ホーム > 詩人の部屋 > 阿修羅の部屋 > 投稿順表示

阿修羅の部屋  〜 投稿順表示 〜


[162] 某れしか無くて
詩人:阿修羅 [投票][編集]


「アイシテルよ」



簡単に、言ってしまえるんだね




「ズット、一緒ニイルから」




口約束なんか
破るのはたやすいだろ





見つめてくる瞳は

あたしを通り越して


本当はどこを見てるの





情事の間

口走る名は
あたしのそれではなくて


聞こえない振りして

決め込む演技は



唯々鮮明に

見つめたくない自分の感情を

浮き上がらせる



知らないふりして

抱かれていた


今の今までが

音を立てて
崩れていく



求められているのが

自分ではないのに


某処へ堕ちてゆく


あたしを赦して








貴方が好き



好き




好き

2007/06/03 (Sun)

[163] しゅうしふ
詩人:阿修羅 [投票][編集]

釘を

刺したい自らの
感情に二度と
浮かび上がる事が
無いように


あたしは何が
欲しい


君がいるなら

おかしくならないで

すんだものを






なんで誓いのとおり



愛し続けてくれなかった

2007/06/03 (Sun)

[164] Love me
詩人:阿修羅 [投票][編集]

俺を愛して


真剣に


紛う事無い瞳で


俺を捕らえて



心から愛してる

云って



あたしの心に

安心を



壁突き破るような

真っすぐを





怖がって

信じられない


あたしを許して




一晩中抱きしめていて


溶かして




愛して



また笑えるように

2007/06/11 (Mon)

[165] 不意に
詩人:阿修羅 [投票][編集]

泣きたくなるんだ

不意に


隣に誰も

いないこと



泣きたくなる んだ


涙は 流れないけれど




泣きたく なるんだ


崩れ落ちて 誰かの胸の中




眠れるまで、頭を撫でて






小さな携帯の明かりが


僕を照らす夜



いつも



泣きたくなるんだ



不意に

2007/06/12 (Tue)

[166] tell me
詩人:阿修羅 [投票][編集]

抱いてくれって


過分なく
不足なく


愛してくれって


溺れるくらい


息ができなくなるくらい


半殺しだって構わない



耳元でそれが

何度だって聞けるのなら




腕を与えてくれって



枕を抱くばかりじゃ飽きたよ





うつら、と眠りに落ちる瞬間



溺愛してるって


言ってくれよ

2007/06/12 (Tue)

[167] Be with you.
詩人:阿修羅 [投票][編集]

堕ちてゆくんだよ


どこまでも


そう 君が望むなら



触れれば、

僕のものであるような



しるしがほしいね







手放さないから

手放さないでよ





ここにいるだろ って



微笑ってよ

2007/06/12 (Tue)

[168] それで。
詩人:阿修羅 [投票][編集]

吐き出したら


止まらなくなるから


いい加減で



口を塞いでよ






あなたの口でだよ








すべて飲み込んで




後ろから優しく


抱いてくれたら、それで。

2007/06/12 (Tue)

[169] Sing a Song
詩人:阿修羅 [投票][編集]

鳥肌が立つ

くらい




伝えたい




あたしは今



歌いたい




叫ぶように


語りかけるように



吐き出すように





切り裂くように




歌いたい




歌いたい




歌いたい

2007/06/15 (Fri)

[170] Whose words
詩人:阿修羅 [投票][編集]

後悔


してくれてるのが







貴方で






ありますように

2007/06/22 (Fri)

[171] BLOODY..
詩人:阿修羅 [投票][編集]

這う其れ



濡れたからだで



交わす




滴が落ちる





零すように云った



言葉の欠片も



切り裂いた



届かないから






涙は流れない




消えないんだ





もう一度
抉ろうとした傷も



止まってしまった





泣けないんだ




けつえきを


綺麗な血液を
ください






紅にそめきれるような

2007/06/22 (Fri)
252件中 (161-170) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ... 26
- 詩人の部屋 -