詩人:さきネコ | [投票][編集] |
街角の夕暮れ通りを ひとり
寂しさから逃げるように 歩いてた
焦らなくても 明日へはたどり着ける
どうせ 時間には追い越されるのだから
忘れられないものだけを
信じてみようと思ったの
変えられない 変わらないその歌
海は
遠いあの日への わずかな扉
迷って見上げた 空には
星が 1つ
怖がってた未来を
好きになれた気がした
傷ついた心すらも
生まれ変われた気がした
蘇るのは 孤独じゃなく
今まで出会えた 優しさのカタチ
くりかえそう 消えないその歌を
刻み込まれたのは 揺るぎなき想い
信じられる想い
もうだめなんて そんなのわからない
見通せる目なんて 持っていないでしょう
ただの予想なら 覆せる
なんなら お手伝いしましょうか?
自分のことは 無理とあきらめていても
誰かの支えには 自信がある
けどそれって 説得力に欠けるよね?
自分にも勝てない人には 誰も助けられない
空は
遠いあの人への 願いのゆく場所
続く線の伸びる 海には
雪が 1つ
忘れてた言葉を
思い出せた気がした
その存在すらも
鎖から翼に 変わった・・・
蘇るのは 絶望じゃなく
今まで出会えた 笑顔のミンナ
くりかえそう 永遠にその歌は
刻み込むのだろう 揺るぎなき想いを
信じられる想いを
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ほどけた夢
つばさを捨て
あるかもわからない
道を探す
あふれた空
とおくに霧
臆病だった日々
道を探す
時計だけが示す時間が
想い出じゃないんだよと
かすむ大地の溶け合う場所
小さな希望を 守る風が
真実よりも先に 導き出す・・・
ゆがんだ夜
さびしい朝
それでも僕たちは
道を探す
ほどけた夢
つばさ広げ
失くしたはずの
道を探す
いつか 信じて
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信じてゆくことは自由
奏でるのは 空の記憶
駆け抜けてく 光が
大地に集まる 草花をすり抜ける
時には幻が
こんなにも真実味を増して
寒々とした 未来を
暖かく 照らしてくれたりもするの
だけど 待っていて
壊れてゆくのは ・・・嫌だよ
いつでも君を 信じていたいよ
誰からも信じてもらわなくてもいい・・・
私がちゃんと 私を信じてあげるよ
もう 見捨てないよ
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私が生きてる理由なんて
明確にはわかりません
けれど 私は嬉しいです
ここにこうして いることができて
ちっぽけでも 存在することができて
時に不安になったり
悲しくなったり 怖くなったり
絶望をも 感じることもありますが
それでも 私がここに生きているのは
そういう日々があっても
楽しかったり 嬉しかったり
のほほんとしたひとときを過ごせたり
何より 私としてここにいて
私として生きてゆくことが
とても素晴らしいと 気がついているからでしょう
時に逃げ出したくもなるけれど
それでも この道を歩き続けているのは
時に離れて どこかへ行きたくなるけれど
それでも この道が好きだからなのでしょう
私が生きてる理由なんて
明確にはわかりません
けれど 私は嬉しいです
ここにこうして いることができて
そのことに 心から感謝しています
ありがとうございます 見知らぬ、世界の創造者様
この世界に生きる 一人の子孫より
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とても 真っ白にしか 見えない君の過去
揺らめく蜃気楼に そっと埋めた瞬間
きらめくのを 押さえきれない 星たちは
ギンギンに燃えて暑苦しい 太陽見て笑うの
結局 自分が負けてるのを 認めたくないだけじゃない
Vagueness! どれだけ繰り返してきたんだ
伸びきった道の上で 不可能を可能にする
君に出会えた
Vagueness! せめて最後の1度くらいは
地平線の果てへ 手に入れたいよ
君の言葉でいい
とても 夢にしか 思えなかった「特別」は
泣き喚いてる空の 頭なでてあげていた
従うことだけが 何よりも嫌で 嫌いで
ガンガンに突っかかってくる 悪魔を消してやるの
結局 自分中心の世界が 好きってことなのかな・・・?
Vagueness! やっぱ今のなし 考え直し
どうやったって自分自身を 追い詰めたくないの
君の前だと
Vagueness! 大切にしたいこの勇気
世界中探しても 見つからなかった
君の気持ちがほしい
どこにも無いのに こんなにも愛しいよ
君の愛がほしい 君の「好き」がほしい
Oh・・・
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奥に隠されたのは真実? いいや これも偽り
土台は黒ペンキ コンクリート用嘘で固めて
願えども 消されていく言葉
巧みに動く 自由自在の罠
いずれ すべてが本当の意味を失い
道端に転がる 粗大ごみと化してしまうの?
勇気の数倍大きい 恐怖に立ち向かえ
知らず知らずに 足をとられて
転んだ先に 何か見つけられた?
めくる時間 進みすぎた
僕らの世界の成れの果て
力不足を嘆くより いくつか修繕してみよう
翼をもぎ取られたなら また再生しよう
掟破りもまた 素晴らしい手段の1つさ
明るさを取り戻せ
自由を肥料にして また芽生えるのを待とう
壊れそうな 心と言う名の器
何もかもしまいこむには あまりに小さな器
奥に隠されたのは真実? いいや これも偽り
張り巡らされた罠 ルートを手探りで求める
願えども 消されていく平穏
信じることを 忘れた鳥になれ
いずれ すべてが本当の意味を失い
削れ去ってゆく 岩だったはずの粉と化してしまうの?
強さの数倍大きい 弱さに立ち向かえ
嘘の数倍美しい 真実を掴み取れ
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やり直してしまいたいけど
そうもいかない
偶然と偶然の今日までを
「必然」と 胸張って豪語してみたい
並べられた いくつもの箱は
どれも綺麗に 笑ってて
「僕らはここに在るんだよ」
色を滴らせ そこにいた
そうだよね
私はちゃんといるんだよね
隠しちゃってても
押し殺しちゃってても
私は消えてなんかいない
いなくなってなんかいないよ
迷いもしたけど
悲しみが強すぎて 涙も流したけど
創りあげてきた 私自身を
一からリセットすることなんて要らない
気に入らなければ 心の中で
今からスタートだと 思って生きればいい
気に入っていれば 心の中で
ここに生まれてきたことに 感謝していよう
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目的のある旅路だったら
こんなにも簡単じゃないさ
重くなりつつある歩を進め
理屈じゃわからない何かを求めてる
窮屈な花園と
自由の牢獄は
見えない糸で繋がってる
地球の内側まで焼ききって
もしもすべてが変わって
僕の腕の中にそっと
翼や光や感情や 君が
飛び込んできたなら
それまで持っていたすべてを
この道に捨ててしまってもかまわない
大空に捧げても ひとかけらも残さず
失ってもかまわない
目覚めた 封印されたはずの力は
何もかも飲み込んで 消えようとする
それでも こんなにも愛せるのは
遠い日に 幻でも 誰かに出会えたから
誰かと共に歩けたから
からっぽになった目の前に
唯一信じられた 君がいてほしい
無力だから 僕は前に進むんだ
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見つけてしまうと
すぐに自分を偽ってしまう
微笑みかけることも
言葉をかけることもできず
遠くから見ているだけで
満足だとは言ったものの
ついつい想ってしまう
それがきっと本音だから
勇気がないわけじゃないの
突然沸く ちょっぴりの勇気は
全部カタチにしてしまっておくの
その日が・・・ その日が来るまで
けど 気づいた
待ってるだけじゃ始まらないと
右手ににぎるのは 勇気のカタチ
カプセル状にした 私の勇気
1粒ごくんと飲み込んで よし。
行こう 君に想いを伝えに
たったひとことで きっともっと近づける
分かり合えたら きっともっと笑顔になれる
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氷の花よ 時の結晶
まだ見ぬ遠き過去を盾に
険しい道 そびえる山は
すべてを代える力が備わる
あのとき 僕らは気づいていた
何通りもの未来が 1つに固まったこと
むき出しの 夢を開いて
続きの見えない 冬を飛び出して
ただ 平和という名の目的を
真の大空に誓って 揺り起こすだけ
ぶつかって砕けても 恐れはしない
わからないことが 道しるべだから
氷の花よ 時の結晶・・・
すべてを照らす 光になれ