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[190445] ルマルシャンの箱
詩人:どるとる [投票][編集]


快楽のアンダルシア

痛みの向こうより来る

笑うは神か悪魔か

四肢を 裂き

骨を砕き

作られたる恍惚

開け パンドラ

来ませ新世界

快楽のアンダルシア。

2015/12/31 13:07



[190443] 24色の色鉛筆
詩人:どるとる [投票][編集]


ふれた指先が いつかの ぬくもりを
覚えている あなたがくれた宝物

ありがとうって 愛してるって
伝えたい気持ちは言葉に出来ない

凪いでる海のように広がる さざ波の形を指でなぞって

この街の中には どれだけの笑顔がある

どれだけの涙がある そして どれだけの
人の 命が 色もないこの世界を 染めているのだろう

引き出しの中に 隠れた まばゆい光は
昨日見た 夢の続きを求めて旅に出る

過ごした時間や 重ねた思い出は
指折り数えてもまだ足りない

まぶた閉じて広がる 宇宙のような果てしなさ

この 街の中には いくつもの あなたがいる 僕も君も 同じ夜の中 そして朝の中

忙しいときも 暇なときも 君を思う人がいる

君を思う誰かの気持ちと
その誰かを思う気持ちが
交わって 重なって この世界を照らす光になる不思議

今日も 誰もが誰かに思われている
誰もが誰かを思っているんだ

この街の中には どれだけの笑顔がある

どれだけの涙がある そして どれだけの
人の 命が 色もないこの世界を 染めているのだろう

その色とりどりの色鉛筆で。

2015/12/30 19:37



[190442] 反省ー2015
詩人:里雨夜 [投票][編集]


小さい頃は雪が降れば嬉しくて

雪舞う中を駆け回っていた


いつからか雪が降れば憂鬱で

小雪や暖冬であることを願ったりもしている


異常気象を憂うこともなく

雪のないクリスマスを喜んだ今年


年寄りと子供の狭間で

大人になれない自分を痛感した年の瀬



来年はもう少し周りを思いやれる人間になれますように

2015/12/30 18:16



[190441] 感情論
詩人:どるとる [投票][編集]


走り出した 気持ちは
ひたすら 誰かの声を追いかける
それはまるで都合のいいラブストーリー

泣いたそばから 笑う
君に 振り回されて


僕は 目が回る

夜明けの スピードで
靴底が擦りへるほど君を思った

感情論で 進む議論は
やがて ひとつの光を見つけた

好きだ それだけを理由に

どこまでも 走ってく

明日を生きる力になる

世界の 果てまでも行く

限界を越えろその先にある 明日に

出会いたい 出会わなきゃ。

2015/12/30 13:27



[190440] メリーゴーランドラブストーリー
詩人:どるとる [投票][編集]


春風に舞う 花びらに 映っては消える

薄らいでく 遠い日の恋が 笑い出す

癖になりそうな 下手くそな旋律が

心の 隙間に 光を差していく

ゆらゆらと 揺らめいて

くらくらと 目眩

倒れる 寸前の かすかな恍惚のような

メリーゴーランドに乗り合わせたような

二人は ゴンドラの中で
他愛もない会話を続ける

色もない世界に 赤 青 黄色の 雨が降る

明日からの世界は 少し 鮮やかすぎるほど

恋をした それだけで不思議なものです

見える世界が こんなにも変わるなんて

何かの映画のような都合のいい 展開

飛び込め 今なら間に合うはずだ

でき損ないの おかしな出来心

君のために 迷ったり悩んだりする

ムラムラと 妄想

冒険 また 冒険

マニュアルのない 恋の始まりの一歩

ラブストーリーの規則なんてない

線からはみ出すんだ 常識を越えて

めくるめく二人だけの世界が これからをつくる

悔しいほど 楽しすぎる毎日だ

生きることがこんなにも楽しいなんて

原色で 染まっていく
ありきたりな あらすじをたどって

今あるこの世界が 奇跡なら

僕らは奇跡の 申し子だ
なんて笑う なんて笑う

メリーゴーランドに乗り合わせたような

二人は ゴンドラの中で
他愛もない会話を続ける

色もない世界に 赤 青 黄色の 雨が降る

明日からの世界は 少し 鮮やかすぎるほど

恋をした それだけで不思議なものです

見える世界が こんなにも変わるなんて。

2015/12/30 13:14

[190439] この道の先に
詩人:どるとる [投票][編集]


桜の花びらを 寂しい枝に 描いて
イメージを降らす この並木道に

言葉なんかなくてもいくらでも 幸せになれたよ
手をつなぐことが 唯一使える魔法だった

ふとしたときに目が合うのも
照れたように笑うのも
大切な時間だと 思う
幸せって笑ったり 泣いたりする そんななんでもない時間の中にあるんだろう

名前もない 今日がいくらでも 積み重なって
同じような 今日を 今日も 過ごしてる

花が 咲いては散る ただそれだけのことなのに どうしてこんなに 嬉しかったり悲しかったりするんだろう

はるか先まで 続いてる 道の先に 誰も知らない物語
行こう このまま 握った手を離さないで

書き足すように 小説の続きを 書いてく
下手くそな 何の知識もない人が

一生懸命に 生きる毎日を 少ない言葉で

それでも 頑張って 書いている

約束のように巡る季節の せいで
何度でも同じ 景色を見せられるのに
何度でも 見たいと思う

ただ 笑ったり泣いたりするだけの毎日も紛れもなく思い出 なんだろう

雨降りの今日があって 晴れ渡る今日があって
種をまくから 花が咲く今日がある

昨日があるから 今日がある

先が見えないくらい長い道のり
この道の先に何があるのだろう
知りたい だから生きていく

名前もない 今日がいくらでも 積み重なって
同じような 今日を 今日も 過ごしてる

花が 咲いては散る ただそれだけのことなのに どうしてこんなに 嬉しかったり悲しかったりするんだろう

はるか先まで 続いてる 道の先に 誰も知らない物語
行こう このまま 握った手を離さないで。

2015/12/30 12:51



[190438] 君に会いに行く
詩人:どるとる [投票][編集]


窓に映る景色を ぼんやりと 眺めながら

今か今かと 待ちきれない気持ちのままで

ひとつずつ追い越していく 駅を数えた

下手くそな 歌声と調子外れのメロディ

それでも 君に会いに行く

日曜日の 込み合った駅のホームに咲く

たくさんの人の群れを かいくぐる

聞きなれた名前で呼び止めたのは

なつかしい 声と顔の ガールフレンド

少しも変わらないねって笑うから

思わず抱きしめてしまった

どっちつかずの 僕はまだ あやふやな

覚悟で愛を不器用にしか扱えないけど

それでも 君に会いに来た

近づく季節は何色をしているだろう

観たかった映画を観よう お芝居も観よう

忙しくて出来なかったことを全部やろう

今はまだ 愛してるって言えればいい関係

いつまでもそれじゃ駄目だとわかってる

どんな会話をしたのかいまいち覚えてない

僕は手を握るだけで精一杯だったよ

お別れするとき また会おうって言った

閉じるドアとほぼ同時に泣いた君

手紙を送るよって 握らせた大切な言葉

目には見えないラブレター

不安ばかりが明日を遠ざけるけど

いつかは一緒にいる毎日が当たり前になって

今をなつかしく思い出せるさ

遠く離れた距離を 一瞬で 埋める
魔法のような 言葉を探してた

残した傷跡も 消えることのない痛みも
広すぎる空に 笑われて 手だてのなくなった僕は
ただ 煙草を ふかすしかなかった

聞きなれた名前で呼び止めたのは

なつかしい 声と顔の ガールフレンド

少しも変わらないねって笑うから

思わず抱きしめてしまった

どっちつかずの 僕はまだ あやふやな

覚悟で愛を不器用にしか扱えないけど

それでも 君に会いに来た

そしてまた 僕は君に会いに行く

あの日と同じ 曜日
あの日と同じ 時刻
あの日と同じ 場所。

2015/12/30 12:31



[190437] やっぱり恥ずかしい
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

ネタじゃなくて
本気の本当の話です


ここまで晒すのは
恥ずかしいけど
貴方に知ってもらえるならと思って…

そういえば、
あと怖がりかな?
虫とか無理
特に蜘蛛とか…
後退りして言葉を失う
そして……
非科学的なものがダメ
おばけとか
おばけとか
おばけとか

得体の知れないものが怖い

お化け屋敷がダメ
相手にしがみつくどころか 置いて逃げるか
その場にしゃがみ込むでしょう

ホラー映画がダメ
怖くて俯いたまま
画面が見れません

ビビり系もダメ
ビックリ効果音が
怖いんです

そして絶叫系がダメ
フリーフォールなんかに強制的に乗せられたら 言葉を失い
青ざめた顔して
相手を一生、呪うでしょう


遊園地なんて女友達に誘われようものなら
前日からずっと
憂鬱です



こんな情けない奴です

貴方にとって
要らなすぎる
どうでもいいような
情報だけれど(苦笑)

2015/12/30 12:26



[190436] 海猫ダイアリー
詩人:どるとる [投票][編集]


まぶたの裏に 今も残っている
花のように 咲いた思い出は

海の見える この小さな屋根の下に
渚を走る 風が からからと笑う

ささやかな優しい言葉と
ほんの少しの涙で
ほどよくあったまった心で

景色を染める 青
白い砂浜も 通り過ぎてく車窓の向こう

もうあんなに遠く
海猫の羽ばたきも 昨日降った雨も

優しく包んでる 光と水の国 一抹の不安もない

レコードは回る 誰かのために
変わらない音を丁寧に刻みながら

この空の青さが くれる幸せは
ありふれた魔法の仕業です

紡ぎ出す 糸のように 一つ一つ 編み上げていく思い出を
下手くそな歌声にのせて

泡になったマーメイド
遠い昔の物語を たどりながら 旅行く

意味のないことも 無意味なことも 形のあるなしも

同じ手のひらの上で 続く営み 違いなどあるものか

夜明けをとうに過ぎたころ 寝坊助の猫は

やっと 起き上がり 一人散歩に出る

今日もまた すでに手にしてる幸せを探してる

景色を染める 青
白い砂浜も 通り過ぎてく車窓の向こう

もうあんなに遠く
海猫の羽ばたきも 昨日降った雨も

優しく包んでる 光と水の国 一抹の不安もない。

2015/12/30 12:08



[190435] objects
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

なんか可愛いくて泣いてしまった
ネタか本気かわからないけど
とにかく愛らしい
かっこいいんだけど
言葉はお茶目だよね

心は浮いたり沈んだり
とても平坦ではいられないもの
人の心は不思議で
深い絶望も一瞬で平安に戻ったりする
安心とは心が安らぐという意味
僕の目標は君にそれを与えることです

2015/12/30 11:40
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