詩人:孤 花 | [投票][編集] |
冬の日に白い息を吐きながら僕を待ち
柔らかな髪を風に揺らめかせ
頬を桃色に染めていた
愛らしい笑みで僕を見つめながら
辛抱強く話を聞いてくれた
そんな君以上に優しくなりたくて
努力をした僕に
自分の僕への気持の方が僕の君への気持より大きいのがいいのと言った
小さな君はいつでも僕の腕の中で無邪気に微笑んでいて
とても幸せそうだったけど
やっぱり僕の方がもっと幸せだった思う
だって僕は君の恋人になれたんだから
詩人:孤 花 | [投票][編集] |
倒れそうな時はそっと呼んでみよう
引き出しの中の 大好きな人たちがくれた言葉を
そのひとつひとつが
キラキラ魔法かけてくれるから
もう一度立ち上がって
大丈夫
大丈夫☆
詩人:孤 花 | [投票][編集] |
私には超能力があるの
貴方からの電話は
貴方からだと分かるの
貴方が思ってることも
手に取るように分かるの
貴方が次に喋る言葉も
分かってしまうの
それが当然なくらい
心が通じてしまっているのね
私には超能力があるの
貴方だけへの超能力よ
他の人には効力がない
たった一人への超能力なのよ
詩人:孤 花 | [投票][編集] |
ねえ
体の中のすべての水は
涙にかたちを変える為
あるのかもしれないよ
どんなにどんなに
泣いて
頬を伝っても
いつまでもいつまでも
涸れはしない
この涙が
やがて河となり海となって
そしてやがて
伝えられなかった
愛しい想い達にかたちを変えて
あなたの元へ
流れつけばいいのにな
詩人:孤 花 | [投票][編集] |
振り向かないで
泣いちゃうよ
あなたの優しさに
泣いちゃうよ
いつまでも腕を離せなくなっちゃうね
何故終わりの瞬間
一番出会った日のこと
考えさせるのかな
こんなハズじゃなかったのにね
お互いに
あの時からずっと
胸いっぱいのキモチと
それにつりあわない毎日
愛してるって何度言えたかな?
振り向かないで
泣いちゃうよ
あなたの優しさに
泣いちゃうよ
いつまでも腕を離せなくなっちゃうね
分かってるあなたの気持ち
痛いほどわたしと同じだったから
詩人:孤 花 | [投票][編集] |
何でもないほんの一言を言うのに
身体中の全神経を集中させたよ
笑っちゃうくらいに
笑っちゃうくらいにね
懐かしい笑顔
懐かしい声
懐かしい君の面影
あれから何年もたったのに
まだこんなに
まだこんなに
体が熱いのは
君が君のままだったからだ
詩人:孤 花 | [投票][編集] |
初恋が始まった日
通り過ぎる時君は私の頭をぽんとたたいた
頬が染まった
初恋が始まった日
ふと廊下を見ると君がいて視線が交わった
胸がとくんと鳴った
初恋が始まった日
歩く君の後ろからおもわず抱き締めたい衝動に駆られた
あの日
何もかも混乱してた
今でもおぼえてる
君に恋したあの日
詩人:孤 花 | [投票][編集] |
強く在りたいのにこれ以上力を出すことができず
足跡も
この私の重さでは
残らずすぐ消えてしまうかもしれない
幸福も悲しみも抱えきれぬほど背負っているつもりで
群衆の中で
無力感を感じることも否めずに
今夜も明日に希望持つ力だけを持ち合わせて
眠るのは
私だけではない
私だけではないから
私は生きていけるのかもしれない
詩人:孤 花 | [投票][編集] |
この 窓を 開けたら 朝になって
黄色い太陽が 光が 広がって
私を つれてゆく
白い 雲は 私を包み
眠らせ
遠くへ 遠くへ
未だ見ぬ 地
その人は 声のない 言葉で 私に 語り掛け
導かれるままに 飛んでゆく
ゆれながら
あの世界は もう忘れてしまった
思い出そうとしても 頭が沈んで
深く
深く
透明な
力で
詩人:孤 花 | [投票][編集] |
あなたのことが
あなたのことが
今凄く好きになった
今までも好きだったけど
たった今もっと好きになりました
どうしよう
こわいなぁ
だけどそれ以上に
うれしくてさ
あなたを大好きなことが
とてもうれしくてさ