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ふぉれすとの部屋  〜 新着順表示 〜


[61] 隙間
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ポッカリ空いた心の隙間

煩わしくも心地よい言葉

君に抱いたレトロな感情

偶然なら出来すぎている

必然なら刑に僕は服する

許してとは言わないから

僕の隙間を見つけ出して

そっと教えてくれないか

君の瞳に映るその真実を

2006/05/25 (Thu)

[60] ∫f(χ)
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弾圧され続けた禁断の法則
概念による矛盾を黙視して
導き出された君からの記憶
遡る思考を押し戻す永遠の流れ
矛盾と快楽のメビウスの波動
さあ自我を説き放ちに行こう
虚構と理想の狭間の現実へ

脳裏に焼き付いた三次方程式
描いた軌跡は思考の経路
微分係数を零にした君の瞳
でも僕への解は常に虚数解
実数解は常に君の心の片隅に
さあ全てを取り戻しに行こう
全てを失ったあの場所へ

2006/05/18 (Thu)

[59] 約束の場所
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待つ資格が無いと言いながら

ただ変わることが出来ないだけさ

春風に導かれあの約束の場所で

I'm still here
by the time you come.

I'm still here
for fear you get lost.


失いたくなかったとしたとしても

ただ満たされていたかっただけさ

大空に開けたあの約束の場所で

I'm still here
by the time you come.

I'm still here
for fear you get lost.


もう後悔したくないとは思うけど

ただ一人でいられなくなったのさ

こぼれ落ちたモノに気づくことも無く

I'm still here
by the time you come.

I'm still here
for fear you get lost.



I'll be.....


I swear.....

2006/04/14 (Fri)

[58] I am a Wanderer
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冬風の名残が香る始まりの季節
歩み続けた道を踏み外すコトを
ただ理由も無しに恐れ続けて
大事なモノを忘れ無くしていく
囁かな夢を抱いたあの小春日に
理想とまでは行かないまでも
描いた軌跡は疾うに踏み外して
流され逝くままの僕はただ
A miseable wanderer of life

2006/03/19 (Sun)

[57] Let me forget
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煩雑な日々からそっと逃げ出して
夜の優しい暗闇に包まれよう
音も色も感情さえも消え去り
ただ感じているのは始まりの予感
Let me forget everything until...

義務も権利も責任も放り投げて
名も無い草原に出かけよう
古傷に優しく触れて流れ行く
一期一会の儚いそよ風と共に
Let me forget everything until...

自らの全てをさらけ出して
お互いのありのままを知り尽くそう
触れ合う指先越しに伝わってくる
その熱い時をただ待つばかり
Let me forget everything until...

そして出会った瞬間過去になり逝く
目の前の現実と向かい合おう
決してそう甘いモノはないけれど
苦味が無いと面白くないじゃない?
Let me get over everything.

2006/03/10 (Fri)

[56] Concerned
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希望が朽ち果てた荒野の中心で
横たわる枯れ木に腰を掛けて
変わらぬ物があると信じたかっただけ
I was not concerned with it.
But I wished to do it.

果てしなく広がる闇の宇宙に
黙殺という限りない安息を見て
傷付いた体を浮かべてみたかっただけ
I was not concerned with it.
But I wished to do it.

全ての源である真っ青な空間で
見渡す限りの平らな水平線に
ただ誰もいて欲しくなかっただけ
I was not concerned with it.
But I wished to do it.

幸福も苦渋も道さえもない
命だけが存在する緑の空間で
汚れた自分を隠したかっただけ
I was not concerned with it.
But I wished to do it.

毎日変わらずただそこにいるだけの
何の変哲もない普通の校舎で
全てを投げ出してみたくなっただけ
I am concerned with it.
But I refuse to do it.

2006/03/06 (Mon)

[55] I justify my life
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憧れや理想としていたモノも
変わりゆくモノと思い知った

今行く道も歩んできた道も
平凡な生き様だと振り返った

成すべき事は見えてはこない
また成した事も未だ何も無い

I justified my life.
I pretended to be satisfied.


生きてる目的は特にはない
でも死んでしまう理由もない

欲しがるだけ欲しがって
いざ手に入れたら当たり前

利用するだけ利用しておき
責任なんて何処吹く風さ

I justify my life and
pretend to be satisfied.


正義なんてあるわけ無いのに
ただ自分の中でそうしてるだけ

自我が崩れてしまうから
ただ自分を信じ続けるだけ

身を削ってまで欲さないから
ただ自分に言い聞かせてるだけ

I justify my life and
pretend to be satisfied.

2006/03/04 (Sat)

[54] skeleton
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雨雲に消えゆく一筋の灰色の煙

真冬の冷たい雨の滴に打たれて

やっとその姿に気がついた

あの日君のわざとらしい涙の滴で

君という煙突が吐き続けている

嘘という煙に気がついてしまった様に


君のついてる嘘も流している涙も

僕の中であの灰色の煙のように

消えてしまえばどんなに楽なことか

でも僕はあの雨雲のようにはなれない

全てを飲み込んでしまうことが

出来たのなら君をもっと幸せに…

2006/02/27 (Mon)

[53] 放浪者
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絶対的な正義も悪も道徳さえもない
この疲れ果てた青い星の表面で
ただ信じたいと言ってみたいだけ
そう僕らはみんな儚い命の放浪者

自分への甘えと嫌悪感を抱いて
流れ逝く時の凍てつく波の中
ただ思い出を流してしまいたいだけ
そう僕らの傷は癒えることはない

醜い傷付け合いと傷の舐め合いを
刻まれた歴史に忠実に僕らは繰り返す
ただ生きていく為の刺激が欲しいだけ
そう舌先の快楽を忘れられないから

自らの行く道への執念のために
他人の道を踏みにじり進んで行く
ただそこに生まれるcrossroadは美しい
そう足跡さえなければ本当に美しい

敷かれたレールを自分に嘘までついて
歩み続ける僕らは哀れな放浪者
ただ脱線してみる勇気がないだけ
そう自分を打ち壊す事が出来ないだけ

2006/02/21 (Tue)

[52] 四年ぶりの告白
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あの時はっきり言えなかった
君を好きじゃないってことを
でも泣いてた君の頬をしたった
たくさんの悲しみの雨水が
僕の脳裏を濡らしたままさ
今ならためらわず告白するよ
君を忘れることができません

2006/02/20 (Mon)
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