詩人:さきネコ | [投票][編集] |
与えられた課題にしか取り組まない。
見慣れた範囲から一歩外に踏み出すことができない。
敵の多くいる場所には行かないどころか、
振りまわせる武器さえ持っていない。
剣? 使えない
魔法? 使えない
服もかっこいいもんじゃなく ただの私服だし
毎日毎日 何も変わらない世界だし
私の人生はそんなもの
味気のないRPG
・・・いけね、メンテナンスだ。
何か少しでも 変わるといいね
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君がどれだけ迷ったか
知ってる
君がどれだけ悩んだか
知ってる
君がどれだけ苦しんだか
知ってる
君がどれだけ怖かったか
知ってる
だからこそ 勇気を出して空に飛んで
新しい世界を 見てみようとした君へ
その先はきっと明るい
大丈夫
君はしっかりと羽ばたいてる
大丈夫
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せつなさにまどろむ夕日の真ん中に
あの日失くした言葉と共に
風にそっとなびく 潤った未来
重ねた 約束の景色
裏返した掌の中に
遠く思えた 君の声が
過去のぬくもりと 未来の儚い
光を その手にとって
青に包まれた雪は柔らかな
ガラスに溶けあう不安定な時間
めくる日々の表紙 剥がれおちた後悔
綺麗に 溢れる涙と
いつかに残した翼らしく
その大空を駆け抜けてゆけ
思い通りじゃなくても 道は開けるさ(ひらけるさ)
甘く香る 約束の景色
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呟く色彩の上
裏返る鳥の影
眠り込む林檎の淵に
記憶が線を裂く
頼り過ぎていたみたい
その鍵は抜け落ちた
滲む世界の果てで
確かに曖昧な味
幻にも満たない衣
ちっぽけな旅人
開いた両手に映る月
逆再生の街
白いマスを埋めてゆく
降り積もる雪の上
甘くとろけるシロップが
時間に窪みを造る
振りかざしたのが蒼の光でなく
わずか数滴の嘘ならば
変わることはないのだと
その先に 残された
回る 硝子の破片
全身で感じる
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ほんのわずかな可能性が
震えて 揺れて
灯っては消える
儚く 脆く
ひとつの形をとどめられず
瞬間の中に変化しゆく
それは定めか
僕は迷う
その向こうが見えなくて
僕は選ぶ
その向こうに想いを馳せて
僕は決める
大切な何かを
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前方に見えるのは
等しく区切られた感情
曖昧になることさえ
許されないみたい
パンの欠片が
悲しそうに散らばる
ひとつしかないなんて
聞いていなかったもの
見つめなおしてみたら
思った以上に輝いていなかったかも
忘れかけていたのは
硝子に映るようなものだったかしら?
今宵も眠りましょう
時を愛おしく想いながら
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僕らたくさん笑い合ったね
どこの誰にも 負けないくらいさ
心もいつしか溶けあって
ひとつの輝く 結晶になった
繰り返す日々の中で
特別退屈もしなかった
それは 穏やかな陽だまりの中
君の言葉が 僕に届くから
信じることを恐れたりせず
この心を守ってこれたのは
ずっと信じ続けていることが
こんなにも素敵だと 知っていたからだよ
この青い空 広い世界で
僕らがお互いを見つけたこと
それはどんなに 価値をつけても
足りないくらいの奇跡だね
だから僕は これからもずっと・・・
一緒にいたい 君と一緒に
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適当な雑踏に 全てをかき消した
余計な残像に この心を埋め込んだ
やりきれない気持ち 不完全な想い
厭きれるほどに 意味のない叫び
嫌だから嫌だと言いたいのに
この広い空の下で叶わないのなら
今 飛び散って渦を巻き起こそう
揺るがない 揺るがない 揺るがない
この手を取ってくれる?
細工も何もしてない
明日への希望
これは真実?
それともマヤカシ?
止める 止めろ 止められない
声――――――――――
時間――――――――――
嘘ならば―――――――――
せめて甘い夢を――――――――
夜明けは
いつ?
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いくつの夢を集めて
今を生きてきたのか
失くしたものがきっとある
そんな未来に歩こう
時針が貫くのは
迷っている僕らの心の芯
願っては 俯いては 戸惑っては 夢見ては
気づかずに泣いたりもしていたよ
閃光 ゆこう 扉叩き
切なさも抱き 飛び立つ瞬間は
クリスタルの響きが 透きとおった眩しさが
揺れる道を 真っ直ぐにしてくれる
そんな音が好き
始まりの合図が好き