詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
長い時間を費やして
築いたものを
全部棄てた。
この茶色の瞳を
突き刺すのは
変わりゆく情景。
変わらないものを求め
変わらない退屈に苛立つ。
何が正しくて
何が間違いなのか
わからない。
どの選択肢を選んでも
満たされる事はないと
気付き始める。
暗い部屋の窓から見える
あの星も
存在しないかもしれない。
目に見えて
触れられる物だけが
存在すると言うならば
この感情は
存在しない。
所詮は造られた物。
この体も
笑顔も
言葉も
涙も…。
きっと世の中は
それにさえ気付かず
くるくる廻るだけ。
ここでどれだけ叫んでも
君には聞こえない。
纏まりもなく
連なる言の葉達も
ここに存在しない。
善も悪も
生も死も
光も闇も
存在しない。
狂った世界で
真面目に生きる人間が
狂ってるのか
狂った世界で
狂った人間が
正しいのか。
答えなんてない。
捜すつもりもない。
ただ薄れる意識に
生かされ続ける…。
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自分の居場所を離れた
慌ただしい世界
この世界に居場所はない
わかってた
でも逃げる訳にはいかなかった
あれから2年
必死で頑張って
慌ただしい世界を
抜け出した
やっと戻ってきた
自分の居場所
でもその時にはもう
居場所はなくなってた
何処に行けばいい
何をすればいい
何の為に頑張ってきたのか全て無くした今
何もわからなくなった
時間をかけて
手に入れた物はなく
逆に全てを失った
気付いた時には
誰もいなくなってた
寂しいな
これが現実か…
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気まぐれの優しさ
『愛してる』
不意に触れる手
心ない励まし
上辺だけの同情
使い捨ての甘い言葉
器用な思いやり
可愛い声
素敵な花束
形だけの応援
サプライズプレゼント
甘えた台詞
そんなものよりも
ただ
いつも傍に
優しく抱きしめてくれる
人の温もりが
欲しかった…。
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君の声が僕を呼ぶ
その度に癒された
君の涙が
僕の心を溶かしていた
君の笑い声が
僕に元気をくれた
君の優しさが
苦しいほど
僕をつつんでくれた
肩にもたれる髪が
僕を優しくさせた
ありがとう
もう会えないかな…
貰うだけで
何も返せなかった
せめて
抱きしめてあげる事が
できたなら…
最高の思い出と
大きな優しさ
君の全てが
嬉しかった…
産まれてくれて
生きてくれて
出会ってくれて
ありがとう…
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見慣れたこの景色に
さよならを告げる
新しい旅立ちを
見送る優しい人達
意外といっぱいいて
驚いた
こんなにたくさんの人に
生かされてたんだね
いつも一人で生きてるって
思ってた
勘違いしてた
大勢の力で
転びそうになるほど
背中押してくれた
ありがとう
俺
頑張るから
夢諦めたり
しないから
遠くで見守っててよ
もう振り返らないよ
涙が零れそうだから
ありがとう
みんな
行ってくる
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夢に向かって
全てを置いてきた。
一人でも生きていけると
根拠のない自信があった。
だけど
一人になって初めて
本当の孤独の怖さを知った。
そして
今までたくさんの愛に包まれていた事に
やっと気付いた。
堪えきれず
涙が溢れた。
足早に歩く人達に
気付かれないように
声を殺した。
顔を上げると
寄り添うカップルが
悔しいくらい
幸せそうに笑っていた。
いつか僕も笑えるだろうか。
きっと本当に辛いのは
これからだ。と
覚悟を決める。
これが最後の涙にすると
星のない空を見上げ
胸に手を当て誓うよ。
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消えた過去に
未練を抱き
見えない将来に
不安が募る
どうして
今という一瞬を
素直に生きれない
今は一秒後に過去になり
未来は一秒後に今に変わる
そんな
当たり前の時の流れの中で
傷つき
迷い
ボロボロになって
今を生きてる
変われる保証はない
でも
変わらない保証もない
今を生きるのは
自分自身
もう少しだけ
自分を信じてあげよう…
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遠く離れて初めてわかった当たり前になってた
たくさんの愛の形
嬉しかった
一人じゃないんだって
強く強く思えた
支えてくれるから
立っていられるよ
ありがとう
本当は一人で寂しいけど
『寂しい』なんて
絶対言わないでいよう
それが出来る
精一杯の強がり
自分をブランドにしてくよ
誰にも負けないように
心は
支えられて
決して折れない
強さを持った
何も怖くない
夢を叶える
自分なら出来る!
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何もない暗い部屋で一人
壁にもたれて座り込む
カーテンの隙間に
星のない空があった
ここに来る前は
よく二人で
星を見に行ったよね
君と見る星空は
いつも違って見えてた
一人見上げる
東京の夜空は
いつも変わらなくて
薄い暗闇が襲う
時間を止めた あの時から
今でも 心は止まったまま
…逢いたいよ…
君に逢いたい…
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何の為に歌うのか
誰の為に歌うのか
そんなのわかんねぇ
だけど
この胸に希望の炎がある限り
歌い続けてやるさ
誰に何と言われようが
どうせやるなら
おもいっきりカッコつけてこうぜ
その為に
今は
一人 静かに
耐える