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阿修羅の部屋  〜 投稿順表示 〜


[132] Give something for the Pain
詩人:阿修羅 [投票][編集]

儚い願いに期待を寄せて


独り佇む記憶の窓辺





“変わらない”事など



在りはしなかったのに




薄れていく君を


記憶に繋ぎとめる術さえ知らなかった





“切ない”では


語りきれない程の哀しみの果てに



僕は、何を得る事が出来るのか






光を拒んだ僕の躰に



優しく、手を触れて欲しい。






“抱き締めて”を



云えない僕を理解して





上面でなく奥の、奥まで。




吐き出したい想いは数知れず



けれど




“変わってゆきたい”と思えたのは




君が居たから。

2006/10/26 (Thu)

[133] あはは。
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仮面、被ったまま


人には云えない、よね。




君と僕の。





笑える理由が何処にも無いだけ






だから無理して笑わない






感情がついて行かないのだもの






だからそっちは、仮面にお任せ。







笑わなきゃ、で反応するから






後は頼んだ







僕はしんどい。

2006/10/26 (Thu)

[134] それ
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途切れ途切れの

記憶の隅に

君を見つけた


掴んだ拍子に

崩れ去っていった

何かの塊



光は僕を

見つけ出してはくれなかった



闇の中、


ただ独り。



手を伸ばした先は

君との記憶



握り返してくれた

その手の正体は?


途切れ途切れの

記憶と

闇の中で


無我夢中で抱き締めた

それ、とは。

2006/10/26 (Thu)

[135] ごう ごう
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ちょこん、と座った窓辺


みしみし、音立てる何か




優しささえ、見当らなくなった





全て、闇へと消えて





儚かったのね



どうしてこうも




強くなれなかったかな





透明なカーテンはふわふわ




あたしの頬を撫でるけれど






どうして届かないの、って




なんども、なんども




泣いたっけ






どこからか口ずさみ始める




メロディーは



あたしをよわくさせるけど






いつだって



負けないでいなきゃ






貴方へ、届きますように

2006/10/26 (Thu)

[136] さむばでぃ へるぷ
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もう、わかれへん




どうでも良いわ





誰も頼る権利なんか無かってん







独りで生きてきなさい、ってさ








誰が云ったか知らないけどね






知ってることはもう





そろそろあたしの頭もやばいということ






今は誰も信じれない、わ






たすけて、をいえる勇気さえない

2006/10/26 (Thu)

[137] 皮肉
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消えゆく アスファルトの上




朽果てる 想いの欠片






貴方は愛してなど居なかった?






感情はとっくに失せてる





あはは、と哂ってるあたしが




ひとつやと思うなよ





哂ってることさえ辛い





呑み込んだことばは、心の果て






希望や何かが、本当、やと云うなら






どうしてあたしはここに居る?







優しさ、とか愛だけじゃ



救え無いこともあるのよ





って知っておいて

2006/10/26 (Thu)

[138] Deep down...?
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幾重にも、


重ねられたカーテンの中で




私は息をしている






何人も、立ち入ることなど




出来ないほどに






深く、深く。









君の声すら、




届かぬ程の濃い黒に塗られて








光、を入れるな





もう、抱き締めてなんて云わない






その所為で貴方が犠牲になるのなら








光は棄て、




独り、息を潜めていよう








泣きたい時は、ちゃんと泣くさ







哀しみが止まらない時は




私を頼れば良い







必ず、抱き締めるから








でも、触れようとは思わないで




貴方が離れていく事になる







何故か、は解らない





傍に居てほしい、のは




やまやまなのだけれどね







貴方を失ってまで




一時の悦びを





手に入れようとは思わないさ












貴方は微笑って居て、





それだけが救い

2006/10/26 (Thu)

[139] 
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傷付ける、事しか



出来ないのでしょうか





愛しい人程、






取り返しのつかない位








傷付けてしまう








ごめんね、では




済ませられない感情の果ては








僕の一体何を意味するというのか








後悔、が僕の中をぐるぐる巡る






けれど





助けて、なんて云える権利は無い。








ただ、傍に居たいだけなのに







頭の中がパンクしそうで





感情さえも上手く言葉にすることが出来ない








吐出すことも、



抜け出すことも不可能で







此処に居て、と





要らないなら捨てて、が








混ざり合って奇怪な音を立てる









傷つけたくないのに




ただ






傍に居たいだけなのに。

2006/10/26 (Thu)

[140] 我 参
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離れてった。



冷たい顔して






依存してたのが




情けなくなった、あの日







馬鹿らしくなった






そういうものだったのか、と





悟った瞬間








完全にはまった瞬間の







依存する心が、怖い







委ねた瞬間、解放たれる







貴方の憎しみは何







痛むんだ、心。








泣叫びたい衝動は





記憶の中へと押しやって








きっと微笑ってられますように








踏み出せない一歩





記憶が甦る







言葉でも、もうなんでも良いんだ







躰だけでも良い






必要として。







偽りの言葉だけでも、







僕に与えて。








哀れだって、仕方ないんだ






本当の愛、が欲しい。なんて









云う勇気さえ、








持ち合わせていないんだから

2006/10/26 (Thu)

[141] 忘れない、刻み付けて
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日々を、掘り尽して




想い出と記憶に苛まれ






縋ったモノにさえ





愛想を尽かされた







涙も出なかった、さ






ただ云えた事は




己が惨めで、哀れだってこと





嫌いで嫌いで仕方が無いってこと







誰かの好き、さえ




もう信じられない






きっと、離れてくんだ




ずっと、そう。






傷付く暇さえ、



与えてなどくれない程にはやく






そんな暇があるのならば




己を護る






そんな生き方しかして無い






己の底をはかり知っていないからこそ




怖い







何をするのか分からない








意思表示は、誰かを失う警告







失いたくない、と




想った瞬間、にはもう








もう君は居ない人

2006/10/26 (Thu)
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