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そうさ
目の前に居る女の子は
さっきからずっと
黙ったまんまで
僕が何を話し掛けたって
一つも返事を
返してくれない
どうしよう
なんて言えば
無言のまま
ムスっとした顔した
この子は
反応してくれるんだろ
確かに俺にも
悪い所はあったと
思うけど
そんなに膨れなくたって
いいじゃないか
笑ってくれよ
いつもの可愛い笑顔を
見せておくれ
ここまで言ったって
だんまり決め込んで
微動だにせず
俯いて座ってる
ん〜
ん〜ん〜
ん〜ん〜ん〜
唸るばかりの俺は
一時間後に逆に
彼女に怒られて
沈黙する事を知らない
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校庭を見つめる影一つ
早く終わらないかなって
いつもの昼休み
いつも通り一人きり
皆でサッカー楽しそうだな
見てるだけじゃ
つまらないし
図書室でも行こう
トボトボと廊下を歩く
僕が一人
あちこちで笑い声
笑われたのか
バカにされたのか
目を合わせられず
俯いたまま
早足で過ぎ去った
酒飲んで煙草吸って
オシャレして
Hして
バンドして仲間と笑って
今の僕に何が出来る
何をすればいいの
ナイフを持てば
変わるのか
こんな僕でも変わるのか
元々
僕は変わってるのに
長い廊下を歩く影一つ
僕の昼休みは続く
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なんやろ
一緒に居ると
楽しいねん
やから
好きなんや
タコ焼き
うまかったなぁ
また
寒なってまうから
行こかっ
アレ
どっちから来たっけ
あっ
こっちやったな
いや
分かってたで
わざと
わざと
いやホンマに
まぁ
早よ行こや
あ〜
今日はもう
買い物したんで
いいです
また
な
今回は
無視せんと
ちゃんと断ったやろ
男らしいやろっ
え?
あっ
やっぱ
ちょっとちゃうか
ハハ
なんか
お腹すいてきたな
食べたばっかやけど
そこのマクドか
牛丼屋寄らん?
要らん?
あ
そう
じゃ
もう帰ろかぁ
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パズルのように
上手く
はまらなくて
行き場の失った言葉達
デタラメに
繋ぎ合わせても
すぐに剥がれて
落ちた言葉を
拾おうともせずに
空を仰いだ
新しく何かを作ろうと
考えてみても
思いつかなくて
床を見つめた
一つ一つ
やっぱりどれも
僕の好きな感じ
気にいってるんだ
まとまらない言葉達
拾い集めて
机にしまった
せっかく
僕が産んだんだ
大切にしよう
この気持ちと共に
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明かりに
惹かれる理由なんて
人それぞれだと
思うけど
僕は君が好きだ
暗がりに
惹かれる理由だって
人それぞれだと
思うけど
僕は君が好きだ
僕が君に
惹かれる理由なんて
考えたら
キリがないけど
とにかく君が大好きだ
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太陽が沈む
鳥達がざわつく時間
メッキみたいに
剥がれてゆく
生皮の下の素顔を
見られないように
人通りを避けて
家に帰った
鏡を真っ直ぐ
見れないクセに
壊してしまえば
ラクになるのに
背中を向けて
明後日の方向に
意識を遠ざける
痛み苦しみ悲しみ
込み上げるモノ全て
黒く塗り潰して
夜の街に繰り出した
月の光浴びて
気持ち悪くなって
真っ赤な血と共に
吐き出したのは
クソみたいな詞で
夢の狭間で閃いた
アイデアのほとんどは
数時間後には忘れてる
醜い本心の歌を
ドブに垂れ流す
広がらない声を上げて
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心臓は
黙ったまま動かない
眠りたくないよりも
起きたくないよりも
楽しげに夢を見る
君の笑顔守りたいって
強く想うんだ
幻の中では手に入らない
現実で掴む
夢見た時
心臓は微かに呟いた
『まだ動けるよ』って
言葉の入る
隙間もない世界で
君と一緒に感動したい
だから
再び動き始めた
心臓と共に
僕は行くんだ
寄り添う君の芯に沿って
走り出すんだ
脈打つ未来へ
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夢から
落ちる為
生きている
歩いてる
その場
しのぎの
嘘を
ついても
これ以上
黒くは
ならないと
思うから
不安や
後悔は
しないんだ
歩くんだ
昨日と
今日で
変わったのは
星が一つ
消えて
君が
生まれた事
いままでは
毎日が
似たり
寄ったりで
不自由や
退屈で
虚無感を
埋めていたけど
君と
出会って
から
変わったんだ
景色も
僕も
宇宙さえも
君さえも
夢から
覚めても
君を
失いたくない
夢から
覚めても
生きていても
歩いていても
君と
僕と
二人で
ずっと
一緒に
居たいよ
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太陽が西から昇り
真っ逆さまに東へ落ちる
大人は言った
そんな時代が
確かにあったと
科学も宗教も
半端に覚え育った
原っぱのない部屋
昔とは違う
何が違う?
路上で歌う無名の君は
たったの一夜で
オリコン1位
それから半日も経たずに
消えて散った
打ち上げ花火な栄枯盛衰
あなたは今
何をしていますか
不安はなくならず
溜まる一方
希望を崩しては
苦痛に変える
インターネット上で
何度か自殺した
無意識が注目を欲す
今ココ最先端で
僕は震えています
自然が人を滅ぼさないかと
怖くてオシッコちびりそう