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アルバトロスの部屋  〜 新着順表示 〜


[343] この道
詩人:アルバトロス [投票][編集]

辿り着いた先に
何もなくても
自分の存在を
確かめることができる

だから進むんだ



それに
本当に何もないなんて
有り得ないじゃない

だったら
進むしかない

全てを否定することで
肯定されてきた
この道を

2010/03/01 (Mon)

[342] それほどれほどうかしちゃった僕
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君の心の闇に射す
一筋の光が
もしも僕じゃないと
言うのなら
僕は地球の裏側に飛んでって
君から見えない夜空を
流れ星になって駆け巡る
君の幸せを願いながら

2010/02/19 (Fri)

[341] 点が迫ってくる間合い
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評価するのは
僕じゃない

知らない誰かが評価する


知らない誰かと
競ってる

今日も負けじと迫ってく


点を繋げて線にしよう
時を刻んで繋げよう
線をばらせば点になる
今日をばらせば
裸ん坊で湯船に浸かって
ふぅーっと息を吐く

黙っていても
伝わらないぜ

2010/02/09 (Tue)

[340] 帰り道
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向こうに浮かぶ雲が
見えるかい?
君がこの街を去った日の
雲と似ている
雲なんて気まぐれだけど
きっとそんなもんだよ
それが何だか僕ら自身に
似てやしないかい?

あいつは今は何をしてるかな
僕はどこに辿り着くかな
あの子は今でも美人かな
君はどこに流れ行くかな
誰も答えちゃくれない
僕も答えない
ただ黙って聞いてみよう
知ったかぶりで聞いてやろう

そしたら雲がぎこちなく
形を変えて
あの日の僕らに
帰っていく

2010/01/22 (Fri)

[339] 新年の挨拶
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あっという間に
けだるい日常に戻る
全く進歩のないまま
時間だけが過ぎ
適当にお年玉を配った

お正月って一瞬
めでたいのは
出来の悪い僕の頭の中
とりあえず意味もなく
浮かれてろよ


そういう挨拶
ってんなわけあるかい
新年じゃい

明けましておめでとう
じゃい

2010/01/05 (Tue)

[338] 光は光に囲まれて闇となり
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雨の音や
蛍光灯の光
時計の秒針の音や
君の髪の匂い…

全てを消し去ったら
全てに消し去られた
僕が見えるかな

光は光に囲まれて闇となり
闇に囲まれたときには
つまりそいつは光ってる

それは本当に恐ろしい
知ってしまうのが?
いいや、底無しの闇なのが恐ろしいのよ

漠然と光ってる闇
今日もそっと掻き消して

2009/12/10 (Thu)

[337] 50%の壁
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僕の愛情の半分は
性欲が支えています

いつか性欲が消え失せたら
50%の愛情しか残らないなあ

だからトータル150%の愛情で
君を愛せるように
君の表も裏も
全て知りたいと思う

そのために
セックスするんだ
うふふ

なんて
消えることのない性欲の
言い訳をしながら
精一杯優しい顔をする

別に
にやけてるんじゃないよ

くだらないことこそ全て
愛の全て
そして愛こそ全て

2009/11/18 (Wed)

[336] 誓い
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過去は今を超えられないよ
だから今を笑って生きてゆこう

未来は今を追い越せないよ
だから今は君だけを愛そう

2009/11/10 (Tue)

[335] 無視が良すぎる話
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忘れてはいなかった
でも願いが現実になるなんて
思いもしないじゃない

気がつけば
君とは別の温もりに包まれて
眠りについていた

それはそれで
居心地悪くないし
すごく幸せなんだけど
何か違う
何か違うんだよなぁ

いまさら塗り潰せない
大切な宝物が
両手をふさいでいて

君の手を無視した

2009/11/05 (Thu)

[334] アレ
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ほら
アレだよ
つまりはアレなわけ

所謂アレなことが
アレに繋がって
アレとして確立されるわけ

そういうアレで
僕らはアレしている

2009/10/16 (Fri)
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