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アルバトロスの部屋  〜 新着順表示 〜


[267] 君の笑顔が好きだから
詩人:アルバトロス [投票][編集]

明日になったって
僕は僕のままだから
君が悲しまないように
君を思いながらオナニーした

でも僕が好きなのは
「君じゃない君」じゃなくて
「君」だから
いつまでも「君」だから
誰かが不潔と蔑んでも
この透明色した気持ちを
白濁の欲望で汚してしまわないように
僕は生きています

2008/05/06 (Tue)

[265] アルバトロスの詩(番外編)
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神様

僕は愚かで無力な
人間です
存在さえも不確かな
無力な人間です

救ってくれとは
言いません
人は誰もが
救いの手を伸ばし
その手が誰かを救い
そうして生きていくものだと
思うからです

だから
救ってくれとは
言いませんが
僕に言葉をください
死にたがってる
贅沢な野郎に
言葉をください
今日を
精一杯生きてる人に
言葉をください

誰かを救いたくて
詩を書いてなんかいない
必死なんだ
生きていくって
難しいことなんだ

2008/04/28 (Mon)

[264] 孤独の中で見つけた光
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ゆっくり行こうか
急いで行くか
いずれにしても先には行ける

のんびり行こうか
慌てて行くか
いずれにしても後ろにゃ行けぬ

辿り着くのは
みんな同じ
ただし着くのはいつぞや知れず

ゆっくり行こうか
急いで行くか
いずれにしてもいつか逝く

孤独の中で見つけた光
宇宙の闇に寄り添い漂う

2008/04/24 (Thu)

[263] ゾンビやります
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俺は死神じゃないから
「死んだらどこに行くか」
なんて知らないし
神様でもないから
「生まれる前にどこにいたのか」
なんてのも知らない

さらに昨日
人間も辞めちゃったし
しかたないので
今日からゾンビやります
不死身です

強く生きなきゃ
たとえ死んでも
生き返って強く生きなきゃ
お前のためにじゃない
お前を見ていたいから、だ

2008/04/20 (Sun)

[262] 子供的大人生活のススメ
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野球してぇなぁ
サッカーしてぇなぁ
で、終わったあとに
ビール飲みてぇなぁ

2008/04/19 (Sat)

[261] 似ているもの
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恋しさは
寂しさと似ている
愛しさは
空腹感と似ている
性欲は
愛情と似ている
君は
僕と似ている


僕が愛していたのは
もうひとりの自分で
君はただの人形だったのかもしれない

僕はカーテンを閉じた

でも愛していた
君だけを愛していた

そう呟いて
ベッドの上で
膝を抱えて泣いた
朝が来るまで泣いた


さようならは
夢の終わりと似ている
永遠は
不変と似ている
ありがとうは
ごめんねと似ている
君は
僕と似ている
僕は
君と似ていない

2008/04/17 (Thu)

[260] アイニョ
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「人はみんな孤独なんだ」
宇宙になった空の下
星達に見下ろされて
だったら進むしかないと
乾いた声で呟いた

寂しくて寂しくて
君を抱きしめて眠る
温もりは伝わるけれど
心臓の音は聞こえるけれど
君のシャンプーの匂いが香るけれど
僕らはきっと
わかりあえない
伝えて伝わって
伝わって伝えて
その繰り返し

「人はみんな孤独なんだ」
だから君が僕に見せる
たくさんの表情が
うれしい
君がいることが
こんなにも温かい

2008/04/11 (Fri)

[259] 少年
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僕の心を焦らせる
この暗闇は何だろう
この世から消えるまで
僕は僕なんだろうけれど

不安は消えない
上からどんな色をぬっても
不安は消えない
だから君のそばにいるんだ

社会に向けた
理由なき銃口を
自分に向けて撃てたらなぁ
過去に宛てた
後悔の手紙を
未来に解き放てたらなぁ

2008/04/06 (Sun)

[257] 生きるの歌
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僕は時間に逆らって
歩き始めた

別に過去へと
向かうわけじゃない
未来に進んでいく

でも僕は
時間に逆らうんだ
僕が踏み出す一歩が
時間を歪ませ
僕の小さな世界の
小さな明日を
小さく変えていく

何もしなければ
予想通りの未来と
退屈とそして後悔を
頬張るだけなのだから

僕は君に
想いを伝えにいきます
今、いきます

2008/03/31 (Mon)

[256] 邪念
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ただひたすらに人であれ
わかっていても
それができないんだ
なぜなら僕は
恵まれているから
知らず知らず
幸せを求めているから
でもそれが人間
ああ僕は
道端に咲く花に嫉妬する
君にとって
ただひたすらに
僕は僕でありたい
その邪念が世界を作る
なんて皮肉で
美しい世界だろう

2008/03/25 (Tue)
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