ホーム > 詩人の部屋 > アルバトロスの部屋 > 新着順表示

アルバトロスの部屋  〜 新着順表示 〜


[311] ゴーストノートを捨てないで
詩人:アルバトロス [投票][編集]

僕の名前は・・・

記された事実は冥王星まで届く
隠された想いはブラックホールを突き抜ける
それはほら
足元に確かに刻まれるビート

あの・・・僕の名前は・・・

君から見た境界線
誰かに笑われた上っ面の生活観
通行人Aのセックスなんて想像したくもないね!

だから僕の名前は・・・

知ってるから黙れ
抱きしめてやるから来い
抱きしめてほしいから
ねぇどこにも行かないで

そう君の名は・・・

ゴーストノートを捨てないで
バラバラになった季節が
また繋がりはじめた

2009/01/14 (Wed)

[310] 恋は水色
詩人:アルバトロス [投票][編集]

恋は水色だという

朱く染まったほっぺた
夕闇に流れるピアノの音
無関心に吹いた北風

勝手に嫌ったこの街から
悲しみを取り除いて
クズだけが残された
僕だけがいた

ただいま
その言葉は久しぶりすぎて
何色にも染まらずに
いつのまにか消えていた

明日は早く帰ろう
恋は水色だから
未来が透けて見えるから

2009/01/07 (Wed)

[309] 嫉妬に似た愛の形
詩人:アルバトロス [投票][編集]

14歳の君が愛しくて
僕は過去に嫉妬する

今を蔑め未来に恋せよ
意味のない使命を
背負いながら
重い重いと
しょっぱい汗を
流しては拭い歩くんだ

14歳の君が愛しくて
キラキラ輝いていたことに
いまさらになって
気がつくのも
歴史は繰り返すと
昔から言うから

光の中心はきっと
光の輝きを知らずに
闇を抱えている

それが愛しくて
僕は未来を夢見る
僕じゃなく君に微笑むよ
嫉妬に似た愛の形
裸電球に似た幸せの光

2009/01/02 (Fri)

[308] レモン
詩人:アルバトロス [投票][編集]

レモンレモンレモン
酸味が汚れを落として
蛍光灯の光を映した
レモンレモンレモン
下を向き歩いた寒い夜に
地面に吐いた苦味
レモンレモンレモン
苦し紛れに出したグー
君の一言で全てがパー
レモンレモンレモン
レモンレモンレモン
レモンれも
頭の中で崩壊した
見慣れた街の風景

甘くないなと
呟いてから
レモンレモンレモン
行くよ

2008/12/22 (Mon)

[307] 夢物語
詩人:アルバトロス [投票][編集]

ガラス製の心が
映した夢物語
泣き虫の少年が
涙の向こうに続きを見た

3月の晴れた朝
全部鞄に詰めて
忘れ物はないさ
雪化粧の桜吹雪

川は耳を澄まして
君の声聴くよ
ブランコ凍えて
滑り台、見上げた月


少年は夢を見た
一滴の氷水
枯れた井戸には
また水が涌くだろう

少女は夜願った
半透明のお星様
心彷徨う心
マスに墜ちた紙ヒコーキ

川は耳を澄まして
君の声聴くよ
ブランコ凍えて
滑り台、見上げた月

始まりは終わり
去り難しこの地
別れ難し友ありて
されど旅立つ
暗闇の裏側
僕ら離れはしない
さよならは今日の悲しみ
明日の喜び


去りし日はいつのまにか
溢れる君の涙
涙が頬を濡らすのは
形のない明日を照らすためさ

始まりは終わり
去り難しこの地
別れ難し友ありて
されど旅立つ
暗闇の裏側
僕ら離れはしない
さよならは今日の悲しみ
明日の喜び
さよなら夢物語









2007.3

2008/12/06 (Sat)

[306] イチの歌
詩人:アルバトロス [投票][編集]

僕はゼロになりたかった
誰の記憶にも残らずに
全くの無になって
消えてしまいたかった

でも僕が死んだら
誰か悲しむかな、なんて
余計なことを考えるから
僕はゼロにはなれないだろう
無責任な生き方辞めて
僕は誰かにとって
イチになりたい
自分にとって
イチでありたい

ゼロなんて存在しない
便宜上の記号だと
思い知った冬の雨の日
僕は君の手を握って
ここにいるという
その温もりが
愛しく思えたんだ

2008/11/27 (Thu)

[305] 人間様
詩人:アルバトロス [投票][編集]

何を威張ってんだ
ただの人間様よ
贅沢な悩み抱えて
落ち込んでカラ元気
そんな頑張る君を
応援なんかするもんか

もう一度言うよ
何を威張ってんだ
君はただの人間様だよ

2008/11/25 (Tue)

[304] キリ
詩人:アルバトロス [投票][編集]

どうしてにはキリがない
僕の命にはキリがある
どうしてだろう
また考えて考えて
キリがないにはキリがある

2008/11/24 (Mon)

[303] 欲求
詩人:アルバトロス [投票][編集]

肉まんが食べたい
あいつを殺したい
トイレに行きたい
絶対に許さない
おしりが痒い

2008/11/12 (Wed)

[301] ほっぺた
詩人:アルバトロス [投票][編集]

冷たい風が急に吹いて
林檎のような赤い頬
甘酸っぱ色したまんまるの
月の光が照らします

それはおいしそうなほっぺたで
それが愛しい君のほっぺたです

2008/10/28 (Tue)
323件中 (131-140) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ... 33
- 詩人の部屋 -