ホーム > 詩人の部屋 > 里雨夜の部屋 > 新着順表示

里雨夜の部屋  〜 新着順表示 〜


[238] 僕の正体
詩人:里雨夜 [投票][編集]






少しでも

君の意識の中に入り込めないかな



すれ違うだけの通行人ではなく

認識された一人の個人として

君の意識に留めてくれないかな




そう想う僕が

そう願う僕が

僕は厭(いや)だ





君が知ったら

拒絶されそうで…

とても怖い

2010/02/23 (Tue)

[237] 好き
詩人:里雨夜 [投票][編集]

僕は分かっていなかったんだ


好きということの
本当の意味を

分かっていなかった



恋がどういうものなのか

僕は知らなかった





苦しくて

哀しくて

恋しくて

愛しくて



君の笑顔が嬉しくて

君の姿が眩しくて


近づきたくて

離れたくて



正反対の感情が渦巻いて
僕を見失わせる



変わっていく自分が
少し怖い


君に拒絶されそうで
とても怖い




僕は分かっていなかった

恋がこんなにも幸福で
恋がこんなにも怖いものだとは

僕は知らなかったんだ

2010/02/18 (Thu)

[236] メール
詩人:里雨夜 [投票][編集]

携帯握りしめ

君の今を思う



勉強しているだろうか

ご飯食べているだろうか



じっと考える

メールしたら迷惑かな

2010/01/26 (Tue)

[235] 歯車
詩人:里雨夜 [投票][編集]

歯車は

突然動き出した




その日も

普段と何ら変わりのない

いつも通りの一日だった


いつも通り起床して

いつものバスで学校へ行って

いつもの席でお馴染みの友と

時に談笑も交えながら

テスト勉強をしていた


いつもと変わらない日常だった



しかし

突然カチリと音をたて

歯車はゆっくり回りはじめる



まさか

この日このタイミングで

一歩を踏み出すことになるとは

夢にも思わなかった


告げることも

近づくことさえもないまま

終わる恋だと思っていた

終わらせようと言い聞かせていた



しかし

踏み出せなかった一歩は

友の強い後押しで

半ば強引にだけど前に出された



後は自分次第


歯車は回る

今にも止まりそうな速度で

恐々回っている

2010/01/25 (Mon)

[234] 答え
詩人:里雨夜 [投票][編集]


『もしも願いが叶うのなら
どんな願いを叶えますか』


僕は心で答えるだろう

確かな"あかし"がほしいと








ただ

現在(ここ)に存在(い)て

現実(ここ)で存在(い)きて

必要とされている

僕は僕のままで良い


自信(あかし)

実感(あかし)が


ほしいと

2010/01/17 (Sun)

[233] ちっぽけな変化
詩人:里雨夜 [投票][編集]

自分を変えたくて

いつもと違うことをしてみる



たとえば

2コ前のバス停で降りてみたり

いつもなら無視する信号を

青になるまで待ってみたり

聞いたことない曲をリピート再生してみたり



そうやって

本当に些細な変化を積み重ねて

塵が山になるほど

積み重ねて


自分が少しでも変わればいいと思う



そうやって

変えたり変えなかったり

変えられたり

変わらなかったりして


いつか君に出会えたなら



些細な変化様々だと

満足に笑えるから

2010/01/11 (Mon)

[232] 
詩人:里雨夜 [投票][編集]

考えることに疲れた


考えるほどに

消えたくなって

消したくなって

自分がほとほと厭になった



それなのに

投げ出すことができないんだ

2010/01/08 (Fri)

[231] がむしゃらに
詩人:里雨夜 [投票][編集]

同じ時代

同じ世界に生まれた僕ら



たくさんの人と関わり

たくさんの経験を積みながら



君と僕が出会う未来(とき)へ

見えないけど同じ速度で

歩いてる

2010/01/07 (Thu)

[230] アルコール
詩人:里雨夜 [投票][編集]

味わったのは

楽しい時間



残ったのは

頭痛と劣等感

2010/01/05 (Tue)

[229] なく
詩人:里雨夜 [投票][編集]



涙が流れなければ


泣くことにはなりませんか

2009/12/28 (Mon)
428件中 (191-200) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ... 43
- 詩人の部屋 -