詩人:裕樹 | [投票][編集] |
月を見に行こうよ
今日は満月
昨日の雨が嘘みたいに雲一つない快晴だよ
きっとあの兎さんも今日を待ちわびてたんだね
黄色く輝いた月がかぐや姫を迎えにいくように
これから迎えにいくよ
君が生まれてから初めて会うけど父親らしくいられるかな
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まだまだ未熟な僕
世の中の波も知らない
赤ん坊
背伸びしても届かない
大人という罠
やっと覚えた大人の真似事も
中身はまだまだ青いサバ
神様よ
早く僕を釣り上げて
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
小さい頃は面白い夢を描いていた
いつからだろう
こんなにもつまんない夢を見るようになったのは
ただたんにお金持ちになりたいなんて
つまらなすぎる
目的のある面白い夢はきっと大人になるにつれ描いた紙ごと食べられちゃったのかな
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
君を想うのは僕の自由で
君が想うのは君の自由で
内心ビクビクしてるんだ
まだ初々しすぎる僕らは
いつ壊れてもおかしくないから
二人の時間を大切に積み重ねていこう
僕の良い所も悪い所も
君の良い所も悪い所も
大切に少しづつ二人で理解していこう
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
紅い葉がゆらゆらと風に乗っている
僕の心は虚しく風がとても痛く感じて
なんか切ないよ
木の葉のざわめきはとてもにぎやかに話してるようで
僕の空いた心の中に染み込んできた
急に一人が寂しくなって
前を向いたら
きれいな紅葉が僕を包み込んでくれた
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
必死に生きても
世界から見たら結局ちっぽけで
苦し紛れに書いた詩にさえ
わかってもらえない
自分で自分をわからないくせ
人には自我を主張する
小さな虫かごの中の僕
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
僕は今この時をただの思い出になんかで終わらせない
いくつもある青春の扉を叩いたら
今この時は何番目の扉に入るのだろう
今この時を大事に・・・
青春なんかで終わらせてたまるか
2001年、新世紀だ熊農文花祭
あの日書いた僕のスローガン
今はただの思い出さ
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
空の中を漂う鳥に
僕の夢を投げてみた
地球が太陽を一周するのが先か
鳥が地球を一周するのが先か
僕の夢があの鳥に届くのが先か
青空に漂う白い鳥は
僕の夢を受け取り
ふわふわとワタのようになり
幻想的な夕焼けを作り出した