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遥 カズナの部屋  〜 新着順表示 〜


[252] 朝夕
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

水平線から
朝日と夕日を
あたりまえに見える
小さな島に住んでいる

人の
どんなシャンデリアやステンドグラスの名工でも
あの荘厳で慎ましやかな
始まりと終わりの光のスペクトルの調合を
世界中にばら撒く事など出来はしない

どこまでも広がる
青い空と
青い海と
その境目にある
小さな島

自分が汚れてしまっているから
美しいものがより美しく
見えてしまうのか

そんなわけない



2019/10/06 (Sun)

[251] あの
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道端の水溜り

空の影は雲
明るさのみかえりは瞼の裏側
乾いてなくなる

言いたい事は無い

2019/09/28 (Sat)

[250] 
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まとまるか
問いかけてはならない
なら
詩ね
という意味か

我が家は
四階建てのマンションの四階
そして
嫁はもう少し働ける時間を増やすと話した
これは
新しい物語
フランダースの犬みたいに
俺はなるのか

2019/08/18 (Sun)

[249] 及んで
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書いてはならない事にまみれ
まみれたこころに
勘違いと
青い空

揺るがない
後と先
いらなくなった



2019/08/05 (Mon)

[248] 穿つ
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ひとしずく
もう
ひとしずく

だけども
もう
ひとしずく

2019/06/22 (Sat)

[247] そつがなく
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便秘気味
トイレットペーパーが
痛い

まだ終われない
このままではいたたまれない

なにもかもいやだ
花壇のカタツムリを一つ残らず
殺してしまう

いや、犯罪者なんかには
なりたい話しではないから
安心して欲しい

夢がある

仕事を
極めたいのだ


2019/06/16 (Sun)

[246] 叙階
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社長の娘婿が私の部署で幅を利かせはじめ
何かと折り合いがつかなかった日々
それどころか
社長が入社させた旧友の高齢者の面倒見すらあり
そんな数年
少しづつまいてきた種がようやく芽吹き
部署移動
繋がれた煉獄の日々

もう2ヶ月したら口笛だ
いや
モンハンもいい

2019/05/12 (Sun)

[245] 亡骸
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蝶々の羽が
車道に落ちて
風にたなびいている

昨晩は夜中に大雨
雷鳴すら轟いていたと言うのに
悲しみが終わったような
無垢な青空に残骸のような
そんな雲がゆうゆうと
誰の期待にも頷いている

これは
生と死の狭間なのか
そう書いたら残酷なのだろうか

朝日に映える蝶の羽
鱗粉が清々しさへふりまかれ
やすやすと悲しみを
置いてきぼりにしていく

この身体の隅々まで
恐縮する

2019/04/28 (Sun)

[244] つり
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なにをされているんですか

みてわかりませんか
釣りです

何がつれますか

まだ何も釣れていませんから
わかりません 

何も釣れていなくて
どうして釣りをされているんですか

質問が多い方ですね 
何か釣れるかもと考えて 
釣りをしているのです

もう一つだけ質問させてください
楽しいですか

釣れなければ
楽しくはありません
でも
やめる理由もないのです

この本屋は立ち読み禁止
ウェイパーをふりかけて
文脈をそれて
ふりかえる


2019/04/13 (Sat)

[243] ふりだし
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さいのめはふたつ
どうぶつえん
ぶたないよ
さいころをふろう
そんなふたり

さいのめはいくつ
いかさまは
ふらないでね
さいころされて
たとえそんでも

さいのめはみてた
あがらない
あまぞら
すごろく
そんなふたり



2019/04/09 (Tue)
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