詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
なんだか
漠然としんどくて
なんだか
じんわり淋しくて
一人になりたいような
一人じゃいたくないような…
ちょっとしたことでイライラ
ちょっとしたことでペコペコ
あぁ
ゆっくり休みたいなぁ
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過ぎゆく季節に
想いを馳せることなく
訪れる季節に心踊った幼少期
春の野山や秋の木々はもちろん
夏の灼熱の太陽も
冬の大雪も
四季の総てが友達だった
季節に疎くなっていた思春期
1年の大半を室内で過ごし
日が暮れるまで
部活に熱中していた
夏は暑いと冬は寒いと
文句ばかりだった
変わりゆく季節の尊さに気づいた青春期
去りゆく季節を淋しく想い
移り変わる季節に未来を重ねた
四季が動くともに
四季に対する感じ方も変わる
かわる
まわる
めぐる
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さっきまで
僕の腕の中にあった
君の横顔
今は温もりさえ消えてしまった
しかたのないことなのは
分かってる
帰る家が
今はお互い違う場所なんだ
でも
さみしくて寂しく淋しくて
本当は帰る君に縋りたかった
゛行かないで゛
そう言ってしまいたかった
君が好きだから
君を困らせたくないから
君に嫌われたくないから
言葉を飲み込んだ
ただ
涙を流すのは赦しておくれ
言葉を飲み込んで
押し出された想いの結晶が
零れることを赦しておくれ
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今日は暑い
空気の抱く水蒸気が
幾分割り増しな気がするのは
きっと気のせいではない
空気が肩に全身にのしかかる
そういえば
明日から雨だと
携帯の天気予報で見たっけ
短い春が終わり
これから梅雨がやってくる
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つないでいた手を離すと
温もりが消えるから
辛いんだ
でも
手をつながないのは
もっと淋しいから
いつも君の手に縋り付く
君は優しく受け止めてくれるね
だから
嫌だけど僕も手を離すよ
そして
消えていく温もりに願うんだ
早く帰る家が
同じになりますように
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君を好きになればなるほど
僕は僕ではいられなくなる
それは狼男
君という月で
僕は狼になる
君の全てがほしくて
僕をめちゃくちゃにする君が
狂おしいほど愛しくて
理性とか純粋とか
どうでもいい
所詮
僕らは生物で
僕と君は男と女
惹かれあったが最後
××に勝てるわけがない
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君と過ごした昨日は
とても楽しくて
だから
君のいない今日は
少し淋しくて
会いたい
逢いたい
心が泣き叫ぶんだ
僕はうさぎ
淋しいと死んでしまうウサギ
だから
死んでしまわないように
君の声を僕に届けて
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
鮭は
川をくだり
大海原をめぐって
やがて生まれた川へ還(かえ)る
僕は
親から巣立ち
社会を放浪して
やっと君を見つけた
だから
僕は
世間の荒波に揉まれようと
人間関係に阻まれようと
必ず君の元へ帰るよ
愛しき君の元へ