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[190270] 青空をさがせ
詩人:壬治 [投票][編集]

不自由にさせては、あっけなく解き放つ
くるくると空の色もふしぎに変わってく
心だって体だって、変化してゆくよ
同じ場所にいても、景色は日々違うように

それはそれは贅沢で、一日のエンドロールは
まどろみに浸る午睡のようだね
ありのまま思うありのままの気持ちで
不確かな日々を確かに、生きていく

これから待つ出来事も良いことも悪いことも
見知らぬ結果も初めての味
怯まずそうだ、その先へ進んで
恐れずどうか自分を貫いて

知らばっくれても、豪快に綻ぶつぼみの欠片
一つ一つがフラグだって信じたい
君が運命の人だって信じたい

つらくてもこわくても、信じることをやめたくない
こんなところで投げだせないよ

2015/12/18 14:32



[190269] 五感エラー
詩人:壬治 [投票][編集]

がむしゃらになってみたいと思いながら
生き物らしさになぜか嗚咽

明日こそ明日こそ
それが口癖になっていた
たぶんいつからか勘違いをしてた

アクセル踏んでもスピード出ないって
一方で無意識がかけてたブレーキ
そこには透明の壁があるようで

ぴったり言葉がハマる場所
その愛を突き刺すために
穴があいて生まれてきたのなら
こんなの欲しくはなかったのに

2015/12/18 14:31



[190268] pure white
詩人:壬治 [投票][編集]

本当のことだけ心にとどめても
いずれ忘れてしまうなら
なかったこととおなじ。。。

かなしいけれど
ずっとわかってたんだ
だからこんなにかなしいんだ。。。

2015/12/18 14:28



[190267] ブランコ
詩人:壬治 [投票][編集]

勘違いが膨らんでそれだけで走り出してた
言葉の奴隷に成り下がった日
今更あとには戻れない
何もなかったようには振る舞えない
心のかさぶたが剥がれる音がした
へっちゃらなんて、ウソでも言えない

2015/12/18 14:26



[190266] 意気地なし
詩人:壬治 [投票][編集]

いつもの気まぐれじゃなくて?
これがほんとに終わりだって?
過去と未来が入りまじる
不思議な夢をみてた。。。

舞いあがる心は不時着
恋を知れば傷つくとわかってても

つらいもんはつらい
泣けるときは泣いて
笑える日に笑おうよ

おそろしいほどシンプルな結論

それでも干からびたまんまじゃ
歩き出せない
想いを潤すのは誰かの愛

途惑いをほどくように
なぜかひとすじの涙がこぼれたよ
いつだって分かりきってたこと
これからのことを考えたいね

2015/12/18 14:24

[190265] おとぎ話
詩人:どるとる [投票][編集]

手のひらを本みたいに広げて
イメージをふくらましてごらん

目を閉じた暗闇に まぶたの裏で描く光
想像力さえあれば世界には終わりなんかない

再現なくどこまでもその手を伸ばして
つかんだ太陽をその胸に引き寄せて

泣いて笑って ただそれだけのストーリー
晴れ渡ってたまに雨が降って 雷が光って

止まらないスピードで磨耗する命を奮わして

もっと感じたい 生きていることを

おとぎ話の結末を期待しちゃいけないよ

現実は血なまぐさく残酷なものだから

おとぎ話のようにはうまくはいかないよ

だから、悲しいときには泣けばいい

うれしいときには 笑えばいい

ありふれた生き物のままでいようか

大地に根を張る 木のように空を見上げていたい

大胆に生きていくには
線からはみ出すくらいの力強さで



あらゆる常識を笑い飛ばすんだ 生半可な想いはいつしか
僕の宝物のひとつになったよ

若さは時に 足かせになるけどその寸足らずな気持ちは間違いなく即戦力になる

転んだ傷痕 その痛みのぶんだけ涙がある

だけど 痛みの向こうにあったのは笑顔だった

案外世界は狭いんだなって思ったよ

同じような思想 似たり寄ったりの概念

世界の大きさを決めつけてはいけないよ

思い込みは世界をつまらなくしてしまう

昨日の続きから始まる世界に朝が来て

まっさらなページにも消えない痛みが

だから、ずっと僕は忘れられないんだよ

悲しいことは悲しいままで

うれしいことはうれしいままで

同じ気持ちであの日を思い出す

向こう側まで透けて見えるビー玉みたいに 純粋でいたい

せめてこんな世界なら 少しの嘘も憎んでいたい

悪は きっと妥協した瞬間に悪になるんだ

今さら気づいたことがあまりにも多すぎる
僕は いつも人より少し遅れて 過ちに気づく。

2015/12/18 12:19



[190264] 砂のように…
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


忙しいときほど 大切な瞬間って 逃してしまうのか


ずっとポッカリ空いた心の穴
それが少しずつ埋まっていくような感じがして
その度に寒かった心に
暖かさが戻っていった

そんな素朴だけど 確かな幸せ
これから育もうとしていた大切な幸せ

どこに行っちゃったんだろう

大体、一番大切なモノや人に限って
気づかぬ間に失ってしまう

一瞬にして砂のように
ごぼれ落ちていくのか…

これでまた
ありふれた毎日に戻るの

平凡だけれど
喜びのない毎日

やっぱり時間を
取り戻せはしない 失ったものは
失ったまま

ただただ砂のように
滑り落ちていく

そしてまた色褪せた日々へ
虚ろな気持ちで戻っていく

2015/12/18 02:21



[190263] フラワー
詩人:どるとる [投票][編集]


景色の中を 流れる時間
ありふれた街の ありふれた一日

誰かの笑顔があって
誰かの涙があって
たまに 雨が降ってもすぐに 晴れ渡って

花が咲くように 散るのも早い命の物語

ただここにあるというただ それだけのことが
僕のすべてだ

笑わないで聞いてくれ 悪魔になりたかったのに
君があまりにも優しいから

僕はまた ただのありふれた 人になってしまう

空の色など気にしたことはない
気持ちがそもそもないのだろう

何かのきっかけがあって
何かのタイミングで
答え合わせしてみたら 計算は役に立たなくなった

僕がもしも花ならば 咲くだけで生きていることになる
でも僕は花じゃない

生きていることはどうすればそう言えるのか
わからない僕は 悩みの中にいた

空欄を埋められずに 空白のままの解答欄を残した

飽きもせず連日連夜降り続く雨の音を聞きながら

僕は考えていた 生きることとか生きていくこととか

想像に花を咲かせて色とりどりの

ただここにあるというただ それだけのことが
僕のすべてだ

笑わないで聞いてくれ 悪魔になりたかったのに
君があまりにも優しいから

僕はまた ただのありふれた 人になってしまう

悲しみに泣き 喜びに笑う どこにでもいる人になってしまう。

2015/12/18 01:01



[190262] すみれ
詩人:どるとる [投票][編集]


恋しさにほほを
紅に染めていたよ

どんな小さな喜びも
見逃さないようになったのは

誰かを愛することを知ったからでしょうか

自分を愛することしか知らなかった僕に
あなたが教えてくれたのは人を愛することの喜び

すみれ咲く季節 見上げるほどに長い坂道
降るように 差す陽射し 七色に輝いて

いたずらに過ぎてく時間ならばいっそ

誰かを心から愛するそんな余裕が欲しい

ただ手をつなぐそれだけのことが 恥ずかしい

照れ隠しみたいにしてただ僕は幸せの中で笑った

積み重ねていく時間のぶんだけ歳を重ね
命の重さを身をもって受け止めている

いつものあのパン屋の角を曲がればほら
少しだけゆったりとした日々が送れるよ
おたがい忙しすぎて 大事なことが 見えなくなるまえに

すみれ咲く季節 見上げるほどに長い坂道
降るように 差す陽射し 七色に輝いて

眼差しを そっと 空に向ければ
幸せなんて いつの間にかすぐそばにある

ただ、気づかないだけ 本当の幸せはとてもありふれているから。

2015/12/18 00:48



[190261] 光の翼
詩人:どるとる [投票][編集]


降るように 刺さるように 落ちてくる陽射し

手を伸ばせば いくらでもつかめそうな太陽なのに

あなたはいつも遠くにあって指先さえ触れさせちゃくれない

拙い言葉をつなげていつの間にか 出来上がった

下手くそな メロディと詩に乗せて 空を飛ぶための羽にする


つま先から 踏み出すこの力強い一歩は

いつの日かあまねく世界を制覇するだろう

この手にありったけの光を集めれば翼になる

ほら できないことなんかきっと何ひとつないんだ。

2015/12/17 23:54
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