詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
大人って何なんだろう
理想ってどんなのだっけ
僕は
今どこに立っているんだろう
僕が向かっているのは
大人?
それとも子供?
分からなくなってきた
歳をとるにつれて
大人がどういう人のことなのか
自分は歳をとりすぎたのか
それとも成長できずにいるのか
見失って
目的地えがけず
迷路のなか
僕の変化は
進化?
退化?
それとも
変われてさえいないの?
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僕が紡いだ言葉
僕が紡いでいく言葉
声で
文字で
誰かに送った言葉
誰かの支えになってほしい
不特定多数のうちの君の
受け取ろうとしてくれた君の
手助けになってほしい
いつも
そう願える人間に
なりたかった
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どこまでも
どこまでも
底なんかないと思えるほど
どこまでも
透きとおっている空
暖かく
優しく
ふりそそぐ陽ざし
くすぐるように
なでていく風
土のにおい
新しい土に芽吹いても
きっとどこかで覚えてるよ
そろそろ
出発の時間だ
さぁ行こう
ぼくを待ってる土のもとへ
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今日は
とても暖かくて
春の陽射しが柔らかい一日でした
たくさんの人から
「おめでとう」をもらいました
私を支えてくれる人は
こんなにもたくさんいたのだと
私は
間違ってばかりではないと
思えた日でした
みんな
ありがとう
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蒼い空
白い雲
薄ピンクの桜
公園にはたくさんの人
のどかな光景
隣にはいつもの友達
たくさんしゃべって
たくさん食べて
たくさん写真も撮って
そして
たくさん笑った私
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生きることは
きっと思ってるより難しくない
人間は考えすぎて
呆れるほど悩んで
難しくしているだけ
生きることはシンプルだ
ご飯食べて
トイレへさえ行ければ
寿命が近くない限り生きていれる
ただ
人間は幸せになりたいと思っている
自分を他人に認めさせたいと思っている
きっと宿命なのだろう
僕らの宿命が咲いて散ることの繰り返しであるように
人間は幸せになることが宿命なのだろう
幸せになることは難しいみたいだ
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子供っぽい自分が嫌い
ちょっとしたことにこだわって
こだわりすぎて
総てが面倒臭くなってる
そんな自分が厭で
更に色んなことが面倒臭くなる
この訳分かんないイライラは
自分自身が原因だって
分かってるけど
こだわりが消えなくて
消せない自分にイライラして
誰かに当たってしまう
そんな自分がもっと厭
自分を諦めることができたら
こんなイライラもなくなるのかな
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長いトンネルを抜けると
3月の日本海が広がっていた
パステルな水色の空が
だんだん白を多く含んでいき
白色の雲に変わる
境目には
消えそうに淡いオレンジ色が
漂っている
雲の白色は
だんだん藍色を重ねていき
紺色の海となる
境界には
白色の直線が
すっと彼方に続いている
春は空 冬は海
私は白色の直線にいる
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天気の良い日曜の昼下がり
青い空に誘われて
家中の窓を開ける
日陰になる東の窓からは
肌寒い風が入り
まだ少し遠い春に
想いをはせる
日向になる南の窓からは
少し柔らかい風が入り
春はそう遠くはないと
教えてくれる
はるよ こい
はやく こい
鼻歌を歌いながら
私も待っているよ