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孤 花の部屋  〜 新着順表示 〜


[144] LONE
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アタシ

神様なんて信じていないよ


だけどね


お前がアタシを

あのお空から見てるって

信じたいんだ


ズルイんだ


ねえ

見てるよね?


最後にお別れが言えなかったことも

アタシがまだオマエより小さかった時

沢山遊んでくれたのに

アタシはお前に触れることさえ

忘れてしまったこと

許してくれる?


お前の辛そうな眼が忘れられない

最後に見たのはその眼だったから

最後に見たのが

その眼だったから



穏やかで優しい真っ白なお前

いつも嬉しそうに近寄ってきたね


お前にこの想いが伝えられたらって

何度思っただろう

もう一度だけ会って

一生分の優しさをあげたられたらって

何度思っただろう


お前が好きだったのに

本当に好きだったのに


アタシは神様なんか信じていないのに


神様を信じたいんだ

ズルイんだ

2009/01/22 (Thu)

[143] きらきら
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もちろん

こんな考えは

誠実さからは

かけ離れていて

刹那的なものかもしれなくて

いつの間にか消えてくのかもしれない


でも

君が最後に

私の瞳の中を覗いてくれた時


今まさに失くしかけてる

どうしようもなく愛しかったものに

優しく

別れを

告げられる気持ちになって


きっと

私は一生この人を愛しているんだろう

そう思った


それは何よりも

本当っぽかった


何年後

私の傍らには別の愛する人がいて

紛れもなく幸せだったとしても

それでもきっと

きっと


そう思うことは

とても

とても温かかった

2009/01/22 (Thu)

[141] なげき
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どうしてだろうね

自分から逃げたくなるの


君を想うきれいな気持の上に

少し複雑な理屈が乗っているみたい


そして自分に正直であることを

やめてしまいそうになるの


何が違うのかな

あの頃と


あの頃は不純物なんてゼロで

ただ単純に真っ直ぐに

想えたんだよね


ただひたすらに



大好きなのに



大好きなのにね

2005/01/25 (Tue)

[140] 部屋と雪
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さらさらと降りてゆく白雪を

ひかえめで優しい形をした粒を


それが寒々しい一本の樹を

緩やかに撫でるようにするのを


寂しそうな山はだを

そっと包んでゆくのを


 歪んだこころに映して


それでも美しいと思った時に

涙が落ちた


景色など

窓の外など

いつの間にか

 しばらく嫌っていたのだ


そんなことを考えていたら

白い小雪達は

心に染み込むくらいの大きさに

変わっていた

2005/01/23 (Sun)

[137] 心象スケッチ
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絵となった思い出は

その面影を何とか留めているだけで

映像も

途切れ途切れ


昨日の出来事のように

呼び起こすことなど

出来なくなっていた


子鬼が花を降らした日も


今では半透明の膜に覆われて


かたくなってゆく


私の上に色とりどりの幸福達が

はらはらと舞い降りたあの日

褪せないと思っていた

瞬間

気持ち


ためらわずに

ためらわずに褪せていくのね。



あぁ月の日に君を想い

蒼すぎる哀しい空に馳せました

夢にはしないと叫んでいた

ずっと

ずっと

光が射すまで



あの街に残存感

黄色い声と制服

眩しい白の体操着

若さのスピード

頬をかすめた




チクタク

チクタク



チクタク



チクタク



夕方の暗い部屋に


現実が一杯に広がっていた


軽い疲労感




昼の明るさは嘘のように


子鬼は嘘のように

2009/01/20 (Tue)

[135] 永遠
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写真には残らなかった


他の人の記憶には残らなかった


恋人も知らない


私から見た美しさを


ずっと私の中に書き留めて


誰も見ないけど


私が生きる世界に


残しておくために

2009/01/22 (Thu)

[134] 詩的瞬間
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私たちの日々は


簡単に呼び出したり

消えてもいいようにコピーをとったり

消えてしまったかのように見えたものを見事に復元したり


出来ないから美しいのですね


日常は忘れ去られるもの


そして人の記憶は曖昧です


だから時々

一日の中の瞬間的なものに息を吹きかけ

命を与えます

永遠の命



あなたに届けば

なお良いのだけれど

2004/11/22 (Mon)

[133] 覚えていますか
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覚えていますか

やんちゃな君は誰かに追いかけられて

しょっちゅう軽い体で突進してきた

柔らかい髪が触れて口元辺りがくすぐったかった


覚えていますか

じゃんけんと君が言うからぽんと私は言った

面白いくらいにほとんど私が勝った

君が勝手に作った給食の後片付けのルール


覚えていますか

お互い機嫌が悪くてきっかけは些細なこと

いつも笑って許せることが駄目だった

次の日何もなかったようにもう笑っていたけど


覚えていますか

時々見せる照れ笑いが私は好きだった

用もないのに机のところへ来るのが

私が笑うまでずっとおちゃらけているのが




覚えていますか

2004/11/20 (Sat)

[131] ゴメン
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僕が素直な気持を言って
君が困るなら
もう言わない
だから
そんなに困らないで

2004/11/16 (Tue)

[130] 行動、壱
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キミが書いた文章を

丁寧に

なぞってみる

指でなぞってみる

声でなぞってみる

頭の中でなぞってみる


キミを知りたい

一心に

2008/05/14 (Wed)
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