
『愛したい』

あなたを…


あなたを知り
淋しさを覚えたよ
ただ二人でいることが
幸せに繋るの…

他には何も求めない
『愛してる』

あなただけ…



二人の出逢い
今では全てが幻影
けれど私は間違いなく
"幸せ"でした…

もぅ届かないけれど
『愛してた』

あなたへ

貴方への愛情に
私の全てを賭けるわ

貴方を
守れる強さが誇り

恋だけの女には
なりたくなかったのよ

けれど、貴方に
出逢ってしまったから


貴方からの愛情に
私の全てを託すのよ

貴方の
裏切りは許さない

貴方がもし私を
愛せないと云うのなら

きっと、貴方を
殺めてしまうのだろう

恋は恐いもの
罪を犯してしまいそう

病は治らない
永遠の罰を受けても…