| 詩人:高級スプーン | [投票][編集] |
天井を見る時に
床を見ないから
恐怖を感じながら
安らげるんだろう?
壁のない部屋ぐらいの
曖昧な自由でも
僕には手に余るから
君にいつも
側に居てほしいんだ
何を忘れている時が
楽しくて
何を思い出せない時が
悲しいんだろう
何を忘れている時が
幸せで
何を忘れられない時が
不幸せなんだろう
もしも
窓の無い拘束具を
つけられたら
躊躇せずに
発狂出来るのかな
床を見る時に
天井を見ないから
苦痛を感じながら
安らげるんだろう?
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ここからじゃ聞こえない
君は今 何を話してる?
近くに居たって 心でつぶやく 君の独り言は 聞き取れないから
声に出して話をしようよ
二人が何も言わなくても 分かりあえる関係になったとしても 伝わらない 伝えきれない 想いが出てくると思うから
いつだって君の口から 君の想いを 聞いてたいんだ
そろそろ君と お別れの時間が来たみたい おやすみ また明日 バイバイ
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もうやめにしなよ
足跡を刻んだって
何も解決しないしさ
それでも黙って
見てられないんだって
君は休むことなく進んで
止められない僕は
止まったままで
時間と君が
見えなくなるのを
見ているだけで
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君を幸せで満たす為だけに
力の限りを尽くせる
そんな人間になりたいと
願える人間にもなりたいと
そう想うことさえ
僕のワガママなのか
心は真っ直ぐに立たず
歪んで折れた
一人じゃないけど
一つにはなれない
単純明解な真理が
二人だけの答を
隠してどこかに逃げた
愛とか恋とか
誰かさんが考えた言葉に
振り回され
今の自分の気持ちに
名前さえ付けられず
ムシャクシャしてる
馬鹿みたいな俺!!
望みを全て叶える
低反発なドッペルゲンガーを探しては
見つけられず涙する君
唯一無二の悲劇
幻の果てに広がるのは、
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生きていると増殖するストレス 煙草を吸っても吐いても倒せないのは ゲームじゃないからで
君と居るのも苦痛な日 疲れを癒してくれるのは 精密機械な処方箋 現状を変える成分など含まれていないけど
問題が起きなければ 何の問題もなく幸せに生きてゆけるのに 現実ではゲームのように試練を楽しめずに 続きをやるのをいつも躊躇ってる
もしもウミガメになっても 次は自分の番かもしれないと恐れてばかりで 目の前の世界に果敢に立ち向かえずに僕は 浜辺に一匹取り残されて 朽ちるんだろう
限られた時間の中で 幸福を手に入れる前に
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真っ暗な空が
自分の体を支え切れず
落っこちてきた
押し潰されそうになって
僕等 息も絶え絶え
ふとした瞬間
当たり前の日々が
有り得ない過去に
変わって
昨日恐竜に
襲われる夢を見た
それはきっと
薬のせいじゃなく
前世の記憶かもしれないよ
信じてくれないかもしれないが
実は僕も預言者の一人
これから先
どうなるかといえば
愛されないものが
居なくなって
近いうちに平和を
知るだろう
有り得ないって?
そう言うなら
僕に君の予知を
信じさせてみて
あの真っ青な空が
再び天に昇るって
信じさせてみて
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この唄を知る前に
君は死ぬかもしれない
君の存在を知るまで
僕が生きているかは
分からない
だから僕は歌うんだ
君と出会う為に
陽の当たらない場所で
己を磨き
もがきあがき続けて
自分に負けずに
繰り返し続けていけば
心は鍛えられ
強くなっていくだろう
僕は僕を信じる
より多くの
たった一人を
振り向かせたくて
この道を走り続けるよ
日の出と共に
この命沈むまで
僕は歌い続ける
君を知る為に
より多くの
たった一人を
振り向かせたくて
僕は今日も歌う
君を知る為に!
僕は唄を歌う!!
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知らぬ世界を
語っていたんだ
笑っていたんだ
ヒビ割れにも気付かず
壊れるのにも気付かず
語って笑って
崩れて落ちて溶けて流れて
行方知らず知らぬが仏
後戻りも出来ず
終わりが過ぎるのを
待つのみで
風に任せてゆらゆらと
波に任せてゆらゆらと
もう一度
全てを形成し直しても
それはもう別の人
もう二度と戻らない
時間も空間も
ぼくもあなたも
もう元には戻れない
罪と罰の行き先には
自らを持ち込めはしない
名前を付けるのは
誰も知らぬ他の人
始まりが始まる頃には
誰もこの名を知る由もなく
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あなたの歌から
ぼくの声が
聞こえた気がして
耳を澄ませたら
涙が一つ
こぼれ落ちた
あなたのものなのか
それとも
ぼくなのか
もうよく分からない
あなたの気持ちの中に
ぼくを見つけて
悲しい歌だったのに
嬉しくなって
あなたのものなのか
それとも
ぼくなのか
もうよく分からない
だけど不思議なくらい
よく分かるんだ
その歌声が
心まで届くから
あなたの歌が好きだよ
この気持ちを
誰かに伝えたくなって
ぼくも歌を歌ってる
あなたにも届くといいな
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息子だとか
おいなりさんだとか
男の子のナニは
元々ある言葉で現すのに
マ※コだとか
オ※コだとか
都道府県別で
呼び名が違うし
女の子のアソコはなんで
呪文みたいなんだろ
学校や公園の
トイレなんかに描かれる
女性の大事な部分を
現したマークを
初めて書いたのは
誰なんだろ
本やビデオで
性の勉強をした
男の子は皆
型にハマった
似たような行為ばかり
そのうち女の子に
飽きられるかもね
タてよ!日本男児諸君
もっと腕を磨き
君だけの
幻の四十九手目
決めてくれ!
皆で力合わせ
少子化に歯止めかけよう