詩人:シロ | [投票][編集] |
歩いていく
ここを離れたいんだ
歩いた先が
良いか悪いかなんてわからないけど
目の前は暗くて
踏み出すのは怖いけど
怯えながらでも
泣きながらでも
歩いていく
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南の空に流星が流れたら
あの日の夢を願ってくれますか
南の空に箒星が流れたら
キレイだと言ってくれますか
南の空に彗星が流れたら
僕を思い出してくれますか
僕は彗星。
南の空に僕が現れたら
笑ってくれますか
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午前2時
目をつむって
記憶をたどる
映像がよみがえる
僕は笑っていた。
あの時は
隣に君がいて
隣にアイツもいて
なんか笑ってた
でも時間は過ぎて
今は
隣に君も
隣にアイツもいない
今も僕は笑ってるよ
でも、
あの時の笑いじゃないんだ
ふと思い出しただけ
君の事も
アイツの事も
あの時の笑顔も。
ふと会いたくなったんだ
君にも
アイツにも
あの時の自分にも。
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今幸せな人は
どれくらいいるのだろう?
今苦しい人は
どれくらいいるのだろう?
今生きたいと願う人は
どれくらいいるのだろう?
今死にたいと思う人は
どれくらいいるのだろう?
自分はどっち?
アナタはどっち?
同じ世界なのに
これだけ違う
同じ時を生きてるのに
こんなに違う
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頑張れなんて言わない
鏡の自分を見てごらん
そんな事言えないよ
頑張ってる自分がいる
頑張らないと
生きていけない時もある
だけど
頑張りすぎて
生きていけない時もある
頑張って
頑張って
もうダメな時は
頑張らなくていいんだよ
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何に怯えながら
生きている?
何に見栄をはりながら
生きている?
一人になりたい
独りになりたくない
明日が見たい
明日なんて見たくない
何か変わる
何も変わらない
伝えたい気持ち
伝わらない心
書きたい想い
表せない言葉
矛盾した思考と
現実に葛藤している
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数年後の自分は
想像がつかなくて
今なにをしていいのかも
わからない
毎日同じ事を繰り返す体と
昔から変わらない頭
それでも
時間は過ぎていって
知らない間に
数年後の自分はいるのかな
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あの時
何が起こっていたのだろう
降りしきる雨と寒さで
頭がおかしくなったのか
一人の男は
叫んでいた
周りを気にすることなく
叫んでいた
その男を
奇妙に思う者もいただろう
静寂と闇の中で
男は問いかける
自分は何者なのか
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時々
わからなくなる
「今の自分はなんだろう」
「これでいいのか」
それでも
明日はやってきて
あの時の自分なんて
どうでもよくなる
過去を望んで
未来に行く
僕たち
未来を信じて
過去を消したい
僕たち
色々な自分が交差しながら
歩いていく
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『ありがとう』
口では恥ずかしくて
言えないけど
心ん中では
いつも思ってる。
小包の中に入ってる
手紙と手料理が
胸にしみる
他にも感謝は
山ほどあるけど
今は言葉にできない
今言えるのは
長生きしてください
親孝行したいから
長生きしてください
この世界が辛くなかったら
長生きしてください
今はそれだけ。
あと
本当にありがとう
今はそれだけ。
2010.7/03