詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
君が言った
『一人じゃないよ』って
そんなありきたりな言葉で
安心させたつもりでいるのかな
こんなに
苦しくなるほど
孤独にさせといて…
本当に欲しいのは
甘く飾った言葉なんかじゃなかった…。
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冷たい雨が降り注ぎ
そこに分厚い雲を割って
暖かい光が差し込む
そのふたつが重なり
虹が生まれる。
哀しみは哀しみとして
喜びは喜びとして
ありのままを受け入れよう
きっと虹のような奇跡に
巡り逢えるから。
全ては
この空が教えてくれた
『何一つとして無駄な事なんてないんだよ』って
教えてくれた。
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君のわがまま
時間のない二人を包む
静かな空気。
君の口から漏れた言葉
一人で悩み込む俺を
心配して
わがままは口実だと。
…胸を打たれた。
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鋭い刃が
指を切り裂いた
かなり深そうだ
割れた傷口から
濃い赤が
勢いよく溢れてきた
不思議と痛みはなく
冷静に
ただ
ドクドクと
リズムのように叩く
脈を感じて
流れ落ちる血液を
見ていた
不覚だな
こんな時に
生きてる実感をするなんて
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答えを探して
現実を見て
いつからか
心に穴が
空いていた。
時々なにかで
埋めてはみるけど
広がり続ける穴に
結局すぐに抜け落ちる。
このまま
穴に支配され
心は消えてしまいそうで
怖かった。
この心を
満たすものなんて
…なかった。
答えのない
答えを探すのは
もう辞めた…。
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色のない
モノクロの曲に
俺の声で
感情で
素敵な彩りを
描きたい。
人の心を
動かす力が
きっと
そこに生まれる
そんな気がするんだ。
涙が溜まった時や
言葉にならない不安を
背負った時は
ここに来ればいい。
涙は溜めずに流すモノだ。
俺の声で
モノクロの毎日に
色を描こう。
これからも
『生きていたい』って
思えるように…。
小さな
点のように小さなものでも構わない。
人に光を与えたい。
そう思った。
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またこの季節が来た
この生温い闇が
俺を
優しく抱きしめやがる
毎年
生きるのに疲れた頃
癒しに来てくれるんだな
ゆっくり流れる時間
優しい風
全てを染める闇が
背中を押してくれる
…仕方ねぇ…
もう少し生きてみるか…
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心が重い
体が重い
朝を迎える度に
窮屈な
溜め息ひとつ
『また一日が始まる…』
あの時見えた希望は
姿を隠し
代わりに現れた絶望が
嘲笑っていた。