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アイカの部屋  〜 新着順表示 〜


[60] トリップ
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ジョイントで
トリップするのさ

止めようとする奴は
逆吊りにしてやるさ

めぐる幻覚の中で
タイムマシーンを探してた。

めぐる幻覚の中で
ちぎれた指を拾ってた。

なんども注射を
打たれたから
医者は嫌い。

なんども私に
入ろうとしたから
貴方は嫌い

記憶喪失
処女喪失

忘れるため
忘れるためさ。

忘れるために
トリップするのさ…………。

2003/11/13 (Thu)

[59] サミーの踊り子
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不純
不健康
虚弱体質
息切れ

片手に絶望を持ち
アタシは踊る

あぁサミー
微笑む変わりに
お金を頂戴

酸素

風力発電

生きていく為に
お金が必要
安易に口ばしるが為

私は踊る
サミー…………
あぁサミー

2003/11/13 (Thu)

[58] 
詩人:アイカ [投票][編集]

白黒の道を歩きます。
私に信念などありません。

白黒の道を歩きます。
私に未来などありません。

机の上に散らばった薬
噛み砕いて食べてやる

2003/11/13 (Thu)

[56] 自転車の影
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1メートル先
雨が降っていました

ジーパンの裾は泣いていました

銀行の前には
自転車に隠れて
青い布にくるまれた
猫が倒れていて

そこにだけ
色の違う雨が降っているようで

途端
動けなくなる足を
右手で
何度も
何度も叩いたのです。
貴方の死様が
重なってしまうので…………
重なってしまうので…………
見たくはなかった。
見たくはなかったのに

2003/11/10 (Mon)

[54] 泣き時
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今、泣きたい時
今まさに、
涙を流すべき時

こんな時に限り
都合の悪い規則が私を縛るのだね。

人前で泣く事など
できません。

こんな時に限り
プライドという屁理屈が
私を縛るのだね。

私は強い。
強いのだ…………。
そう言い聞かす。

人前で泣く事など
できません。

2003/11/09 (Sun)

[53] 凍える大地に
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その光が目にしみて

僕は泣き叫んで
目を閉じたから、
今、貴方の姿も見えないと
わかってくれるだろうか?

僕にあの綺麗な空は飛べやしない
雨だってこの声じゃ呼べやしない

だけど
だけれど

二人でできる事
今にも凍えそうな
この大地に
二人で少しでも
水をまこうか…………

何もないと
悲しく笑う
貴方だから

せつないほど
美しい
貴方だから

これ以上
歩けないと言うなら
立ち止まり
この大地に
水をまこうか

2003/11/08 (Sat)

[50] 不足
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足りない物数えても
キリがない事分かってる。

歩いて
くたびれた靴を
しまっておきたい
そう思うだけ。

腐った歴史の上で
倒れた人影……

その背景を見ないふりしてたわけじゃないけれど
誰も私を見ないのは
なんで?
それでも笑って居られるのはなんで?

自分、壊れかけてるの知ってる。
背中焼けただれてるのも知ってる。

足りない物数えても
キリがない事………
分かってる。

2003/10/27 (Mon)

[49] 僕らの空
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見せかけの先週に
置いてきた過去の瞳

君が想うほどこの街は
綺麗なんかじゃないよ
知り得ないなら
知らなければいい
壁にぶつかって砕け散るまで
僕らに未来なんてない。

あの時本気で僕らの空の上だけが
永遠だと思ってたよ

電信柱の陰から
電線にぶら下がって
苛立ちを叫ぼう

ほら聞こえるはずさ
夜に噛みつく音が

くだらない世界には
くだらねぇって
いってやるよ。

2003/10/27 (Mon)

[48] 煌めく
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煌めく灯りは
少なくとも
私をあきらめはしないのね

吸いかけの煙草を
わざと落とした。

黒いアザを
わざと隠した。


この街は私に厳しすぎるのよ。

つぶやいた言葉は
快楽に満ちた空間を舞って

足跡を残すべく
最後の陰り見える日まで
不快に煌めく。

2003/10/25 (Sat)

[47] 滲み空
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歩き続ける事
私にはもうできない。
この場所で
ヒザをついて
崩れ落ちて泣く事

もうそれ以外できない。


色もなく
静かに滲む空

アタシは何処へ行った?
アナタは何処へ消えた?

意味のない事をつぶやいて
私は泣く事しかできない。

2003/10/23 (Thu)
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