詩人:望月 ゆき | [投票][編集] |
みんな たいしてかわらないんだ
きっと
わたしにも
あの人にも
あのこにも
神様は みんなに同じくらいに
幸せのチャンスと
不幸せへの落とし穴を 与えたはず
どちらにひっかかって
どちらに向かうのか は
運次第なのだろう
とりあえず
歩き出すべきだよ
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結局 なんなのかわからない
わからないけど
終わっていくものは どうしようもない
止められないものは しかたない
悲しい、とか
淋しい、とか
私の気持ちなんておかまいなしに
時間は過ぎていく
こんな ちっぽけなことが原因で
全てが嫌になってしまうこともあるんだ
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忘れてしまうには
あまりにも 近くなりすぎた
君のどこが好きなの、と
聞かれれば
「すべて」と答えた僕なのに
僕は嘘つきだ
君は 冷たくても君で
僕を好きになれない君も
君なのだ
たった数分の出来事
言葉はナイフよりも鋭くて
涙さえも こんな時にかくれんぼ
少しは役にたったかもしれないのに
忘れる、とか
あきらめる、とか
そういうんじゃなくて
僕の思いちがい
ただの勘違いだっただけ
傷の深さも 君は知らない
どんな君も君だってこと
僕は 冷たい君も 好きだったよ
詩人:望月 ゆき | [投票][編集] |
知りたいこととか
聞いてみたいこととか
多すぎて
すぐここのところまで
出かかってる ことばたちを
いったい
どうしたらいいの
君だけに
教えて欲しい
君だけに
こたえて欲しい
「どうして」とか
「なぜ」とか
恋なんて
そんなことばかり
結局
僕は 恋に悩まされる
詩人:望月 ゆき | [投票][編集] |
キミって ほんとうに
僕を知らない
僕をわかってない
と、いうより
知ろうとしてないに ちがいないよ
すべてにおいてね
どうして そんなことができるのか
僕には さっぱりだ
その証拠が これだよ
この 味噌汁
僕が
ネギが嫌いだってこと
いい加減 気付けよな
詩人:望月 ゆき | [投票][編集] |
ジャスミンティーって、おいしい。
おいしい、と思って
いっぱい飲んだら おなかがいっぱい
おなかいっぱいで もういらない
もういらない、と思って
捨てちゃったら もったいない
もったいない
もったいない
あの人も もしかして
すこしは こんな気持ち
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恋するほど
はかなくて
たよりなく
すこし違っている 陽射し
終わりが近づくというのは
こんなふうに
なんともないまま
時間だけが
過ぎてゆくものなのだろうか
春は中途半端
君の心も きっと
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わがままになれるほど
恋をしたのは 初めてなのに
わがままになったら
やっぱり 恋をなくしている
現実(ホント)の恋をみつめなさい
あなたのような心を持ちたい、と
思っている私が
あなたのような人は
好きにならなければよかった、と
思っている私に
言い聞かせている