詩人:シロ | [投票][編集] |
何も持っていないけど
涙だけもって
会いに行くよ。
そしたらきっと
同じ涙に気づける。
助けてあげるとは
言えないかもしれない。
だけど
手を掴んでくれたら
絶対離さないよ。
悪者を
倒す事は出来ないけれど、
君を
護る事は出来ると思うんだ。
ヒーローも
辛い事あるんだよ。
ヒーローだって
泣いているんだよ。
だけど
そんなヒーローだから
同じ涙に気づける
痛みを分かち合える
一緒に歩いていける。
泣き虫ヒーローだから
救える事だってあると思うんだ。
皆のヒーローじゃない
一人の為の泣き虫ヒーロー
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あなたの唄があれば
少し強くなれる
あなたの唄があれば
前に進める気がする
あなたの唄があれば
涙も流せる
この詞が
この曲が
この声が
この唄が
僕の涙に
僕の力に
僕の声に
僕の心に
あなたの唄があれば
生きていける
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大丈夫だと
自分に言い聞かせて、
なんとかなると
開き直ってみるけど、
時々ふと感じる
寂しさに
押し潰されそうになる。
そんな一人の人間を
置き去りにして
明日はやってくる。
ああ、でも気づいたよ。
朝になったら
太陽は昇って
無理矢理にでも
明日へ連れていかされる。
生きていく限り
明日へ行かなくちゃならない。
本当は知ってるよ。
どう足掻いても
明日へ歩む事をとめられない。
だから
明日へ向かう人の列の
最後尾になったって
生きていくよ。
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頭が痛い。
かき氷食べて
痛くなる2分の1くらい。
鼻がつまる。
口で呼吸できなければ
死んでるくらい。
身体が重い。
800メートル
走った夜くらい。
久しぶりに辛い風邪だ。
ああ、
だけど今
生きてるよ。
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一人は大丈夫
独りが嫌なだけ
一人では生きていける
独りで生きていけないだけ
一人で強がって
独りで泣いている
『ひとり』という言葉に
敏感なのは
きっと
どっちの『ひとり』
も知っているから
きっと今
独りに怯えているから
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涙の音が聴こえる
魂の声が聴こえる
たくさんの思い
受けとったよ。
僕にできること
受けとった思い
聴こえるまで
観えるまで
届くまで
声をだすよ
言葉を繋げるよ
詩を詠うよ
伝えるよ
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眠れない夜に
何を唄おう
楽器は
鳴り止むことない
雨音と心臓の鼓動にしよう
詞は
いつの日か君が教えてくれた
言の葉を繋げてみるよ
明日まで続く音(曲)と
数えきれない言の葉(詞)
いつまでだって続けられる
この唄を
いつまでだって唄おう
そのうち眠れるさ
気づけば寝てるさ
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午前4時
きっと世界に誰もいない。
地球の片隅
人間一匹
鼓動が一つ。
目を閉じて
目が覚めれば
人間いっぱい
鼓動がいっぱい。
きっと世界は人で溢れてる
どっちがホンモノ?
どっちがニセモノ?
どっちもホンモノ。
どっちもニセモノ。
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暗闇と静寂の
夜明け前。
世界に自分以外誰もいないような静けさの中で
息をしている
心臓は動いてる
確かに生きている。
耳をすませば
独りだと感じた世界の中で
確かに聴こえる鼓動がある
ここにもほら一つ。
あなたのが、ぼくのが。
詩人:シロ | [投票][編集] |
傘の下には雨は降らない。
君の心にも傘は必要ですか?
苦しい雨に悲しい雨に
濡れていませんか?
苦しいなら悲しいなら
言ってよ。
傘貸すから。
一緒に入るのが嫌なら
僕も一緒に濡れるから。
今
苦しい雨に悲しい雨に
濡れていませんか?
君の心にも傘は必要ですか?